～競馬遠征記～ 全国見聞録
有馬記念 中山最上階編
～今年一年もやっぱりアツかった～
↑本日の殊勲者 ありがとうございました！
２０１３．１２．２２ ＡＭ４：３０
昨日飲んだ酒が良い具合に効いていた、
はずなのだが、けたたましい携帯の「出走ベル」に
無理やり起こされてしまった。
誰だよ こんな夜中に。
「おうい 朝だぞう」
低く、不機嫌そうな声が耳に響く。
「もーにんぐこーる だぞう」
「遅刻は今度こそ許さねぇ ぞう」
あ あいつ先輩か
ようやく脳の回路が繋がった。
今日は奴先輩はボクのチケット待ちだった。
でも、６時の新幹線に乗ればいいのだから
まだ寝ていてもいいだろう。
ナマ返事をして電話を切り、
ボクは再び綿雲の眠りについた。。。
同日 新小岩ホテル
朝食を済ませ、中山競馬場へ向かう。
時間には余裕がある。
いくらこちらが急いでも、
ヤロウ相棒のチケットがなければ
いつものモミクチャ記念と同じだ。
もーにんぐこーる もかけたことだし、
ちゃんと今日は定刻に来てくれるだろう。
中山競馬場は歴代有馬記念のパネルが飾ってあった。
秋古馬３冠したにもかかわらず
ダービー勝てなかった事をいつも叩かれるゼンノロブロイ
無敵の３冠馬なのに凱旋門完敗、
あげく禁止薬物だとか言われていまだに批判されるディープインパクト
いやー、
よくこんなパネル作るよね ＪＲＡ
人気投票第１位 は！
マイラーなのにちゃっかり滑り込んだ３着の
ダイワメジャーさんが受賞です！
最近のヤツばっかじゃないっすかね・・・
自分が見た中で挙げるなら、
負けた武豊＠ディープの頭から
俺の手が生えた！ の２００５年でしょうかね。
もうゴール前を獲りに行く気力もないでしょうけど、
ハーツクライの乗り方は最高だった あと、バルクね
例年のようにカレンダーを買い、
混みあう通路をすすむ。
有馬記念。
競馬ファンの暮れの祭典、
私が骨折しても国家試験前であっても
通い続けた舞台である。
１０年目にして去年、それが途絶えてしまったことは
痛恨の極みであるが、
まあ、それを言うとイロイロ問題があるのでゴニョゴニョ
それにしてもヤツは来ないのか
まさかちこｋ・・・
と考えたその瞬間、カメラのレンズが
その大柄な姿を捉えた。
よくぞ間に合った！心の友よ！
（ここで遅刻して入場できなかったら
一生言われるだろうからな・・・と思い、
生涯で３本の指に入る根性の寝起きだった
と、彼は後に語ったという）
今年のダービー※は、推定２０倍以上の確率をくぐりぬけて
このＤＤＫが最上級Ｓ指定席の抽選を射止めたわけですが、
この冬はなんと！
ＴＮＢ君が指定席抽選を射止めてくれたのであります！
しかも、泣く子も黙る、
ゴンドラ２階席！！
※テレビ中継でＶＩＰが顔を出してくる最上階席※
であります。
このダブルラッキーは、たぶん、もう、一生ない。
意気揚々と最上階へ向かう。
最高だぜ相棒。
ゴンドラ自体は何回かは来たことがあるが
下界の混みっぷりを見れば
この余裕は至福でしょう。
昼から一歩も動けなかった年もあれば、
汚いおっさんと小競り合いになった年もあった。
凍えてちょっとお花畑が見えた年もあれば、
パドックに行ったら
メインレースまでにに戻って来れなかった年＠ＴＮＢ
もあって・・・
有馬記念はドラマなのだ。
隣で、良い表情のＴＮＢ。
有馬記念で笑顔が出たことがかつてあっただろうか。
さて、着いたことで安堵してしまったが、
ここからは競馬である。
ここはいっちょ勝負と行こうじゃないか
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・・・俺の三連複が当たらないのは
まあ いつものこと なんだけど、
ＴＮＢがやたら調子が良い
「１０年で一番じゃないっすかね」
マジかよ！
昼飯休憩。
下界もそれほど混んでいない。
ここは名物 モツ煮込みと山盛りポテトを
汁物＆小鉢に選択。
忘れていた。
ゴンドラ席で
カツ丼を頼んでいたんだった
うーん、
カロリーが物凄い事に・・・
まあ、気にしないけどね
むさぼり食いながら
新聞とにらめっこしていると、
正面のご夫婦から
「みかんをどうぞ」と差し入れが。
差し入れ と言えば みかん。
ありがたくいただきます。
ただ、膨れた腹がシャツの隙間から
モロ見えだったと思います。
非常に不快な思いをさせてしまい、
ＤＤＫ、ＴＮＢとも
この場をお借りしてお詫び申し上げます。
ちょっと寒いなと思っていたら
これです。恥さらし。
いやー 食ったなぁ と
食い疲れしているところに、
ＤＤＫ注文の（頼んだっけ…？）
しっかり頼んでましたよ by ＴＮＢ
ソーセージ盛り合わせが登場
うん、いつものことだけど、
過量発注ですね。
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今日何しに来たんだろう 俺。
と、快進撃を続ける隣の坊主を眺めながら思う。
１５番人気の単複を
ピタリと当てるとか、
すげーな相棒
帰り気をつけろよ
さて、冬の太陽が早くも傾いてきたころに、
第５８回 有馬記念である。