競走馬主要血統表 および評価
2016クラシック世代(2013年産)
DDK TNBの持ち馬 を検討
2016.10 DDK答え合わせ
皆様のために、答え合わせ用白紙
DDK 持ち馬3頭 |
スピアザゴールド 2600万(一口¥65,000) 牡 出産時母;9歳
小回りを器用にまわりチョコンと差す競馬が得意である。 ディープインパクト産駒が苦手な中山コースへの適性が高い。 瞬発力勝負は苦手で平均ペース以上のレースが得意。重馬場やダートも得意。 芝の中距離以上を走るためには母の助けが必須である。 母キューティゴールドはあのステイゴールドの半妹で、 産駒ショウナンパンドラ(父ディープインパクト)が G1を制覇するなど繁殖能力の高い母である。 が、なぜかディープインパクトはそれ以降付けられていない。 なぜか。秘密は血統にあり、である。 母ゴールデンサッシュは「暴れ馬」ディクタスが主軸であるが 母側にノーザンテーストを引いており、 キューティゴールドの主軸フレンチデピュティの祖もまたNorthern D.系で 遠い祖先同士とは言え影響力は強い。 キューティゴールドの成績を見るとインブリード過多による体質の弱さが 勝てなかった原因とも推測される。 キューティゴールドのNorthern D.系が飽和状態だとすると、 この父の配合により 敢えてクロスを持たずにパワーの付加と体質改善を図ったのだろう。 体質面は明らかに改善しているはずだ。 問題はPrince RoseのクロスなどのSt. Simon系統が 気性面に悪影響を与えないかどうかだが、 ボトムラインのPrincely Gift系⇒Nas.系とのニックスによって 気性の前向きさへ導かれていると信じたい。 デビュー戦は緩々の仕上げで完敗。 気性の悪さも半端ではない。 強い馬はデビュー戦でたとえ負けたとしても それなりの素質を見せるものである。 これは道が遠そうな・・・ TNB氏の言っていた通り、ダート先行しかないかもしれない。がっかり。 4代前血統構成は■Phalaris8本 (うち■Turn-to系1本、■Northern D.系2本、■Nas.系2本、■Native D.系1本)、 パワーの異系1本、スタミナの異系2本、気性難の異系3本、零細血統2本。
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ココファンタジア 2400万(一口¥60,000) 牝 出産時母;8歳
体格は小さいがその気性の強さと瞬発力は一級品である。 こうして書くとなんとなくディープインパクトにも似ているが、 ディープインパクトの母側の血統に比べると Blandford - Fine Top Lyphard - ノーザンテースト などとちょっと垢抜けない、田舎くさい雰囲気になっている。 これがシャープな瞬発力や平均点に結びつかず 振れ幅の大きな種牡馬成績になっているのだろう。 母ココシュニックはちょっと乗り難しい馬で、 逃げるか追い込むかの極端な競馬しかせず 安定した成績を残せなかった。 おそらくは気性面に問題を抱えていたのだろうが、 スイートピーS5着などから推測すると 実は芝の中長距離に適性があったのではないか。 全弟ゴールデンハインドは芝の長距離で6勝しているし、 ココシュニックの適性を見抜けなかった厩舎が悪かったのでは。 父クロフネ、母父Seeking the Gold、母母父Danzig系までたどってみても 長距離を走りそうな因子は全くないのだが、 現実としてゴールデンハインドがいるのだから仕方ない。 前に行くだけ行って粘りこむアメリカン血統の底力なんですよ、きっと。 遺伝資質として、クロスしないPhalaris因子を7本も持っている。 繁殖として素晴らしい馬なのである。 やはりディープインパクトなら買い!だっただけに ステファノスの活躍は羨ましい限りだが この代用血統ともいえるステイゴールド、さらに牝馬がどうなのか? 気性がめちゃくちゃでも文句は言えないが スピード活性が強いのでめちゃくちゃ強いかも知れない。 つまり、ギャンブル性が強い。 ステファノスにも効いていたであろう、 Turn-to系のボトム活性に期待している。 4代前血統構成は■Phalaris11本 (うち■Turn-to系2本、■Northern D.系3本、■Nas.系1本、■Native D.系1本)、 パワーの異系2本、スタミナの異系2本、気性難の異系1本。
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レイリオン 2800万(一口¥70,000?) 牝 出産時母;6歳
1着入線後降着となった馬で 早熟性とスピードはかなりのものを秘めている。 LyphardとMill Reefの濃いクロスを持ち かなり柔らかい非力な馬だったのではないかと想像する。 Lyphardは日本の馬場にベストマッチ、 Mill Reefは日本の馬場にミスマッチと どっちが活きるかだが、 ここはボトムに入ったLyphardの頑張りに期待しましょう。 さてここにダイワメジャーである。 パワー・馬格の遺伝が大いに望まれる。 母の持つスピードを生かすためにはある程度の筋肉量が必要で 標的は春のマイル、とくれば この配合に間違いありますまい。 ノーザンテーストでLyphardの血を賦活している点も好感が持てる。 4代前血統構成は■Phalaris9本 (うち■Turn-to系1本、■Northern D.系4本、■Nas.系2本、■Native D.系1本)、 パワーの異系5本、スタミナの異系2本。
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TNB 持ち馬4頭 |
シュペルミエール 4000万(一口¥100,000) 牡 出産時母;9歳
体格は小さいがその気性の強さと瞬発力は一級品である。 こうして書くとなんとなくディープインパクトにも似ているが、 ディープインパクトの母側の血統に比べると Blandford - Fine Top Lyphard - ノーザンテースト などとちょっと垢抜けない、田舎くさい雰囲気になっている。 これがシャープな瞬発力や平均点に結びつかず 振れ幅の大きな種牡馬成績になっているのだろう。 上に書いたもののと全く同じなのだが、同じ父だから仕方ない。 ヒカルアモーレは2勝、 クロフネ産駒に見られる牝馬のマイル瞬発型かと思わせておいて 一本調子のダート逃げ馬だったという、平凡な馬である。 兄グランデアモーレは一度も一番人気を背負わずに4勝、 準OPまで格を上げており 母への低評価を父次第では訂正することになるかもしれない。 グランデアモーレの父ネオユニヴァースは 頑健さと固さを遺伝する種牡馬で 母側のCaro系と相性がいいのかもしれない。 臆病さばかりを強調しているが Fairway系のクロスもスピードを補完しているといえる。 さて、父ステイゴールドの本馬はいかがだろうか。 Teddyを始めとしたパワー系が少なくなっているものの Prince Rose系-Princely Gift系のニックス効果があり Princely Gift系によりCaro系を強調する効果もある。 申し訳程度のN. D.系のクロスはあるが、 スピードの供給元はNas.系で瞬発力不足は仕方ないか。 やはり最終的には活躍の場が砂になりそうだが、 そうだとするともっと「固い」種牡馬のほうが 良かったのではなかろうか。 4代前血統構成は■Phalaris9本 (うち■Turn-to系1本、■Northern D.系2本、■Nas.系3本)、 スタミナの異系3本、パワーの異系1本、気性難の異系2本、零細血統1本。
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アジュールローズ 2600万(一口¥65,000) 牡 出産時母;11歳
産駒はそこそこ優秀に走っている。 早熟かと見せかけて二峰性に成長するのが特徴で これは父ヴィクトワールピサの特長とも一致している。 Caroとネオユニヴァースの血なので体は固くなりそうだが なんとか中距離くらいまでは走れそうか。 ボトムラインのNas.系も結構主張しそうなので スピード持続型に出るのではないかと思われ、 とするとダートが主戦場になるのか? もしCaerleonがそれらの主張を消せるほどに頑張れれば 芝での活躍もありそうだが・・・ 見てみないことにはわかりません。 4代前血統構成は■Phalaris9本 (うち■Turn-to系1本、■Northern D.系4本、■Nas.系2本、■Native D.系1本)、 パワーの異系5本、スタミナの異系2本。
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レイリオン DDKの項参照 |
ルドルフィーナ 1500万(一口¥75,000/200口) 牡 出産時母;10歳 ※ユニオンオーナーズクラブ
父スペシャルウィークですから仕方ありません。 この事故で大きく競争能力が削がれたので 産駒には改めて期待したいところ。 で、頑健といえばこの父シンボリクリスエス。 やや鈍足になりそうなところを Hail to Reason系のクロスの多さで補っていますが 怪我のリスクと併せてその補強に無理はありませんか? 慎重に経過を見たいところではあります。 瞬発力不足は付いて回るかもしれませんが、 逃げのホワイトマズルもいますし もう逃げの一手でいいんじゃないでしょうかね? え、そんな単純に決めるなって? 4代前血統構成は■Phalaris10本 (うち■Turn-to系4本、■Northern D.系2本、■Nas.系2本、■Native D.系1本)、 パワーの異系3本、スタミナの異系2本、気性難の異系1本。
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