因幡丹後 天へ翔ける橋①
~砂丘から天橋立へ~
 


2013年 4月27日 午後3時


の前に、



大江山 行く野の道の 遠ければ
まだふみもみず 天橋立
@小式部内侍 by 百人一首

訳すると、
天橋立ってのは
まだまだ遠いから見にいけないね!

ってこと。
(そんな単純な内容の歌じゃないので
真意を知りたい人はこのページ以外で調べてね)


全国制覇、全県踏破だなんて
ぶち上げたものの、
ここからが大変だってことは
よくわかってます。

西日本遠いンだよマジで!!


今年2013年からは、
老いた相棒とともに
さらに過酷な旅が・・・(泣


2013年 4月27日 PM3:00
休み前の仕事は苛烈ではあったが、
このあとの旅を考えれば
気分は遥か向こうを駆けていた。

早上がりを心で詫びつつ
午後3時に出発

今回は

で、西を目指す。


久しぶりのツーリングで
テンションは
モリモリ上がっていた、 のだが。

・・・さっきまで職場で見ていた青い空。
窓辺で感じたうららかな春の午後。

こんなことになるとは
想像もつかなかった
イヤな予感はしていた

私とVmaxは嵐の真っ只中に居た。
谷間を吹き抜ける
暴風
前後左右上下から
間髪入れずに襲いかかってくる。

これは あの
「2011台風上陸の日にバイクで帰った」
以来の暴風との戦いだった・・・
ここでは割愛する


暴風でなぎ倒されたとおぼしきバイクが
ドナドナされていく光景が  
しかも2台
2台とも隼君

(参考;ドナドナ)
フルカウルで軽い車体じゃ
横風にはひとたまりもありませんな

こっちは
重い車体重い操縦士
こういう時は 
我々は強い!!
でも 怖い マジで

山あいの新東名を抜け、今度は

爽やかな海風を浴びることに


(参考)
名港トリトンをくぐり、
左から風に殴られ
右レーンに飛ばされた

 御在所SAで休憩。
ここまで3時間。

風がどうだとか言ったって
凄くいいペースです。

サビが目立つアルミパーツを
塗装してみました


自分撮りブンブン


各地に散るツーリング野郎たちで混雑

夕方になり、ようやく暴風域を抜ける

ここからはさらにペースは速い

吹田SAまで一気に到着
現在午後7時。(出発から4時間)


奥のオレンジ色のCBRが浜松あたりから
同じペースで付いてきていた。
暴風と距離を乗り越えた、同志よ!
宇都宮ナンバーでしたので、
私よりツワモノの可能性が・・・  ぜひ良い旅を)
気がつけば前回の滋賀を越え、
さらに西の踏破ラインを伸ばしたことになる。
ああ・・・ なんていうか・・・

ハラ減った・・・


たこ焼きに後ろ髪を引かれつつ、出発

本日目標の神戸まで、あと40km。
グルメと夜景の神戸ナイトがそこに待っている、
はずなのだ。


同日 PM7:40
着いた。
神戸には 着いた。


あのポートタワーの近くのホテル、なのだが。


ここで行き止まり。先は海。
迷った・・・

が、頼れる知能”I-Phone”ちゃんのナビで無事到着。
一本先の道路だった


ホテルからの夜景
高速を光が流れています 美しい
マンション張り込みに絶好のポイント

疲れを癒すよりも先に

晩飯!神戸元町中華街へ

夜8時という時間が悪かった
狙っていた「ぎょうざ坊」は本日終了
「鶴のひとこえ」は満席で
一人では待っていられなさそうな雰囲気
目線が痛い

腹ペコに勝てず、中国人の客引きに誘われて
そこらの店に入店
後のチェックで食べログポイント2.9

量が食えりゃいいや とサービスセットを注文

味は
中の下くらい
サービス価格なので文句は言えないが、
すぐそこのカウンターで
店員が中国語で
ダベっているのは
正直 いただけない。
まあ、ここのハズレは
想定内なんで いいんですけど


せめて小籠包は・・・の願いも空しく。
肉汁 0ml

食事を終えて店を出ると、
さらに周りが暗くなっている。
この時間には露店も閉めてしまうらしい。

あの食事で神戸を語るのは寂し過ぎる。
閉まりかけの露店街をプラついてみる。

と、

こういうので良いんじゃないっすかね
旨そうじゃないですか!

 
豚まんとトンポーローまんを購入
豚まんは八角を利かせた本国の味、
トンポーローはホロリと崩れる甘い肉。
いいですねぇ!

と、一人満足し、

中華街をあとにする。


さて。
宿に戻る前に、
夜景を観に行こう。
せっかく神戸に泊まってるからネ


観覧車。照らされる客船。


シンボル・神戸ポートタワーを真下から。


溢れ出るリア充ども。
爆hat・・・
(ピントがずれてますが精一杯のアピールです)

もう
カップルを批判したりはしない。

僕はもう一人じゃない

こんな旅を続けているのは
わがまま極まりないですけど ごめんちゃい



むわっとした夜の熱気に
どうやら蒸されてしまったらしい。
宿に戻って明日に備えることにした。
 
②目指すは砂丘
   

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