~競馬遠征記~ 全国見聞録
厳冬期遠征 小樽編③
~地獄から地獄へ~
小樽駅
2010 12月12日
今日は寿司だ。
小樽の寿司を食うんだ。
と、I君とともに向かうが、
吹雪。
廻らない寿司は初だというI君。
鮭のあら汁とともに10貫を頂く。
やや少ない。
よし、ちらしも行くか。
豪華。
ただし、腹の容量ギリギリでした。
危ない危ない
寿司は美味しかった。
のですが、
隣の席のタバコ野郎で全てが台無しに。
食い物屋でタバコ、
香りを楽しむ寿司でタバコなんて、
舌も頭も腐ってるんじゃないかこの野郎
I君もゲンナリしていた。
本当に申し訳ない。
分煙できてない寿司屋なんて2度と来ないよ!
しばらく小樽の街を歩くことに。
吹雪が容赦ない。
顔が凍っていく…
小樽運河。
現在 -3.3℃
これはこれで地獄の光景かも…
土産にワインを買ったあと、
駅に戻る……途中で、いかにもI君の好きそうな博物館が。
参考
参考
寿司屋でタバコにやられて以降
しょんぼりしていたけど、
突然目が輝き出すI君。
旧日銀小樽支店跡を、資料館にしてるそうです。
一億円を持ち上げてみよう のコーナー。
重いッ、重すぎるッ
やはり風呂に浮かべて
「わっはっは」とするに限る!
実現は不可能ですかね…
I君、この旅行で一番のヒットだったらしく、
「ここに彼女を連れてきてウンチクを垂れたい」
「なぜ隣にいるのが先輩なんですか」
と、妄想に浸っていた。
俺はポカンとしていただけでした…
ここから土産を買って、
東京に帰ったのです。
I君は「疲れた…」とつぶやいていました。
が、小話をいくつか。
小話①途中下車事件
北海道の寒さにやられ、
I君の膀胱収縮がハンパないことに。
小樽→千歳間で、
いよいよ我慢できなくなったと言い出し、
千歳の一駅前で
まさかの途中下車。
土産を買う時間が20分減少という。
だが、なによりトイレに間に合ってホントに良かった。
小話②PSP消失事件
札幌発の飛行機が飛び立つ前に、
PSPの電源をオフ。
さてベルトをして、
体にかかる適度なG。
ん?PSPどこに行った?
手すりに置いといたはずだが?
手すり??
後ろの席の人から声をかけられる。
「椅子のすき間から
銀色の物体がものすごい勢いで
後ろにすっ飛んで行った」
とのこと。
それ、俺のPSP……
「ちょ……」爆笑のI君。
乗務員さんに状況を小声で伝える。
「わかりました」と小声で答える乗務員さん。
隠密に頼みますよ。
しばらくのあと、
「見つかりましたよー!」
まさかの大声&ガッツポーズで帰ってくる乗務員さん。
高々と掲げた手には俺のPSP
まさかの羞恥プレイ
いい大人が恥ずかしすぎるだろ……
終盤にこんなイベントが待っているとは、
と終始爆笑のI君と、縮こまる俺。
UMDが外れていたら、
俺のドリクラがバレて
さらに恥ずかしいところだった
小話③ 適当予想が炸裂事件
I君が土産を選んでいる間、
あぁそういえば今週阪神JFだったな と思い出す。
TNBはホエールキャプチャとか言ってたっけ。
俺はレーヴディソール。
この組み合わせから+5頭くらい買っておくか。
デムーロが乗るのか。
ソング産駒はマイラーだと思うんだよなぁ
と、3連複を1点1000円で10点買う。
レースは飛行機で飛んでる間に決着ついた。
まさかのドンピシャ決着。
+8万以上とかマジですか。
この旅行の費用と土産代を稼いでさらにプラスが出た
というメデたいお話でした。