キャロット2018募集馬 血統表および評価
(2018年産)

2019年度キャロット募集馬の血統評価

!主観的な評価にすぎません!
どこかのサイト様の想定を参考にさせていただいております。
母高齢は(例外を除いて)評価していません。
牝馬評価はいくつかのサイトを参考にした「薄っぺら」です。

クラブから転載許可を戴いております。

←検索バー


ディープインパクト産駒
 

ヒストリックスター18
- -
出産時母;13歳

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
(■Pharamond/2)
(■Teddy/5)
(■Hyperion/3)
Alzao Lyphard
(■Sir Ivor/1)
Busted
(■Fair Trial/4)
ヒストリックスター ファルブラヴ Fairy King Northern Dancer
(■Hail to Reason/1)
(■Seattle Slew/1)
(■Ribot/2)
トニービン カンパラ
(■Hyperion/2)
Northern Dancer
(■Tom Fool/1)

血統評価
/

母ヒストリックスター
 アドマイヤベガ・ボス・ドンの3兄弟のあとの妹で、未出走。サンデー系をつけなくなったあたりから牧場の「メスが出たら即繁殖」の意図が感じ取れる。母として名牝ハープスターを輩出し、期待通りの仕事は終えた。次の仕事?知りませんよそんなこと。

母父ファルブラヴ
 活躍馬が牝馬とセン馬に偏るヒロイン血統で北海道シリーズなどの深い芝を得意とするパワー型。暑さにも強い。反面、スタミナに乏しく短距離向きの馬が多い。母側に入っても牝馬の瞬発力への影響が強い。

母母父トニービン
 広いコーナーと長い直線ならば大得意の底力血統。タイトなコーナーや急坂はやや苦手。一瞬の加速というより持久力に優れ、競り合う根性も併せ持つ。さらに、これらの遺伝力が高い。大舞台で必須の血。(▲Point Dutyの基点になる。)

▲牝系アンティックヴァリュー系 F9-f
 ベガ牝系とも言われ、ノーザンファームが世界に誇る金脈牝系である。近年ではベガとは別の枝からサトノノブレスが出てベガのみならず金の産駒はまだまだ出そうな予感。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 ボトム活性 3:1分配

 


トータルヒート18
出産時母;7歳 母優先

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
(■Pharamond/2)
(■Teddy/5)
(■Hyperion/3)
Alzao Lyphard
(■Sir Ivor/1)
Busted
(■Fair Trial/4)
トータルヒート Street Cry Machiavellian Mr. Prospector
(■Halo/1)
(■Fair Trial/3)
(■Riverman/1)
Unusual Heart Nureyev
(■Phalaris/6)
(■Seattle Slew/1)
(■Hyperion/5)

血統評価

母トータルヒート

母父Street Cry

母母父Unusual Heart

▲牝系系 F22-a
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 ボトム活性 3:1分配
 


 
 キングカメハメハ産駒

ラドラーダ18
- -
出産時母;12歳 母優先

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
(■Nashua/1)
Nureyev
(■Graustark/2)
ラストタイクーン トライマイベスト
(■Mill Reef/1)
(■Tourbillon/4)
(■Nijinsky/2)
ラドラーダ シンボリクリスエス Kris S. Roberto
(■Princequillo/1)
(■Seattle Slew/1)
(■Tom Fool/3)
Seeking the Gold Mr. Prospector
(■Tom Fool/2)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
 
血統評価

ラドラーダ14の評価  ラドラーダ15の評価  ラドラーダ16の評価

母ラドラーダ
 3歳1月から11月までは鋭い末脚を駆使して8戦マイル近辺で全て連対だったが、休養明けの古馬では別馬のような惨敗。母母レディブロンドから引き継いだ花火血統なのか。スピードと早熟性の遺伝が強いとはいえ急な弱体化は不自然で、肉体の衰えというよりは気性難、精神薄弱と捉えたい。

母父シンボリクリスエス I:0
 父は欧州芝に適性が高い。母は米のダート重賞馬。2度の有馬記念はどちらも見ても驚異的なパフォーマンスでスピードとパワーを磨き上げた「中山Roberto」の真骨頂だった。残念なことにスピード遺伝能力は低く産駒は鈍重さが強調されることが多い。と思っていたら、そうでもないらしい。強い馬はとことん強くなる。気まぐれな一発屋である。

母母父Seeking the Gold
 自身はアメリカのダート中距離G1を2勝。特筆すべきは種牡馬成績で芝ダートの短~中距離まで世界規模の能力を持つ産駒を乱発したことだろう。■Mr. Pro.に■Buckpasserでニックス配合なのでスピードの付与と母側を支持する補助血統となっている。

▲牝系Highclere系 F2-f
 日本のトップをひた走るディープインパクトの直系。だがサンデーサイレンスとの配合以外では短距離系種牡馬との相性が良く持続力や根性というよりは一瞬の瞬発力を持った血脈ではないか。勢いど真ん中なので高いスピード活性は間違いない。
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配

 
  
クルミナル18
- -
メス 出産時母;6歳 母優先

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
(■Nashua/1)
Nureyev
(■Graustark/2)
ラストタイクーン トライマイベスト
(■Mill Reef/1)
(■Tourbillon/4)
(■Nijinsky/2)
クルミナル ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
Candy Stripes Blushing Groom
(■Lyphard/1)
(■Nashua/2)
(■Swinford/7)
 
血統評価

母クルミナル
 当時ゴールドシップを擁し超名門といわれた須貝厩舎の一員で、OP勝ちのあとに桜花賞2着、オークス3着の実績を残した。桜花賞は強い先行馬に離されたダンゴ入線だったが、オークスは長い直線の叩き合いで桜花賞がマグレでなかったことを証明した。瞬発力とスピードが両立しているが、脚の脆弱性が気になる。

母父ディープインパクト I:-1 L:+1
 ■サンデーに■Lyphardを付加した瞬発スピード型で末脚を活かすスローペースからある程度のミドルペースまでこなす万能種牡馬。最高速と持続力を求められる短距離だけが鬼門だが、それすらも牝系の力を借りられれば克服が可能。母父としての結果はまだ出ていない。牝馬の活躍馬が多いのは母父Alzao譲りであるといえる。

母母父Candy Stripes M:-
 代表産駒はInvasor、Leroidesanimauxなどでスピード型のダート中距離馬である。重苦しさのない鋭い加速はその母バブルカンパニー、さらには母父Lyphardの影響を強く受けていると言える。ダート瞬発戦向きのBlushing GroomよりもLyphardの遺伝を引き継いでいると考えたほうが良さそう。

▲牝系Lady Elizabeth系 F8-j
 F8号族は近年大爆発した系統でヴィクトワールピサ、オルフェーヴルなどの日本競馬を代表する中距離馬からグランプリボスやローブティサージュと言った短距離快速系まで幅広い活躍を見せている。快速系寄りの血統だが急坂への適応力があり特に中山を得意とする。
 が、F8-j系はその中では亜流で短距離馬タニノマティーニ程度の活躍馬しかいない。
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配

 

サンブルエミューズ18
- -
メス 出産時母;8歳 母優先
 
キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
(■Nashua/1)
Nureyev
(■Graustark/2)
ラストタイクーン トライマイベスト
(■Mill Reef/1)
(■Tourbillon/4)
(■Nijinsky/2)
サンブルエミューズ ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■ノーザンテースト/1)
(■Spy Song/2)
フレンチデピュティ Deputy Minister
(■Prince John/3)
ダンシングブレーヴ
(■Never Bend/2)

血統評価
 
母サンブルエミューズ
 最後方からの奇襲で勝った芙蓉S、騎手の失策による凡騎乗で終わった阪神JF、果敢な先行で粘ったフェアリーS。再び玉砕覚悟で挑んだ最後方からの桜花賞の末脚。燃え尽きたように見せておいて復活勝利した5歳春。この馬が競馬の楽しさを全て教えてくれた。馬券を見るのではなく、馬そのものを見るという真の楽しさを教えてくれた、DDKの恩師である。
 客観的に見れば、スタミナが少なくトップスピードも一線級には足りず、中山をパワーと瞬発力で勝利した経歴と言える。父ダイワメジャー的であり、母母キョウエイマーチ的でもあった。そしてなにより、怪我無く競争生活を終えたその健康度が非常に魅力的である。足りない部分は父側から供給したい。■Lyphardの瞬発力と■Spy Songのパワーを存分に受け継いでいると言える。

母父ダイワメジャー M:+1 I:0
 他のサンデー産駒の瞬発力を持たないかわりに、先行力と持続力を生かした横綱馬である。マイラーである、という評価は私は認めない。宝塚記念でも有馬記念でも、彼は堂々と戦い続けた偉大なチャンピオンホースだった。
 疾病から復活した戦歴は牝系Your Hostessの歴史をなぞるもので、ノーザンテーストの影響もあって早熟性と成長力に富むはずだ。何より、馬力の要素を秘めるので配合が良ければあっさり母父ディープを逆転できる可能性を持っていると信じている。
 ここまで褒め称えておいて何ですが、遺伝的には短距離です。

母母父フレンチデピュティ
 単一ではモコモコしたキレないバテないダート血統だが血統図に入ると骨幹強化、パワー付加と■サンデーの弱点を補う補佐になる。その素因は■Pr. q.、■Fair P.といったPhalaris以外の補助系統を多く含んでいるためだろう。■ディープインパクトとの和合性は府中で真価を発揮するニックスとして認知されており、同じく■N. D.仔系統の■Storm Catと比較してもパワーに勝るこちらにトレンドが移行しつつある。

▲牝系第一シュリリー系 F7-d
 浦河に輸入された牝系。この系統クインナルビーの血を引くオグリキャップが日本中のファンを虜にした。他にアンドレアモン、キョウエイマーチといった中距離馬を出しているが特筆すべきはその根性、闘争心だろう。成績が安定しないが時に大爆発する系統といえる。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配

 

アヴェンチュラ18
- -
出産時母;9歳 母優先


キングカメハメハ
Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
(■Nashua/1)
Nureyev
(■Graustark/2)
ラストタイクーン トライマイベスト
(■Mill Reef/1)
(■Tourbillon/4)
(■Nijinsky/2)
アヴェンチュラ ジャングルポケット トニービン カンパラ
(■Hyperion/2)
Nureyev
(■Hyperion/5)
サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
El Gran Senor
(■Caro/1)

血統評価
/
アヴェンチュラ15の評価  アヴェンチュラ16の評価
/

母アヴェンチュラ I;0
 2歳で骨折、半年後の復帰戦から秋華賞まで3連勝を飾った彗星のような名馬。この配合でフサイチホウオー、トールポピーも活躍しているが全て最後は故障引退だった。骨の弱さとスピードの両方を内包する。

母父ジャングルポケット L;+1
 ダービー、ジャパンカップと東京で大活躍した名馬。JCでハイペースの持久力勝負を勝ちきったのはさすがトニービンの血で、ハーツクライにも同じことが言える。豊富なスタミナを遺伝しハイペースに強い馬を出す。産駒は中央の大舞台に強い上になぜかローカルの小倉や新潟でも強い。

母母父サンデーサイレンス I:+1
 言わずと知れた大種牡馬。この血が入っていることが日本競馬の基本となる。血が入っていてゼロ基準、入っていないならマイナスの評価。

▲牝系Moonmadness系 F1-p
 コンスタントに重賞活躍馬を出し、衰えのない血脈。当系統のムーンインディゴのほかにもミュンシー(天皇賞春3着のストラタジェムの母)が出ている。中長距離での活躍馬が多い分枝でスタミナに富む牝系と変化を遂げている。
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性難・爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配
 

シシリアンブリーズ18
- -
メス 出産時母;10歳 母優先

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
(■Nashua/1)
Nureyev
(■Graustark/2)
ラストタイクーン トライマイベスト
(■Mill Reef/1)
(■Tourbillon/4)
(■Nijinsky/2)
シシリアンブリーズ ゼンノロブロイ サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/5)
(■Mr. Prospector/1)
(■Icecapade/2)
Classic Go Go (■Fairway/4)
(■Never Bend/1)
Icecapade
(■Roberto/1)

血統評価
 
シシリアンブリーズ15の評価
 

母シシリアンブリーズ
 短い競争生活ながらオークスにも挑戦し、一応夢を見させてくれたクラブ馬。クロフネの半妹という能力は全く見せなかった。産駒ヴァルディノートが堅実に走っている。

母父ゼンノロブロイ I:0 L:0
 ■サンデーはいいにしても■マイニングは早熟のスプリンターでどこに古馬グランドスラムを達成するような優れた資質を持っていたのか、今でも不思議な血統図である。■サンデーに▲類サンデーを掛け合わせた相似の濃縮配合なので突然変異的な活躍だったのだろう。瞬発力、先行力ともに凡庸で遺伝力が弱め。「レースをやめてしまう」というやっかいな気質が伝わりやすい。

母母父Classic Go Go
 アメリカの条件戦勝利のみ。繁殖成績も大したことは無くクロフネのみの一発屋。そのクロフネもフレンチデピュティにスピードを乗せたという印象が強く、結局■Fairwayの補助血統ということか。

牝系ブルーアヴェニュー牝系 F2-r
 種牡馬クロフネを出したほかに目立った活躍馬はいない。同族全体を見渡してようやくキストゥヘヴンが居る程度である。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配



 
ロードカナロア産駒

フロアクラフト18
- -
メス 出産時母;8歳 母優先

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
Storm Cat Storm Bird
(■Secretariat/1)
(■His Majesty/1)
(■In Reality/1)
フロアクラフト フジキセキ サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
Le Fabuleux
(■In Reality/1)
Halling (■Sharpen Up/1)
(■Nijinsky/2)
Fairy King
(■Red God/2)
 
血統評価
/

母フロアクラフト
 厩舎独特のメンコを纏い徹底先行策で32戦を戦い抜いた名牝。大崩れしなかった気性の良さと体質の良さはさすがリッチダンサーの素養といったところで距離融通も利き最後までスピードは衰えなかった。これだけの名牝にもかかわらず募集時の価格は安価で、この素質を見抜いていた目利きの会員様は母としての仔出しにも期待しているにちがいない。

母父フジキセキ M:-1
 ■サンデーに■Le Fabuleux、■In Realityと気性の難しい暴走系の配合で短距離に強い産駒を多く出す。ギアが少なく瞬発戦は苦手だが、逆に短距離の他にダートも得意でさらに成長力もある。

母母父Halling L:0
 中距離G1を2勝、欧州最優秀賞を獲った経歴がある先行一筋の馬鹿頑固屋血統で中長距離を楽々走りきれるスタミナが自慢。

牝系Sphinx系 F2-e
19世紀半ばの同族始祖付近まで辿っても目立った活躍馬がいない。NHKマイルCを勝ったロジックが同族唯一のG1馬である。当馬はその枝からも遠く、牝系先祖の力は期待できない。

期待値 距離 16
傾向 パワー 気性
瞬発 成長
持久 爆発力
速度 ■■■■■■■■■
持久
馬力  
爆発
零細 □□
クロス 全兄弟クロス
Fla=Oma
牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配

 
 
バウンスシャッセ18
- -
メス 出産時母;7歳 母優先

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
Storm Cat Storm Bird
(■Secretariat/1)
(■His Majesty/1)
(■In Reality/1)
バウンスシャッセ ゼンノロブロイ サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/5)
(■Mr. Prospector/1)
(■Icecapade/2)
Halling (■Sharpen Up/1)
(■Nijinsky/2)
Fairy King
(■Red God/2)
 
血統評価
/

 

母父ゼンノロブロイ I:0 L:0
 ■サンデーはいいにしても■マイニングは早熟のスプリンターでどこに古馬グランドスラムを達成するような優れた資質を持っていたのか、今でも不思議な血統図である。■サンデーに▲類サンデーを掛け合わせた相似の濃縮配合なので突然変異的な活躍だったのだろう。瞬発力、先行力ともに凡庸で遺伝力が弱め。「レースをやめてしまう」というやっかいな気質が伝わりやすい。

母母父Halling L:0
 中距離G1を2勝、欧州最優秀賞を獲った経歴がある先行一筋の馬鹿頑固屋血統で中長距離を楽々走りきれるスタミナが自慢。

牝系Sphinx系 F2-e
19世紀半ばの同族始祖付近まで辿っても目立った活躍馬がいない。NHKマイルCを勝ったロジックが同族唯一のG1馬である。当馬はその枝からも遠く、牝系先祖の力は期待できない。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配

 

ディアデラノビア18
- -
出産時母;16歳高齢 母優先
 
ロードカナロア キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
Storm Cat Storm Bird
(■Secretariat/1)
(■His Majesty/1)
(■In Reality/1)
ディアデラノビア サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
(■Pharamond/2)
(■Teddy/5)
(■Hyperion/3)
Potrillazo (■Good Manners/1)
(■Bull Lea/4)
(■Raise a Native/1)
(■Fairway/3)

血統評価
 母高齢、過去の産駒を読んで欲しい。
ディアデラノビア14の評価  ディアデラノビア15の評価  ディアデラノビア16の評価

母ディアデラノビア
 早期完成、鋭い瞬発力、さらに成長力と多くの武器を備えた名牝で重賞でも名勝負が多数。差し損ねはあっても大負けが少なく長らく堅実な活躍を見せた。産駒にもその能力は引き継がれ新馬から強いレースをする仔が多くこれまでデビューした産駒で未勝利は一頭もいない。

母父サンデーサイレンス I:+1
 言わずと知れた大種牡馬。この血が入っていることが日本競馬の基本となる。血が入っていてゼロ基準、入っていないならマイナスの評価。

母母父Potrillazo L:? 
 アルゼンチンでダービー(ダート2500m)を制し他にもダート2400mのG1を勝利している。快速を遺伝させ、産駒の活躍はダートに留まらずCCAアメリカンオークス2着馬などを出している。母父として快速マイラーダノンゴーゴーが馴染み深い。

▲牝系Splitevote系 F2-u
 当馬の祖母ポトリザリスに至るまでの血脈はアルゼンチンでつなげられてきたので世界的な活躍馬は出していない。血族内にダノンゴーゴー、ちょっと離れた同族にビッグウィークがいるが2頭から共通の適性も想像しにくい。とらえどころのない牝系である。南米らしい大きな尻(腰)が特徴か。

期待値 距離
傾向 気性
瞬発 成長
持久 爆発力
速度 ■■■■
持久 ■■■■
馬力 ■■  
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配

 

フェルミオン18
- -
メス 出産時母;12歳 母優先

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
Storm Cat Storm Bird
(■Secretariat/1)
(■His Majesty/1)
(■In Reality/1)
フェルミオン アグネスタキオン サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Raja Baba/2)
(■リマンド/1)
Miswaki Mr. Prospector
(■Tom Fool/2)
(■Raja Baba/1)
(■Tom Fool/2)
 
血統評価
 
フェルミオン14の評価  フェルミオン15の評価  フェルミオン16の評価
 

母フェルミオン
 短距離の新馬を勝ったのみでその上では全く勝負にならず。5歳春まで現役だった割に全13戦と競争回数そのものが少なく虚弱体質か、(厩舎の怠慢が)あったのではないかと推測される。そのおかげか仔出しは良く、1、2番仔が準OPに出世。牝系の先行力とスピードを遺伝させている。

母父アグネスタキオン I:-2
 サンデー系種牡馬の気性の激しさを始めとした尖り具合と比べ、タキオンは実にマイルドな遺伝表出である。スピード、先行力にわずかに影響する程度で母系の能力を補助する裏方になりやすい。タキオンの母アグネスレディーが■N. D.や■Mr. Pro.を持たない、零細の血であることが良い意味でも悪い意味でも遺伝力の薄さの原因だろう。唯一影響が出るのが骨幹の細さに起因する怪我のリスク。

母母父Miswaki
 短距離G1を1勝。他の■Mr. Pro.系種牡馬、Seeking the Goldやマイニングと同じく父と相性の良いBuckpasser→Tom Fool/3を持ち3/4同血なのだがMiswakiの種牡馬傾向は他とは違う。母の父に入るとスタミナと先行力を遺伝させ欧州ではGalileo、Dalakhani、日本ではサイレンススズカやザッツザプレンティと芝の中長距離で活躍する快速馬の素地になっている。

▲牝系Altoviscar系 F2-f
 大種牡馬となったAureoleやディープインパクトが属する牝系で大勢力を誇り分枝も多岐に渡る。パテントリークリアの牝系をたどると2代前Tameretteが優秀で、仔Known Fact、孫Gone Westといったマイルに強い馬を輩出している。Tameretteの母Mixed Marriageからもエタン-Sharpen Up-Kris と短距離の系統が繋がっているし得意距離は短めと考えられる。スピードの因子は豊富な系統と考えられるし、勢いのある血脈である。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性難
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配
 



ドゥラメンテ産駒

ヒルダズパッション18
- -
メス 出産時母;11歳

ドゥラメンテ キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
トニービン
(■Nテースト/1)
ヒルダズパッション Canadian Frontier Gone West Mr. Prospector
(■Secretariat/1)
Seattle Slew
(■Nureyev/1)
El Prado Sadler's Wells
(■Sir Ivor/1)
(■Icecapade/1)
(■Never Bend/2)

血統評価

ヒルダズパッション15の評価  ヒルダズパッション16の評価
 ・

母ヒルダズパッション
 血統構成はかなり面白い。牡系統の■Nas.の濃さは当然として、さらにSadler's Wellsにからんで牝馬のクロスを2つも含んでいることがわかる。牝馬Specialの血はNureyev1/2(当馬1/64)、Sad. Wel.1/4(当馬1/64)、牝馬Lalunの血はNever Bend1/2(当馬1/128)、Sad. Wel.1/8(当馬1/128)とこの2頭が当馬の奥でクロスされてスピード活性がヒルダズパッション自身にとても強く出ており、また遺伝力も高いのだろう。牝馬Specialは幾多の名馬の血統に名を刻む名牝中の名牝でPhalaris系とHyperion系の血統図から考えてスピードと持続力の強化が本質だろう。牝馬Lalunはケンタッキーオークスを制した名牝で血統図はTourbillon主軸ながらTeddy&Himyarのクロスをゴリゴリ積んだパワー血統でNever Bendの母(⇒Rivermanの祖母)、Bold Reasonの母である。底力と頑健さを強化しているといえる。
 母父系統がこれらのウルサいクロスを邪魔しない■Mr. Pro.、しかもちょっと遠縁になりつつある孫系統というのもとても良い。

母父Canadian Frontier
 13戦6勝、ダート短距離のG3勝ちが唯一の勲章。種牡馬としてNo Such Word、ヒルダズパッションの2頭のG1馬を出しているが凡庸な遺伝は否めない。

母母父El Prado
 現役時代は芝短距離G1を1勝。ジャックルマロワ賞惨敗で短距離馬の評価を確定されアメリカに輸出、その後低評価を覆しアメリカリーディングサイアーに輝いている。後継種牡馬Medaglia d’Oroもアメリカのリーディングを獲っており、アメリカにおける■Sad. Wel.の評価を持ち上げた血統と言える。本馬自身は短距離馬だが産駒は中距離まで対応できる。

▲牝系Berridale系 F8-h
 直族に近年の活躍馬はいないが20世紀初頭に分岐した別枝からレインボーダリアが出ており大舞台での爆発力はありそう。さらに遡れば19世紀末の分岐からアメリカ3冠のWhirlaway、アメリカ年度代表馬Conquistador Cieloが出ており、さらに末端を辿るとシンボリクリスエスなどもいる。当馬は傍流ながらスピードとパワーの遺伝力は強いと予測する。
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配
 
 
グランデアモーレ18
- -
メス 出産時母;8歳 母優先

ドゥラメンテ キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
トニービン
(■Nテースト/1)
グランデアモーレ ネオユニヴァース サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■エタン/2)
(■Prince Bio/3)
クロフネ フレンチデピュティ
(■Fairway/6)
Kaldoun
(■Mill Reef/2)
 
血統評価
 

母グランデアモーレ
 芝3勝、ダート1勝。速い上がりは使えないが先行持久力で粘り強い活躍を見せた。この一族は脚元に管骨に痛みが出やすく順調に使えないことが多いが、競争能力は高い。アヴェンチュラ牝系の亜型そのままである。

母父ネオユニヴァース I;-3 L;-4
 ダービー馬だが産駒への気性の悪影響の高さが災いし悪い話が多い…というよりはっきりいってしまって産駒に知的遅れが多いのではないかと個人的には思っている。得意条件に嵌ればとんでもなく強いポテンシャルは秘めていると思うのだが、発揮できない馬が多い。トップスピードは低く瞬発力を欠くという致命的な弱点があるがパワー勝負に強く重い芝やダートで一変する可能性を持つ。

母母父クロフネ M:0
 現役時代は東京のダート中距離を芝並みのスピードと瞬発力で走っていたダートの怪物である。母側はNearcoから分岐したIcecapadeとFairwayという遺伝力の弱めなスピード血統を持っており、主流血統としてNever Bend、Robertoという持続力とパワーを主張する血統で構成されている。父フレンチデピュティがサンデー系統と和合しやすいために父側(の半分程度の能力)ばかりが主張されて平凡な馬になりがちだが散発する短距離スピード型の馬は母側の微弱なスピード傾向を引き継いでいるといえるかもしれない。

▲牝系Moonmadness系 F1-p
 キャロット看板のアヴェンチュラ牝系と同じ。向こうが主流なのに対しこちらはMartingaleの傍流でスピード活性が劣るのは仕方ない。しかし、パワーと頑健さではこちらが上回っている。
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配

 

ヴィートマルシェ18
- -
出産時母;16歳高齢 母優先

ドゥラメンテ キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
トニービン
(■Nテースト/1)
ヴィートマルシェ フレンチデピュティ Deputy Minister Vice Regent
(■Fair Play/5)
(■Princequillo/3)
(■Bold Ruler/1)
ダンシングブレーヴ Lyphard
(■Sir Gayload/2)
(■Never Bend/1)
(■Precipitation/3)

血統評価

ヴィートマルシェ15の評価

母ヴィートマルシェ
 名牝キョウエイマーチが残した唯一の牝馬。大柄な馬体に脚元の強化が追いつかずダートを数戦し1勝のみ。が、名牝から遺伝させたその血は素晴らしく活躍馬を連発。そろそろ尽きたかと思わせておいて最後の1勝を飾るグレナディアーズ、サンブルエミューズと劇的な馬を産んでいる。

母父フレンチデピュティ
 単一ではモコモコしたキレないバテないダート血統だが血統図に入ると骨幹強化、パワー付加と■サンデーの弱点を補う補佐になる。その素因は■Pr. q.、■Fair P.といったPhalaris以外の補助系統を多く含んでいるためだろう。■ディープインパクトとの和合性は府中で真価を発揮するニックスとして認知されており、同じく■N. D.仔系統の■Storm Catと比較してもパワーに勝るこちらにトレンドが移行しつつある。

母母父ダンシングブレーヴ I:-1 L:+3 
 現役時代は怒涛の追い込みを武器に世界を制した名馬。瞬発力の■Lyphard、トップスピードの■Sir Gay.とそのどちらも強力に表現されている。鋭い瞬発力は強く遺伝し、さらに大舞台で強い底力も備えている。距離は万能性があるが他の血の影響を受けやすい。(▲Somthingroyalの基点となる。)

▲牝系第一シュリリー系 F7-d
 浦河に輸入された牝系。この系統クインナルビーの血を引くオグリキャップが日本中のファンを虜にした。他にアンドレアモン、キョウエイマーチといった中距離馬を出しているが特筆すべきはその根性、闘争心だろう。成績が安定しないが時に大爆発する系統といえる。
 
期待値 距離 16
傾向 スピード 気性
瞬発 成長 早い
持久 爆発力
速度 ■■■■■■■■■
持久
馬力
爆発
零細 □□
クロス
Nスト 4×5
全兄弟クロス 牝馬クロス
La Tr. 8×9
3/4クロス
ニックス 特殊


ケルシャンス18
- -
出産時母;7歳 母優先

ドゥラメンテ キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
トニービン
(■Nテースト/1)
ケルシャンス Dubawi Dubai Millenium Seeking The Gold
(■Northern D./2)
(■Mill Reef/2)
(■Lyphard/2)
Monsun (■Blandford/6)
(■Surumu/2)
(■Bold Ruler/3)
(■Bold Ruler/3)

血統評価
・初仔

母ケルシャンス
 

母父Dobawi

母父Monsun L:-2
 欧州の重い芝を好み、中距離以上の消耗戦を超得意とした重戦車。その父も母もドイツの重い血統でスタミナ遺伝を目的として血の濃縮を受けた「人為的な」配合の名馬と言える。

▲牝系系 F
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配



   
ハーツクライ産駒
 
リリサイド18
- -
出産時母;11歳
 
ハーツクライ サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
(■Pharamond/2)
(■Teddy/5)
(■Hyperion/3)
トニービン カンパラ
(■Hyperion/2)
Lyphard
(■Double Jay/2)
リリサイド American Post Bering (■Sea-Bird/1)
(■Lyphard/1)
Sadler's Wells
(■Mill Reef/2)
Miller's Mate Mill Reef
(■Aureole/3)
Lyphard
(■Bull Lea/5)

血統評価

母リリサイド
 芝マイル戦などで5勝。その父父Beringは1/8Almahmoudを含み、サンデーサイレンスの父Haloの1/8Almahmoudと牝馬クロスが・・・と、妄想した時期もあったが、同じくBeringを含むハービンジャーとサンデーサイレンスの相性を見ると素晴らしい!と褒めちぎるほどの相性でも無さそうである。Lyphard系の瞬発力はMill Reef系の持続力で上書きされ消されており、主軸Native Dancerの縛りによるマイル固定でなんとなくマイルを走っていたに過ぎないのかも知れない。

母父American Post M:+1
 9戦6勝、フランス2000ギニーを勝っている。種牡馬としての成績は無いに等しい。父Bering、母父Sad. Wel.、母母系Mill Reef系と欧州の重厚血統で本来のポテンシャルはマイル以上にあるのではないかと思われる。

母母父Miller's Mate 
 英国で2戦1勝。日本に輸入されたが全く結果を残せず。
 
▲牝系Sunny Gulf系 F1-l
 ネオユニヴァース、エリンコートなどクラシック中心の活躍馬多数だが中でも本流のバレークイーン系からはフサイチコンコルド、リンカーン、ヴィクトリー、アンライバルドと一発屋の名前が多く挙がってくる。条件がかみ合えば素晴らしいスピードを発揮するがそのコントロールが難しいのは体調や気性のせいだろうか。
  
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配

 


   
エピファネイア産駒

ペルレンケッテ18
- -
出産時母;10歳 母優先

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. Roberto
(■Princequillo/1)
(■Seattle Slew/1)
(■Tom Fool/3)
スペシャルウィーク サンデーサイレンス
(■Nijinsky/2)
Sadler's Wells
(■Habitat/1)
ペルレンケッテ ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
Acatenango Surumu
(■Blandford/5)
(■Nijinsky/2)
(■Prince Bio/3)
 
血統評価
 
ペルレンケッテ15の評価
 

母ペルレンケッテ
 芝短距離を走り4勝。後方から差す時は惨敗、先行する時は勝利と父ディープの傾向に逆らったような脚質の持ち主だった。能力はあったが気性が邪魔をしたパターンだろうか。初仔はクロスがきついせいか成長が著しく遅い。
 
母父ディープインパクト I:-1 L:+1
 ■サンデーに■Lyphardを付加した瞬発スピード型で末脚を活かすスローペースからある程度のミドルペースまでこなす万能種牡馬。最高速と持続力を求められる短距離だけが鬼門だが、それすらも牝系の力を借りられれば克服が可能。母父としての結果はまだ出ていない。牝馬の活躍馬が多いのは母父Alzao譲りであるといえる。

母母父Acatenango L:+3
 父が代々ダービーを獲り続ける一族においても一際輝く「ドイツの至宝」。気高きゲルマン魂を具現化したかのような、力強い走り、卓越した根性、美しい馬体と英雄の要素が揃っていた。日本においては■ディープインパクトと母父■Acatenangoでワールドエース、ビッシュとクラシック準主役級を出せているのでスピード能力がある程度あると判断できるが、やや短距離に寄ることが多い様子。

▲牝系St. Marguerite系 F4-n
 一族はドイツ起点だがアメリカに渡った仔系統からGallant Fox、Hail to Reasonという競馬史に残る名馬が出ている。それらの本流から根元で別れた傍流Roquebruneからはプンティラ以外の活躍馬はいない。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性難・爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配


ローズノーブル18
- -
出産時母;7歳 母優先

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. Roberto
(■Princequillo/1)
(■Seattle Slew/1)
(■Tom Fool/3)
スペシャルウィーク サンデーサイレンス
(■Nijinsky/2)
Sadler's Wells
(■Habitat/1)
ローズノーブル ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
Sevres Roses Caerleon
(■Hyperion/5)
(■Caro/1)
(■Bold Ruler/4)
 
血統評価

母ローズノーブル
 芝マイル近辺で4勝。平均ペースを先行できる能力は父ディープというより牝系のヨーロピアンが利いているか。名牝ヴィアンローズの娘で、TNBの持ち馬でダービーに出走したアジュールローズの半姉。スタミナを活かした持久力が持ち味だが瞬発力は低め。

母父ディープインパクト I:-1 L:+1
 ■サンデーに■Lyphardを付加した瞬発スピード型で末脚を活かすスローペースからある程度のミドルペースまでこなす万能種牡馬。最高速と持続力を求められる短距離だけが鬼門だが、それすらも牝系の力を借りられれば克服が可能。母父としての結果はまだ出ていない。牝馬の活躍馬が多いのは母父Alzao譲りであるといえる。

母母父Sevres Roses
 未出走。祖母Lady Berryがフランス長距離G1のロイヤルオーク賞を、母Indian Roseがフランス中距離G1ヴェルメイユ賞を勝っており超期待の星だったことが予測される。産駒ヴィアンローズでG3勝利がやっとで、種牡馬成績も失敗に終わっている。

牝系Klarnet系 F7-c
 日本に来た牝系子孫からポップロック、サンライズバッカスといったいぶし銀が出ているが勢いは微妙である。同族に大正から続くアストニシメント牝系があり、こちらの系統からクリフジやメジロマックイーン、あるいはブルーコンコルドやオフサイドトラップ、ゴッドスピードといった才能豊かなタレントが揃う。ある程度のスピードの付加と、父の力を引き出す特徴がある。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配
 

ディアデラマドレ18
- -
メス 出産時母;8歳 母優先

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. Roberto
(■Princequillo/1)
(■Seattle Slew/1)
(■Tom Fool/3)
スペシャルウィーク サンデーサイレンス
(■Nijinsky/2)
Sadler's Wells
(■Habitat/1)
ディアデラマドレ キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
Ahmad
(■Raise a Native/1)
 
血統評価
 

母ディアデラマドレ
 芝中距離で6勝、エリザベス女王杯3着がある名牝。ディアデラノビアから続く当クラブお抱えの牝系だが、キンカメ×サンデーと有名どころを使いきった配合だけに次をどうするかが悩みどころ。

母父キングカメハメハ M:+1 L:+1
 現代競馬の中でもトップクラスに固かった2004年の東京馬場を超高速で駆け抜けた大王。あのダービーは故障馬が続出した悪夢だった。さすがに脚への代償が大きく志半ばで引退したが種牡馬では■サンデーに対抗するスピード系種牡馬の地位を確立した。この血自体はある程度の先行力とスピード付加程度で、牝系の良さを倍加させる強みがある。牝系の力を引き出す、と言う点で実に■Mr. Pro.らしい血。

母母父サンデーサイレンス I:+1
 言わずと知れた大種牡馬。この血が入っていることが日本競馬の基本となる。血が入っていてゼロ基準、入っていないならマイナスの評価。

▲牝系Splitevote系 F2-u
 当馬の祖母ポトリザリスに至るまでの血脈はアルゼンチンでつなげられてきたので世界的な活躍馬は出していない。血族内にダノンゴーゴー、ちょっと離れた同族にビッグウィークがいるが2頭から共通の適性も想像しにくい。とらえどころのない牝系である。南米らしい大きな尻(腰)が特徴か。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度 ■■■■■■■■■■■■
持久
馬力   
気性
零細
クロス
サンデー 4×3
全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配
 



キズナ産駒

19.パラダイスコーブ17
1600万 4万/口 美浦
メス 出産時母;4歳

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
Storm Cat Storm Bird
(■Secretariat/1)
Damascus
(■Donatello/2)
パラダイスコーブ キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
Include Broad Blush
(■Hail to Reason/2)
(■Dexieland B./1)
(■Silver Hawk/1)

血統評価
 父は第80代日本ダービー馬で、目の前でその勝利を見ていたが馬券を外したために勝った馬のほうをよく見ていなかった。ディープ×Storm Catのニックス配合と持てはやされたが、当時の競馬を見ていた私は、結局馬場造園をディープ向きに作っただけじゃないのか?と懐疑的に見ていた。
 その後芝の改良によって「緑の板」だった芝コースには若干のクッション性が施され、それに従ってディープとの配合相手は■Storm Catから■Deputy Ministerにトレンドが移行しつつある。それが世界的な馬を作る上では必要なことで、軽すぎるディープ×Storm Catは歴史の遺物になりつつある……せっかく種牡馬になったのにそれは酷いよね、キズナちゃん。
 ドリームジャーニーとの配合の兄も2桁着順で、当馬で逆転が期待できる可能性は著しく低い。それを見越して母もセールへ放出。高いと評判の当クラブで最安値付近だが、ご新規様に残しておいても怒られないレベルの馬だと想像する。

母パラダイスコーブ
 未出走引退。サンデーR一口70万、総額2800万と牝馬では高額だったことからも馬体は惹きつけるものがあったと推測される。蹄、喉鳴りとトラブル続きで出走すら叶わなかった。2017のセールでノーザンFから放出されている。

母父キングカメハメハ M:+1 L:+1
 現代競馬の中でもトップクラスに固かった2004年の東京馬場を超高速で駆け抜けた大王。あのダービーは故障馬が続出した悪夢だった。さすがに脚への代償が大きく志半ばで引退したが種牡馬では■サンデーに対抗するスピード系種牡馬の地位を確立した。この血自体はある程度の先行力とスピード付加程度で、牝系の良さを倍加させる強みがある。牝系の力を引き出す、と言う点で実に■Mr. Pro.らしい血。

母母父Include 
 アメリカG1を1勝。BCクラシックで7着に負けていることからも世代での力は劣っていた。産駒からはちらほら活躍馬が出ている。

▲牝系Rompers系 F11
 当母への直系には大した馬が居ないがすぐ隣の別枝にピルサドスキー&ファインモーションを出したGay Milly系がいる。スタミナ寄りに思えるが強い遺伝要素はないか?
 
期待値 距離 20
傾向 スピード 気性
瞬発 成長
持久 爆発力
速度 ■■■■■■■■■■
持久 ■■
馬力 ■■  
気性難
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 ボトム活性 3:1分配


20.カメリアローズ17 母高齢

63.ストールンハート17
1400万 3.5万/口 栗東
メス 出産時母;12歳

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
Storm Cat Storm Bird
(■Secretariat/1)
Damascus
(■Donatello/2)
ストールンハート Stuka ジェイドハンター Vice Regent
(■Lyphard/2)
Caeleon
(■Bold Ruler/2)
Stagecraft Sadlar's Wells
(■Lyphard/2)
(■Aureole/3)
(■Sir Ivor/2)

血統評価
 母はチリの活躍馬で、南米得意のスピード血統だと思われる。その奥には欧州血統がいるが、■Stukaと■Sir Ivorでスピードを引っ張り上げる可能性はわずかにある、あってほしい。■Omaha=■Flaresの同血クロスもあるし、チリの競馬の実力がどれほどかは知らないが南米といえばスピード血統なのである。もし魅力的な南米尻ならば、キズナを結びたいと願うのが男子というものだ。何を言っているのかわからない、自分でも。当クラブでも何度か見かけている、ディープ系統に向く繁殖のタイプだとは思う。単に母の実力が劣っている可能性もあるが、ちょっとだけ期待したい。

母ストールンハート
 チリ産!牝馬なのに1000ギニーとチリダービーに勝利、向こうの国でいうウオッカ的な活躍だろうか。産駒は全く走っていない。

母父Stuka
 ダート中距離付近を走りG1を1勝。チリに輸出されてから活躍馬を多数出した。チリで生産されたTotal ImpactがJCダートに挑戦し2番人気4着している。ダートでのスピード血統っぽい。

母母父Stagecraft 
 母の妹の産駒にオペラハウスで3/4同血。G1は2着止まりでG2勝利。持久力血統か。

▲牝系Meltona系 F4-b
 チリで大きな勢力を誇る牝系。アルゼンチンとの交流はあるがその他の国では実績が無い。
 
期待値 距離 20
傾向 スピード 気性
瞬発 成長
持久 爆発力
速度 ■■■■■■■■■■■
持久 ■■
馬力 ■■  
気性難
零細
クロス 全兄弟クロス
Fla=Oma
牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 ボトム活性 3:1分配


フレンチバレリーナ17 リストに居ない!
- -
出産時母;14歳

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
Storm Cat Storm Bird
(■Secretariat/1)
Damascus
(■Donatello/2)
フレンチバレリーナ フレンチデピュティ Deputy Minister Vice Regent
(■Fair Play/5)
(■Princequillo/3)
(■Bold Ruler/1)
Sadlar's Wells Northern Dancer
(■Hail to Reason/2)
(■Fair Trial/3)
(■Blandford/4)

血統評価
 

母フレンチバレリーナ
 未出走引退。産駒はそれぞれ複数回勝利を挙げており▲バレークイーンの活力を受け継いでいる。得意距離が1800m付近で融通性がなく、大舞台に向かえない一つの要因か。

母父フレンチデピュティ
 単一ではモコモコしたキレないバテないダート血統だが血統図に入ると骨幹強化、パワー付加と■サンデーの弱点を補う補佐になる。その素因は■Pr. q.、■Fair P.といったPhalaris以外の補助系統を多く含んでいるためだろう。■ディープインパクトとの和合性は府中で真価を発揮するニックスとして認知されており、同じく■N. D.仔系統の■Storm Catと比較してもパワーに勝るこちらにトレンドが移行しつつある。

母母父Sadlar's Wells I:+3 
 世界的大種牡馬で子孫も多岐にわたる。自身は中距離戦でレコード決着できるように重い芝をこなすパワーとスピードを併せ持っていた。■Northen D.を1/2、▲Specialを1/4、▲Lalunを1/8、とこれだけ名血を抱えた血統表が活躍を裏付けている。基本はスタミナを活かす中長距離型だが、In the Wings →Singspielのようにマイルの高速決着に強い系統へ変化する子孫もいる。さまざまな牝系と相性がいいのは牝系クロスの多さの恩恵か。■Nur.と3/4クロス(叔父・甥で父が同じ)を結ぶ。

▲牝系Sunny Gulf系 F1-l
 ネオユニヴァース、エリンコートなどクラシック中心の活躍馬多数だが中でも本流のバレークイーン系からはフサイチコンコルド、リンカーン、ヴィクトリー、アンライバルドと一発屋の名前が多く挙がってくる。条件がかみ合えば素晴らしいスピードを発揮するがそのコントロールが難しいのは体調や気性のせいだろうか。




オルフェーヴル産駒

ベルプラージュ18
- -
出産時母;7歳 母優先

オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/7)
(■Fine Top)
(■ノーザンテースト/1)
メジロマックイーン パーソロン
(■リマンド/1)
ノーザンテースト
(■Nasrullah/2)
ベルプラージュ キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
アグネスタキオン サンデーサイレンス
(■Raja Baba/3)
A. P. Indy
(■Fappiano/1)

血統評価
/

母ベルプラージュ
 

母父キングカメハメハ M:+1 L:+1
 現代競馬の中でもトップクラスに固かった2004年の東京馬場を超高速で駆け抜けた大王。あのダービーは故障馬が続出した悪夢だった。さすがに脚への代償が大きく志半ばで引退したが種牡馬では■サンデーに対抗するスピード系種牡馬の地位を確立した。この血自体はある程度の先行力とスピード付加程度で、牝系の良さを倍加させる強みがある。牝系の力を引き出す、と言う点で実に■Mr. Pro.らしい血。

母母父アグネスタキオン I:-2
 サンデー系種牡馬の気性の激しさを始めとした尖り具合と比べ、タキオンは実にマイルドな遺伝表出である。スピード、先行力にわずかに影響する程度で母系の能力を補助する裏方になりやすい。タキオンの母アグネスレディーが■N. D.や■Mr. Pro.を持たない、零細の血であることが良い意味でも悪い意味でも遺伝力の薄さの原因だろう。唯一影響が出るのが骨幹の細さに起因する怪我のリスク。

▲牝系ベルピアノ系 F20
 
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配

 

カニョット17 リストから消去
- -
出産時母;12歳

オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/7)
(■Fine Top)
(■ノーザンテースト/1)
メジロマックイーン パーソロン
(■リマンド/1)
ノーザンテースト
(■Nasrullah/2)
カニョット Sunray Spirit ヘネシー Storm Cat
(■Dante/4)
Alydar
(■Seattle Slew/1)
Payant (■Donatello/3)
(■Prince Chevalier/4)
(■Prince John/1)
(■Fairway/5)
 
血統評価
 マックイーン(Ltr/6) Seattle S.(Ltr/6)
カニョット15の評価  カニョット16の評価

母カニョット
 母はアルゼンチン1000ギニーを勝利、同オークスでも3着に入ったその世代を代表する馬の一頭だった。産駒は半兄(父スペ)は2勝、半姉(父ロブロイ)(父ハーツ)は未勝利と母の競争能力が伝わっているとは言い難い。父Mカフェの2016年産が新馬で惜しい走りだったが、今後どうか。

母父Sunray Spirit
 米国でダート短距離のG3を勝った。それ以外の情報なし。

母母父Payant
 4勝。米国G2勝ち。代表産駒エスカビオーサはアルゼンチンオークスなどG1を3勝のあと日本に輸入されているが、産駒は目立った活躍なし。

▲牝系Wedding-Day系 F11-g
 同族からジャングルポケット、War Admiralと2頭の種牡馬が出ている。どちらも中長距離をこなすスタミナの遺伝力が強そうな印象。当馬はWar Admiralへ向かう枝から19世紀半ばに分かれた細枝のひとつに過ぎない。

スピード 距離
パワー 気性
Sペース 成長
Hペース 爆発力
速度 ■■■■■
持久 ■■
馬力  
気性難 ■■
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 特殊 ボトム活性

 

ロザリンド17 想定どおり絹
- -
出産時母;6歳 母優先

オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/7)
(■Fine Top)
(■ノーザンテースト/1)
メジロマックイーン パーソロン
(■リマンド/1)
ノーザンテースト
(■Nasrullah/2)
ロザリンド シンボリクリスエス Kris S. Roberto
(■Princequillo/1)
(■Seattle Slew/1)
(■Tom Fool/3)
スペシャルウィーク (■Halo/1)
(■Nijinsky/2)
Sadler's Wells
(■Habitat/1)
 
血統評価
 半兄が絹クラブで超人気。さらに、掛け持ちしている人が買い漁るという、なんとも愚かな展開に。当クラブ募集ならこき下ろされて人気無かっただろうに……と思えば、ノーザンファームは素晴らしい商売上手と言える。

母ロザリンド
 偉大な母、偉大な兄と比べられ続けて未勝利引退。鼻出血、喉鳴り、脚部不安と体質の弱さの連打で当初アツい応援を決めていた多くの会員の心を折った。血は何を引き継がせるのか。仔の馬体に注目したい。

母父シンボリクリスエス I:0
 父は欧州芝に適性が高い。母は米のダート重賞馬。2度の有馬記念はどちらも見ても驚異的なパフォーマンスでスピードとパワーを磨き上げた「中山Roberto」の真骨頂だった。残念なことにスピード遺伝能力は低く産駒は鈍重さが強調されることが多い。と思っていたら、そうでもないらしい。強い馬はとことん強くなる。気まぐれな一発屋である。

母母父スペシャルウィーク I:0 L:-1
 多くの種牡馬が牝系のスタミナを削ぎ子孫をマイラーへシフトさせていく中、長距離向きのスタミナと高速スピードの遺伝を併せ持った王道血統。スローペースからの瞬発力勝負はやや苦手だがミドルペース以上のスタミナ戦と東京の長い直線を大得意とする。

牝系Plucky Liege系 F16-a
 Bull Dog、Bios Rousselといった大種牡馬を含む超名牝系。近代ではPleasantly Perfectやシーザリオといった名馬からFappiano、オジジアンといった力自慢まで揃っておりスピードとパワーの遺伝力が強いと推測される。
 
 



ルーラーシップ産駒
 
65.サトノジュピター17
3000万 7.5万/口 栗東
出産時母;8歳 
 
ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Djebel/4)
トニービン (■ゼダーン/2)
(■Hyperion/2)
ノーザンテースト
(■Touchstone/-)
サトノジュピター アグネスタキオン サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Raja Baba/1)
(■リマンド/1)
エリシオ Fairy King
(■Seattle Slew/2)
(■Bold Ruler/3)
(■Nijinsky/1)

血統評価
 サトノ冠の母で成績も優秀なのに馬主が買わず。父母ともに▲8-fの牝系でスピードの倍化が期待できるし、ルーラーとタキオンの相性もサンリヴァルなどを出しており和合性が高い。母母父エリシオで距離は長めになるだろうがそれはむしろこの牝系向きだろうし、
 ……人気にならない要素が全く無い。母優先のない会員様の×争いになると思われるので私が当馬を購入できる可能性は著しく低い。

母サトノジュピター
 芝中距離でOPを含む4勝、全く歯が立たなかったが重賞にも挑戦している。半兄にアドマイヤラクティがいて距離は長いほうがいい一族かもしれない。

母父アグネスタキオン
 サンデー系種牡馬の気性の激しさを始めとした尖り具合と比べ、タキオンは実にマイルドな遺伝表出である。スピード、先行力にわずかに影響する程度で母系の能力を補助する裏方になりやすい。タキオンの母アグネスレディーが■N. D.や■Mr. Pro.を持たない、零細の血であることが良い意味でも悪い意味でも遺伝力の薄さの原因だろう。唯一影響が出るのが骨幹の細さに起因する怪我のリスク。

母母父エリシオ L:+1
 全8勝、G1を6勝。凱旋門賞をはじめとした2000m以上のレースで何度も優勝しジャパンカップ3着の実績がある。種牡馬としてはスタミナ寄りで長距離を走る馬の母側に居ることが多い。父Fairy KingはSadler's Wellsの同血。

▲牝系Strawberry系 F8-f
 子孫にアドマイヤラクティが出ているが、別枝からBlue Larkspur、Birdstoneとアメリカ中距離の名馬が出ている。さらに別の枝からパロクサイド-ベガ牝系へ繋がっていく超名牝系。
 
期待値 距離 24
傾向 スタミナ 気性
瞬発 成長
持久 爆発力
速度 ■■■■■■■■■
持久
馬力   
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
Nur.=F.K.
ニックス 父母相似 ボトム活性 3:1分配



 
ダイワメジャー産駒
  
ユールフェスト18
- -
メス 出産時母;9歳 母優先

ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
(■Pharamond/2)
(■Teddy/5)
(■Hyperion/3)
ノーザンテースト Northern Dancer
(■Victoria Park/1)
(■Spy Song/1)
(■Bull Lea/2)
ユールフェスト More Than Ready サザンヘイロー Halo
(■Teddy/6)
Woodman
(■Naskra/1)
Best Western (■Hyperion/4)
(■Grey Sovereign/2)
(■Native Dancer/2)
(■Grey Sovereign/3)

血統評価

母ユールフェスト
 芝短距離で2勝。上級条件では歯が立たなかったが父More Than Ladyのダート適性をひっくり返した芝での活躍は立派。スピードの遺伝はあると推測。

母父More Than Ready
 早期完成した馬体でダート短距離を快走、G1勝ちを含む7勝。産駒もアメリカを中心にそれなりの活躍。

母母父Best Western I:?
 オーストラリアの芝中距離馬で芝2000mのG1勝ちがある。ユールフェスト以外でこの血を見る事は今のところない。

▲牝系 -
 どこにも属さない、牝系番号なし。オーストラリアの在来牝系?

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配


イグジビットワン18
- -
メス 出産時母;17歳高齢

ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
(■Pharamond/2)
(■Teddy/5)
(■Hyperion/3)
ノーザンテースト Northern Dancer
(■Victoria Park/1)
(■Spy Song/1)
(■Bull Lea/2)
イグジビットワン Silver Hawk Roberto Hail to Reason
(■Nashua/1)
Amerigo
(■St. Simon/5)
Sadlar's Wells Northern Dancer
(■Hail to Reason/2)
(■Sharpen Up/1)
(■The Minstrel/1)

血統評価
 母高齢。

母イグジビットワン
 

母父Silver Hawk
 

母母父Sadlar's Wells I:+3
 世界的大種牡馬で子孫も多岐にわたる。自身は中距離戦でレコード決着できるように重い芝をこなすパワーとスピードを併せ持っていた。■Northen D.を1/2、▲Specialを1/4、▲Lalunを1/8、とこれだけ名血を抱えた血統表が活躍を裏付けている。基本はスタミナを活かす中長距離型だが、In the Wings →Singspielのようにマイルの高速決着に強い系統へ変化する子孫もいる。さまざまな牝系と相性がいいのは牝系クロスの多さの恩恵か。■Nur.と3/4クロス(叔父・甥で父が同じ)を結ぶ。

▲牝系
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度 ■■■■■■■
持久
馬力 ■■■  
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配
 



ブラックタイド産駒

26.クロノロジスト17
1600万 4万/口 美浦
メス 出産時母;14歳 母優先 
 
ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Djebel/4)
トニービン (■ゼダーン/2)
(■Hyperion/2)
ノーザンテースト
(■Touchstone/-)
クロノロジスト クロフネ フレンチデピュティ Deputy Minister
(■Princequillo/4)
(■Fairway/5)
(■Icecapade/1)
サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
Mr. Prospector
(■Royal Charger/2)

血統評価
 名牝系を引継ぎ堅実な母の印象があるが、実は配合相手は変な、と言ってはアレだが、サムソン、ギムレット、ハービンと準レギュラーの皆様である。これで安定した成績が出せるのは凄いことなのではないか。
クロノロジスト14の評価
 基礎能力はもちろんのこと、気性面でも優れていないとこういった安定感は出ない。やや失敗の香りが漂っているルーラーシップを持ち上げることができるかどうか。■Princequillo/■Count Freetの3/4クロスをキンカメとクロフネが持っており、気性面への好影響はさらに大きいだろう。が、この母が患った脚元の危険は軽減されていない。
 仔出しの良い母だけに期待は大きい。馬体次第か。

母クロノロジスト
 2戦1勝で屈腱炎、引退。繁殖用途としての期待が高かったと推測される。母としては堅実に勝ち上がれる仔を連発しておりあと少しで重賞に届きそうなところにまできている。

母父クロフネ M:0
 現役時代は東京のダート中距離を芝並みのスピードと瞬発力で走っていたダートの怪物である。母側はNearcoから分岐したIcecapadeとFairwayという遺伝力の弱めなスピード血統を持っており、主流血統としてNever Bend、Robertoという持続力とパワーを主張する血統で構成されている。
父フレンチデピュティがサンデー系統と和合しやすいために父側(の半分程度の能力)ばかりが主張されて平凡な馬になりがちだが散発する短距離スピード型の馬は母側の微弱なスピード傾向を引き継いでいるといえるかもしれない。

母母父サンデーサイレンス I:+1
 言わずと知れた大種牡馬。この血が入っていることが日本競馬の基本となる。血が入っていてゼロ基準、入っていないならマイナスの評価。

▲牝系ラスティックベル系 F20-a
 近傍の枝からフサイチエアデール、フサイチリシャール、ライラプスといったG1を獲る活躍馬が出ているが当インディスユニゾン系からはまだ大物が出ていない。スピード豊かで芝ダート汎用性のある血統の印象。

期待値 距離 20
傾向 スピード 気性
瞬発 成長
持久 爆発力
速度 ■■■■■■■■
持久
馬力   
爆発
零細
クロス
Mr.P. 4*4
全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
PQ/CF
ニックス 父母相似 ボトム活性 3:1分配

 

ピュアブリーゼ18
3000万 7.5万/口 栗東
出産時母;10歳 母優先

ブラックタイド サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
(■Pharamond/2)
(■Teddy/5)
(■Hyperion/3)
Alzao Lyphard
(■Sir Ivor/1)
Busted
(■Fair Trial/4)
ピュアブリーゼ     Monsun Konigsstuhl (■Blandford/4)
(■Tourbillon/3)
(■Hampton/7)
(■Aureole/2)
パントレセレブル Nureyev
(■Alydar/1)
(■Sea Bird/2)
(■Sadler's Wells/1)

血統評価
 
ピュアブリーゼ16の評価
 

母ピュアブリーゼ
 スタミナ豊富な走りが特徴、フローラSを制し雨のオークスで果敢に逃げて2着と優秀な成績を修めた。その後も重賞好走などがありスタミナに加えてある程度のスピード、持続力も持っていたと推測される。

母父Monsun L:-2
 欧州の重い芝を好み、中距離以上の消耗戦を超得意とした重戦車。その父も母もドイツの重い血統でスタミナ遺伝を目的として血の濃縮を受けた「人為的な」配合の名馬と言える。

母母父パントレセレブル I:-5(不良) L:+6 
 凱旋門賞で叩き出した2:24のレコードが脅威。スピード属性の強いNureyevを母側のHabitatで磨いた血。一貫して先行したまま直線で押し切ってしまう横綱スタイルで物凄いスピードを持つ反面、瞬発戦といった小細工は苦手。
 
▲牝系St. Marguerite系 F4-n
 一族はドイツ起点だがアメリカに渡った仔系統からGallant Fox、Hail to Reasonという競馬史に残る名馬が出ている。当馬は始祖から分岐している傍流だが世界の主流であるF4族の勢いはこの血脈にも影響を与えている。
  
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性難
零細 
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 ボトム活性 3:1分配

 



ジャスタウェイ産駒

31.ヒカルアモーレ17
3600万 9万/口 美浦
メス 出産時母;12歳

ジャスタウェイ ハーツクライ サンデーサイレンス Hail to Reason
(■Teddy/7)
トニービン
(■Lyphard/1)
Wild Again Icecapade
(■Hyperion/2)
(■Owen Tudor/5)
(■Hampton/9)
ヒカルアモーレ クロフネ フレンチデピュティ Deputy Minister
(■Princequillo/4)
(■Fairway/5)
(■Icecapade/1)
Kaldoun Caro
(■Blandford/4)
(■Mill Reef/1)
(■Clarion/3)

血統評価
 半兄シュペルミエールが中長距離で好走し菊花賞6着。その後故障で長期休養しているのを見ると、やはりMoonmadness牝系なのだなぁと溜め息が出る。脚の脆弱性はスピードを捨てない限り手に入らないのかもしれない。
ヒカルアモーレ15の評価

 父の産駒は2歳戦から大活躍しており、先行抜け出しの王道パターンを新馬戦からこなせる産駒が多い。OP勝ちしたアウィルアウェイはトキオリアリティー牝系で、母側のスピードを引き出す能力もあると見た。
 これは去年の予測を大きく裏切る躍進で、当父の産駒を買うのは今年が大チャンスである。■Icecapadeのクロスを持つクロフネとの相性も良さそうに見えるし、スピード能力の高そうな当牝系との組み合わせは特に狙い目だと思う。

母ヒカルアモーレ
 グランデアモーレ、シュペルミエールと準オープン馬を2頭も輩出する名牝。傍流とはいえF1-p系の力はこちらにも存分に伝わっている。産駒は480kg台の雄大な馬格とパワーで戦う。

母父クロフネ M:0
 現役時代は東京のダート中距離を芝並みのスピードと瞬発力で走っていたダートの怪物である。母側はNearcoから分岐したIcecapadeとFairwayという遺伝力の弱めなスピード血統を持っており、主流血統としてNever Bend、Robertoという持続力とパワーを主張する血統で構成されている。父フレンチデピュティがサンデー系統と和合しやすいために父側(の半分程度の能力)ばかりが主張されて平凡な馬になりがちだが散発する短距離スピード型の馬は母側の微弱なスピード傾向を引き継いでいるといえるかもしれない。

母母父Kaldoun
 自身G3で2着程度、種牡馬入りしてから早熟性を売りにフランスで人気を博した。適距離は短中距離。Smadoun→チチカステナンゴと血を繋げ日本に輸入されたがその先が続かず失敗に終わっている。母父としてファビラスラフインを出し伝わりにくいがスピード能力は持っていたと推測される。

▲牝系Moonmadness系 F1-p
 キャロット看板のアヴェンチュラ牝系と同じ。向こうが主流なのに対しこちらはMartingaleの傍流でスピード活性が劣るのは仕方ない。しかし、パワーと頑健さではこちらが上回っている。
 
期待値 距離 16
傾向 パワー 気性 荒い
瞬発 成長 早い
持久 爆発力
速度 ■■■■■■■
持久 ■■
馬力   
気性
零細
クロス
全兄弟クロス
牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 ボトム活性 3:1分配
 
 

69.バロネスサッチャー17
2400万 6万/口 栗東
出産時母;13歳

ジャスタウェイ ハーツクライ サンデーサイレンス Hail to Reason
(■Teddy/7)
トニービン
(■Lyphard/1)
Wild Again Icecapade
(■Hyperion/2)
(■Owen Tudor/5)
(■Hampton/9)
バロネスサッチャー ヨハネスブルグ ヘネシー Storm Cat
(■Dante/4)
(■Damascus/1)
(■Mr. Prospector/1)
Gulch Mr. Prospector
(■Owen Tudor/3)
In Reality
(■Graustark/2)

血統評価
 去年リストから消失した配合が今年もまた載ってきた。
バロネスサッチャー15の評価
…さらに■Phalaris以外の血である■Owen Tudorと■In Realityからスピードを取り込み■Graustarkをボトムラインに置いて爆発力も付与している。パワー・馬格のクロスもあり、はるか奥底に▲La Troienneの牝馬クロスもあるので(父側My Bupers→Busanda→▲La Tr/8、母側オジジアン→Francis. S→▲La Tr/9)これは馬体が楽しみだ。
 去年と同じく血統的期待は高い。ハーツとの配合の半兄がいまだに勝ちあがっていない(次回ラストチャンスか)のは瞬発力の低さのせいで、パルフェクォーツのこともあったがそれでも厩舎のせいにはしたくないジャスタウェイならばその軽快さで能力をカバーしてくれるのではないかと期待できる。
 去年の産駒に何があったのか情報が出ないのが気がかりだが、馬体が水準ならば半兄よりは活躍できる可能性が高く、これまた人気が出そうで困る。

母バロネスサッチャー
 アメリカ西部でG3勝利を含む3勝。ダート短中距離でG1の2着が3回ある。産駒に活躍馬はまだいないが、牝馬ヒルダ(父ダイワメジャー)が芝短距離で2勝している。アメリカ馬らしい先行力と粘り腰を遺伝させる。

母父ヨハネスブルグ S:+1
 短距離を勢いだけで駆け抜ける早熟血統で自身も2歳時にG1を連勝したあとには3歳前半で競争を引退。日本軽種牡馬協会に輸入され種付け頭数の少ない不遇の馬生を送るかと思いきや、初年度産駒から小倉2歳S制覇のホウライアキコなど活躍馬を連発。代を重ねてStorm Cat系の特徴にさらに磨きがかかり、軽快な先行力とスピードを強く遺伝させる。距離延長とパワー勝負は極端に苦手。

母母父Gulch S:0 M:+1
 2歳からG1連勝して早熟性を発揮、アメリカ3冠皆勤ながら無冠でその後は勝てず…となるならアメリカ的な平凡馬だがこの馬はその後が違った。4歳からダート短距離に主戦を移すとBCスプリント他G1を3勝しその暴走性とスピード能力を歴史に刻んだ。その産駒Thunder GulchがケンタッキーダービーとベルモントSを制覇しており、日本ではイーグルカフェがJCダートを制覇している。遺伝となると距離が伸ばせるのは■Mr. Pro.らしい特長で、先行力とスピードに加えて成長力も期待できるのが利点。

▲牝系Natasha系 F13-c
 末裔からファーストアクト→ヘヴンリーロマンス、バウンドトゥダンス→シルクプリマドンナと中堅どころを出しているが当馬につながるGraceful Galからはまだ日本での活躍馬が出ていない。同じ枝の活躍ぶりからすれば重賞の一つくらいは勝てそうなスピードとスタミナを併せ持つ血脈と予測される。同族の別枝Frizette系は世界3大牝系の一つでMr. Prospector、Seattle Slewなど歴史に名を残す種牡馬を輩出している。
 
期待値 距離 12
傾向 スピード 気性 荒い
瞬発 成長 早い
持久 爆発力
速度 ■■■■
持久 ■■■
馬力 ■■  
気性
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス
La Tro.
3/4クロス
ニックス 父母相似 ボトム活性 3:1分配

 



ノヴェリスト産駒

35.ゼマティス17
1200万 3万/口 美浦
メス 出産時母;9歳
 
ノヴェリスト Monsun Konigsstuhl (■Blandford/4)
(■Tourbillon/3)
Surumu
(■Aureole/2)
Lagnus (■Nijinsky/1)
(■Hampton/7)
Night Shift
(■Caro/2)
ゼマティス ゼンノロブロイ サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/5)
(■Mr. Prospector/1)
(■Icecapade/2)
Cape Cross (■Danzig/1)
(■Klarion/3)
ソニンク Machiavellian
(■Nureyev/1)

血統評価
 ダービー馬の妹、というと大人気に思えるのだが、当母に限っては場末を漂っているといった表現がぴったりくる凋落ぶりである。外国産の種牡馬の相手をして駄馬生産、と思っていたら産駒スラッシュメタルが重賞にも挑戦するくらいのスピードを見せたが、それでも他の産駒はダメである。
 値段相応の活躍しか見えない。ざっくり言うなら、この母に重い欧州血統が合うのでノヴェリストだって合うんじゃねぇの?(ヤッツケ)

母ゼマティス
 未勝利引退。掲示板すら一度も無い。半兄にロジユニヴァース。なぜかワークフォースとの配合が当たり?念願の産駒1勝を手に入れた。重い馬場向きかもしれない。

母父ゼンノロブロイ I:0 L:0
 ■サンデーはいいにしても■マイニングは早熟のスプリンターでどこに古馬グランドスラムを達成するような優れた資質を持っていたのか、今でも不思議な血統図である。■サンデーに▲類サンデーを掛け合わせた相似の濃縮配合なので突然変異的な活躍だったのだろう。瞬発力、先行力ともに凡庸で遺伝力が弱め。「レースをやめてしまう」というやっかいな気質が伝わりやすい。

母母父Cape Cross M:+2 
 欧州のマイラーでG1は1勝。産駒に凱旋門賞馬Sea the Starsを出している。欧州芝を得意とし、距離の融通は利きそう。

▲牝系Sonic Lady系 B3
 仔系統Soninkeからアコースティクスを経てロジユニヴァースが出ているが、これはMachiavellianの変異によるもので他の仔系統は超短距離志向である。この系統での牡馬の活躍を見るとダートの道を究めるのも悪くないのかもしれない。

期待値 距離 12
傾向 スピード 気性
瞬発 成長
持久 爆発力
速度 ■■■■■■
持久 ■■■
馬力   
爆発
零細 □□

 

70.イストワール17 母高齢



サウスヴィグラス産駒
     ・ 
37.レインオアシャイン17
1600万 4万/口 美浦
出産時母;7歳 母優先

サウスヴィグラス エンドスィープ フォーティナイナー Mr. Prospector
(■Ribot/2)
(■Northern D./1)
(■Waverly/-)
Star de Naskra Naskra
(■Double Jay/2)
(■Bold Ruler/1)
(■Man O' War/2)
レインオアシャイン キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Djebel/4)
シンボリルドルフ パーソロン
(■Royal Charger/4)
(■ネヴァービート/1)
(■Hyperion/3)

血統評価
 午前中の砂のレースでこの父の名前を見ない日は無い。訃報は本当に残念だったが、こうして当クラブがわざわざ競りで購入してこの父の産駒を準備してくれるのは、我々小金持ちの心を良く判っている。
 母は浦河の名牝系でこれまた社台以外の血で、古い血だが近年に活躍馬を出せている。この父から2頭があるがどちらも小銭稼ぎ向き。当クラブに相当数存在する砂マニアの会員はどちらにするか、両方買うか、大いに悩むことだろう。選択の基準は簡単だ。朝起きてグリーンチャンネルを見られるか、午後に競馬場に行けるか、で選ぶと良い。朝9時から競馬場にいられるなら両方買おう。

母レインオアシャイン
 半姉にアズマサンダース、近縁にマジックキス。姉妹の産駒にまで範囲を広げても中央での活躍馬はほとんど居ない。

母父キングカメハメハ M:+1 L:+1
 現代競馬の中でもトップクラスに固かった2004年の東京馬場を超高速で駆け抜けた大王。あのダービーは故障馬が続出した悪夢だった。さすがに脚への代償が大きく志半ばで引退したが種牡馬では■サンデーに対抗するスピード系種牡馬の地位を確立した。この血自体はある程度の先行力とスピード付加程度で、牝系の良さを倍加させる強みがある。牝系の力を引き出す、と言う点で実に■Mr. Pro.らしい血。

母母父シンボリルドルフ I:-3 L:-4
 黎明期の競馬、というと怒られるかもしれないが、馬の世界の中では遠い昔のことである。馬場の技術も発達しておらず現在の馬達とはそもそも要求される能力が違った、7冠馬の実績は立派だが後継は残せていない。

▲牝系ミユキカマダ系 F9-e
 浦河の名門鎌田牧場が輸入したコランディアから続く牝系で当母の系統コランデアガールからアズマサンダースとマジックキスが出ている。善戦血統っぽいがやや短距離向きか。

期待値 距離 12
傾向 スピード 気性
瞬発 成長
持久 爆発力
速度
持久
馬力
気性難
零細

 

72.ソラコマチ17
2000万 5万/口 栗東
出産時母;7歳

サウスヴィグラス エンドスィープ フォーティナイナー Mr. Prospector
(■Ribot/2)
(■Northern D./1)
(■Waverly/-)
Star de Naskra Naskra
(■Double Jay/2)
(■Bold Ruler/1)
(■Man O' War/2)
ソラコマチ サクラバクシンオー サクラユタカオー テスコボーイ
(■ネヴァービート/1)
ノーザンテースト
(■Tourbillon/3)
ウォーニング (■In Reality/1)
(■Roberto/1)
(■Nasrullah/2)
(■Aureole/2)

血統評価
 50m走なら一番速いっス!と言い出しそうな、スタミナ皆無の短距離3乗の馬である。上にも書いたとおり、この父の産駒を買うならこちらのほうがより小銭稼ぎ向きと推測される。■In Realityのクロスを含む上に主流血統が少ないのでこれはもう砂しかあり得ないが、こういう分り易い馬のほうが条件戦は強い。が、どちらも人気だろう……

母ソラコマチ
 芝短距離の新馬戦を勝ったのみ。素質はあったと思われるが怪我による休養が長すぎて復帰したあとはその能力を失っていた。半兄は2歳6月にデビューし即引退しているが何かあったのか??

母父サクラバクシンオー S:+1
 引退レースで叩き出したタイム1:07.1と4馬身差という圧勝劇によって今でもなお短距離最強の呼び声が高い。そのスピード性能ゆえ距離が持たないだろう、と予測された血筋の中からキタサンブラック(母父サクラバクシンオー)が出て、概念を覆させられた。母側に入ると良いスピードのみを遺伝させることが出来るのかもしれない。昭和の日本で活躍した■テスコボーイの生き残りでもある。

母母父ウォーニング M:-2
 走ったレースはマイルが多かったが遺伝的には電撃のスプリンター。産駒にサニングデール、カルストンライトオと並ばせればゼロワン(0-1000)の最速を競える遺伝子であることがわかると思う。

▲牝系追風系 16-g
 20世紀初頭に日本に輸入された牝系。ハッピープログレスがG1を勝っているがそれ以外は全くの寡黙。

期待値 距離 10
傾向 スピード 気性
瞬発 成長
持久 爆発力
速度
持久
馬力
気性難
零細

 

ハービンジャー産駒
     ・ 
アンレール18
- -
出産時母;8歳 母優先

ハービンジャー Dansili デインヒル Danzig
(■His Majesty/1)
(■Nijinsky/2)
(■Hyperion/3)
Bering (■Sea-Bird/1)
(■Lyphard/1)
(■Northern Dancer/1)
(■Aureole/3)
アンレール ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
フレンチデピュティ Deputy Minister
(■Princequillo/4)
Sadler's Wells
(■Blandford/5)

血統評価

母アンレール
 芝中距離で3勝、1000万条件でも度々入着し、血統的な活躍はさておき募集価格分は十分に活躍した。福島や函館といった重い芝を得意とした先行型で、ディープというよりはバレークイーン一族のパワー属性を想起させる。

母父ディープインパクト I:-1 L:+1
 ■サンデーに■Lyphardを付加した瞬発スピード型で末脚を活かすスローペースからある程度のミドルペースまでこなす万能種牡馬。最高速と持続力を求められる短距離だけが鬼門だが、それすらも牝系の力を借りられれば克服が可能。母父としての結果はまだ出ていない。牝馬の活躍馬が多いのは母父Alzao譲りであるといえる。

母母父フレンチデピュティ
 単一ではモコモコしたキレないバテないダート血統だが血統図に入ると骨幹強化、パワー付加と■サンデーの弱点を補う補佐になる。その素因は■Pr. q.、■Fair P.といったPhalaris以外の補助系統を多く含んでいるためだろう。■ディープインパクトとの和合性は府中で真価を発揮するニックスとして認知されており、同じく■N. D.仔系統の■Storm Catと比較してもパワーに勝るこちらにトレンドが移行しつつある。

▲牝系Sunny Gulf系 F1-l
  ネオユニヴァース、エリンコートなどクラシック中心の活躍馬多数だが中でも本流のバレークイーン系からはフサイチコンコルド、リンカーン、ヴィクトリー、アンライバルドと一発屋の名前が多く挙がってくる。条件がかみ合えば素晴らしいスピードを発揮するがそのコントロールが難しいのは体調や気性のせいだろうか。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性難
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配



 
その他の産駒

シーズンズベスト18
- -
メス 出産時母;11歳 母優先

リアルインパクト ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
Meadowlake (■Princequillo/3)
(■Raise a Native/1)
In Reality
(■My Babu/2)
シーズンズベスト ゼンノロブロイ サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
Mr. Prospector
(■Icecapade/2)
Zieten Danzig
(■Habitat/1)
(■Red God/1)
(■Donatello/3)

血統評価
 
シーズンズベスト14の評価
 

母シーズンズベスト
 3勝。芝マイル近辺を堅実に走り、怪我も無かった。ゼンノロブロイと快速血統■Danzigの掛け合わせでスローを逃げ切るレースが多かった。

母父ゼンノロブロイ I:0 L:0
 ■サンデーはいいにしても■マイニングは早熟のスプリンターでどこに古馬グランドスラムを達成するような優れた資質を持っていたのか、今でも不思議な血統図である。■サンデーに▲類サンデーを掛け合わせた相似の濃縮配合なので突然変異的な活躍だったのだろう。瞬発力、先行力ともに凡庸で遺伝力が弱め。「レースをやめてしまう」というやっかいな気質が伝わりやすい。

母母父Zeiten S:0
 アメリカ生産でフランス調教馬。早熟のスプリンターでデビューから5戦連勝のあとは伸び悩み、日本に来た事もあるが当時の日本馬にも勝てない程度の能力だった。産駒も目立った活躍馬はいない。

▲牝系Blue Sash系 F14-b
  この族全体で見てもミセスマカディー→アドマイヤコジーンの系統がいるほかは活躍馬がおらず地味な血脈である。しかし、源流は世界的名牝Pretty Pollyでその底力は侮れず隣のF14-c系は大種牡馬ノーザンテーストなどで
大繁栄を築いているだけに当馬の牝系にも爆発力の期待はかかっている。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性難
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配


エクレールアンジュ18
- -
メス 出産時母;5歳

ヘニーヒューズ ヘネシー Storm Cat Storm Bird
(■Secretariat/1)
(■Dante/3)
(■Tom Fool/2)
Meadowlake (■Princequillo/3)
(■Raise a Native/1)
(■Relic/2)
(■Nasrullah/2)
エクレールアンジュ ゼンノロブロイ サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/5)
(■Mr. Prospector/1)
(■Icecapade/2)
エンドスウィープ フォーティナイナー
(■Northern D./2)
エヴリウィスパー ノーザンテースト
(■Mr. Prospector/1)
 
血統評価
 ・

母エクレールアンジュ
 未出走。兄弟にトーセンスターダムがいて近親にトーセンジョーダンがいるなど名牝系の血を継ぐが、体質が弱い牝系の予感も。

母父ゼンノロブロイ I:0 L:0
 ■サンデーはいいにしても■マイニングは早熟のスプリンターでどこに古馬グランドスラムを達成するような優れた資質を持っていたのか、今でも不思議な血統図である。■サンデーに▲類サンデーを掛け合わせた相似の濃縮配合なので突然変異的な活躍だったのだろう。瞬発力、先行力ともに凡庸で遺伝力が弱め。「レースをやめてしまう」というやっかいな気質が伝わりやすい。

母母父エンドスウィープ
 競争実績はG3勝ち程度だが日本で供用された3年間でスィープトウショウ、ラインクラフト、アドマイヤムーンと優れた産駒を連続して輩出した名種牡馬。日本で供用される以前にもサウスヴィグラスやスウェプトオーヴァーボードが輸入されており、いずれもとにかく先行力とスピードに優れるアメリカンミスプロ系の特性をよく引き継いでいた。ダート短距離でこの馬の系統を見ない日はない。

牝系クラフティワイフ系 F9
  子孫がさまざまな場面で活躍し大きく枝葉を広げる牝系だが特に当馬のエヴリウィスパーの枝は中長距離を先行して強いチャンピオンの血である。同F9族を辿るとスピードの権化Lady Josephineの名前がありスピード活性の高さを想像させる。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配

 



 
36.カロンセギュール17
2000万 5万/口 美浦
出産時母;13歳

キンシャサノキセキ フジキセキ サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
Le Fabuleux
(■In Reality/1)
Pleasant Colony His Majesty
(■Double Jay/2)
Lyphard
(■Tourbillon/3)
カロンセギュール Forest Camp Deputy Minister Vice Regent
(■Fair Play/5)
(■Princequillo/3)
(■Sir Gaylaod/3)
Summer Squall Storm Bird
(■Secretariat/1)
(■Mahmoud/3)
(■Man O' War/3)

血統評価
 以下に述べている血統の特徴どおり、この母は「主流からちょっとズレた」血の集まりである。洗練された血統ではない…ので、割り切ってダートが良い。父キンシャサならパワーの補充も利くし、なんとかなるか。
 □Man O' Warの3本クロスが入るので馬体は立派になるだろうが、スピードは父のHis MajestyやLe Fabuleuxに頼ることになるのでこれまたギャンブル性が強いが、当たれば代ホームランの可能性まで含んだ夢のある配合のように深夜で脳が酸欠気味の私には思える。

母カロンセギュール
 キーンランド2歳トレーニングセールで38万ドル(当時のレートで4500万円)で吉田勝己氏が落札。ダート短距離で2勝。産駒の一番の活躍はイダペガサス(父ゴールドアリュール)で3歳OP4着。父Forest Camp、母父Summer Squallと「日本流行とちょっとズレた」血統で構成されており芝でのスピードを要求するのは酷か。ダート向けの配合が良さそう。

母父Forest Camp
 クロフネと3/4同血。短距離を走りG2勝利程度。産駒はアメリカG1を制覇した馬がちらほらいる程度。

母母父Summer Squall
 A. P. Indyの半兄。3冠最終戦プリークネスSを勝っている。この父からカリズマティック→ワンダーアキュートと血がつながったが、その特性を考えるとダートの追込み系だろうか。

▲牝系Fanny系 F5-i
 日本の活躍馬にロングエース。50年以上前の話です。勢い無し。

期待値 距離 12
傾向 パワー 気性
瞬発 成長
持久 爆発力
速度 ■■■■■
持久
馬力 ■■  
気性 ■■
零細 □□□
クロス
Nur. 5×5
全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 特殊

 

メガクライト18
- -
出産時母;15歳高齢 母優先

ダンカーク Unbridled's Song Unbridled Fappiano
(■Le Fabuleux/1)
Caro
(■Hyperion/4)
A. P. Indy Seattle Slew
(■Secretariat/1)
Alydar
(■Ribot/2)
メガクライト アグネスタキオン サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Raja Baba/1)
(■リマンド/1)
El Gran Senor Northern Dancer
(■Buckpasser/1)
Graustark
(■Raise a Native/1)
 
血統評価

メガクライト14の評価

 

母メガクライト
 度重なる故障と気性難を抱えながらもダートマイル近辺で3勝。繁殖となってからもキャロットお抱えだが子供はスピード不足で勝ち上がりに苦労している。姉にツルマルグラマー→ブラストワンピース、弟にアルナスラインとスピードはありそうな血統なのだが…?

母父アグネスタキオン I:-2
 サンデー系種牡馬の気性の激しさを始めとした尖り具合と比べ、タキオンは実にマイルドな遺伝表出である。スピード、先行力にわずかに影響する程度で母系の能力を補助する裏方になりやすい。タキオンの母アグネスレディーが■N. D.や■Mr. Pro.を持たない、零細の血であることが良い意味でも悪い意味でも遺伝力の薄さの原因だろう。唯一影響が出るのが骨幹の細さに起因する怪我のリスク。

母父El Gran Senor M:0 L:-1
 8戦7勝、愛ダービーを含むG3勝という数字も凄いがSadler's Wells、Rainbow Questといった歴史に名を残す強豪を打ち倒している。受胎率の低さで種牡馬実働期間は少なくなってしまったが、産駒は豊富なスピードを引き継いでいる。アドマイヤサンデー→アヴェンチュラ、エラティス→メガクライトと当クラブにも馴染みの深い血統である。

牝系Neolight系 F9-c
 直系はアルナスライン程度だが近縁にTudor Minstrel、Fair Trialといったスピードを誇る種牡馬がゴロゴロいて、遠縁まで見ると多数の名馬がひしめいている。大元はスピードの権化Lady Josephineの血であり当馬は傍流だがその恩恵を得られる可能性はある。

期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配
 

ヴェラブランカ18
- -
メス 出産時母;12歳 母優先

ワールドエース ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
Acatenango Surumu
(■Blandford/5)
(■Northern D./1)
(■Blandford/6)
ヴェラブランカ クロフネ フレンチデピュティ Deputy Minister
(■Princequillo/4)
(■Fairway/5)
(■Icecapade/1)
サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
El Gran Senor
(■Caro/1)
 
血統評価
 
ヴェラブランカ14の評価  ヴェラブランカ15の評価
 

母ヴェラブランカ
 勝つ時には圧勝、負ける時にはコロリと負ける。本気で走った競争がどれだけあったのか、と批判されても仕方ないほど浮き沈みの激しい馬。ダートをスピードで乗り切る走法が素晴らしく牝系から引き継ぐ能力は高かった、はずなのだが。仔も全く走らない。

母父クロフネ M:0
 現役時代は東京のダート中距離を芝並みのスピードと瞬発力で走っていたダートの怪物である。母側はNearcoから分岐したIcecapadeとFairwayという遺伝力の弱めなスピード血統を持っており、主流血統としてNever Bend、Robertoという持続力とパワーを主張する血統で構成されている。父フレンチデピュティがサンデー系統と和合しやすいために父側(の半分程度の能力)ばかりが主張されて平凡な馬になりがちだが散発する短距離スピード型の馬は母側の微弱なスピード傾向を引き継いでいるといえるかもしれない。

母母父サンデーサイレンス I:+1
 言わずと知れた大種牡馬。この血が入っていることが日本競馬の基本となる。血が入っていてゼロ基準、入っていないならマイナスの評価。

▲牝系Moonmadness系 F1-p
 コンスタントに重賞活躍馬を出し、衰えのない血脈。当系統のムーンインディゴのほかにもミュンシー(天皇賞春3着のストラタジェムの母)が出ている。中長距離での活躍馬が多い分枝でスタミナに富む牝系と変化を遂げている。
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配


カラベルラティーナ18
- -
メス 出産時母;14歳 母優先

トゥザワールド キングカメハメハ Kingmanbo Mr. Prospector
(■Nureyev/1)
ラストタイクーン
(■Tourbillon/5)
サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
Nureyev
(■Sharpen Up/1)
カラベルラティーナ クロフネ フレンチデピュティ Deputy Minister
(■Princequillo/4)
(■Fairway/5)
(■Icecapade/1)
A. P. Indy Seattle Slew
(■Secretariat/1)
Caerleon
(■Top Ville/4)
 
血統評価
 
カラベルラティーナ14の評価

 

母カラベルラティーナ
 自身はダート短距離を3勝。先行力と粘り腰で戦った小銭稼ぎ馬だった。妹にヒカルアマランサス、弟にカレンミロティックと重賞活躍馬が出る一方でそのさらに弟のスターノエルはよく戦ったが故障引退、フルグランは2戦で故障引退とガラスの脚から逃れられない運命にある。(さらに下のスターミー12もメディカルチェックに引っかかり競走馬登録されなかった。)
 当母の産駒にも悲惨な事故が続き13年産、14年産が連続で(ほぼ)出走前に故障引退している。

母父A. P. Indy I:+1 L:+1
 ベルモントSでたたき出したタイム2:26はそれまで史上3位の好時計で、脚元のトラブルで回避した前2冠も出ていれば楽勝だったのではないかとまで評される名馬。他にBCクラシックも制している。種牡馬としても功績多数、先行力と持久力を活かして優等生なレースをする産駒が多い。
 キツいクロスが脚元の脆弱性を遺伝させるが、それを差し引いてもスピード活性と持久力は魅力的。ダートの中距離を叩いて短距離勝負、で結果を出す。

母父クロフネ M:0
 現役時代は東京のダート中距離を芝並みのスピードと瞬発力で走っていたダートの怪物である。母側はNearcoから分岐したIcecapadeとFairwayという遺伝力の弱めなスピード血統を持っており、主流血統としてNever Bend、Robertoという持続力とパワーを主張する血統で構成されている。
父フレンチデピュティがサンデー系統と和合しやすいために父側(の半分程度の能力)ばかりが主張されて平凡な馬になりがちだが散発する短距離スピード型の馬は母側の微弱なスピード傾向を引き継いでいるといえるかもしれない。

牝系Wild Agnes系 F16-d
 同族にキャロット看板牝系のジンジャーパンチが居て期待は大きい牝系…なのだがどうにも評判倒れの可能性が漂う。活躍馬は同族内には居ない。

クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配
 
 
マルティンスターク18
- -
出産時母;13歳 母優先
 
ミッキーアイル ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
ロックオブジブラルタル Danzig
(■Northen D./1)
Nureyev
(■Alydar/1)
マルティンスターク シンボリクリスエス Kris S. Roberto
(■Princequillo/1)
(■Seattle Slew/1)
(■Tom Fool/3)
トニービン (■ゼダーン/2)
(■Hyperion/2)
(■Bend Or/9)
(■Phalaris/5)

血統評価

マルティンスターク14の評価  マルティンスターク15の評価

母マルティンスターク
 Tom Fool系と2つのNas.系、Bold Ruler系とトニービンとの気性系ニックスが効いていたのに加えボトムラインに気性の影響の少ない零細血統が入っていることからもその気性の良さが推測される。■Robertoと■Nas.の持ち味を生かした先行粘りこみが得意。

母父シンボリクリスエス I:0
 父は欧州芝に適性が高い。母は米のダート重賞馬。2度の有馬記念はどちらも見ても驚異的なパフォーマンスでスピードとパワーを磨き上げた「中山Roberto」の真骨頂だった。残念なことにスピード遺伝能力は低く産駒は鈍重さが強調されることが多い。が!2017ダービー馬のレイデオロに見られるように、突然覚醒したかの様な強さを発揮することがある。

母母父トニービン
 広いコーナーと長い直線ならば大得意の底力血統。タイトなコーナーや急坂はやや苦手。一瞬の加速というより持久力に優れ、競り合う根性も併せ持つ。さらに、これらの遺伝力が高い。大舞台で必須の血。(▲Point Dutyの基点になる。)

▲牝系Affection系 F9-f
 F9-f系だけでもかなりの活躍馬が揃い、同じ号族にベガ3兄弟やForego、別の枝にブラックタイアフェアーなどがいる。Affectionの枝に焦点を絞るとStrenge Deviceを経てトゥザヴィクトリー、あるいはソルティビットを経てアパパネなどの豪傑牝馬に辿り着くが当馬の所属する枝ミートミーレイター系からはこれといった大物が出ていない。
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性難・爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配
 
 
フォルテピアノ18
- -
メス 出産時母;15歳高齢 母優先

ミッキーアイル ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
ロックオブジブラルタル Danzig
(■Northen D./1)
Nureyev
(■Alydar/1)
フォルテピアノ フレンチデピュティ Deputy Minister Vice Regent
(■Fair Play/5)
(■Princequillo/3)
(■Bold Ruler/1)
ノーザンテースト Northern Dancer
(■Victoria Park/1)
(■Mr. Prospector/1)
(■Secretariat/1)

血統評価

フォルテピアノ14の評価  フォルテピアノ15の評価

母フォルテピアノ
 ダート短距離で3勝、上級条件でも堅実で馬主孝行な馬だった。これで故障経験があったというのだから故障さえなければさらに上を狙えたはずで、子供への期待は大きい。産駒はなぜか芝の中距離を走っているが、血脈的にはダートのはず。もちろん兼用でもいいのだが。

母父フレンチデピュティ
 単一ではモコモコしたキレないバテないダート血統だが血統図に入ると骨幹の強化、パワー付加などを発揮し■サンデーの弱点を補う補佐になる。その素因は■Pr. q.、■Fair P.といったPhalaris以外の補助系統を多く含んでいるためだろう。■ディープインパクトとの和合性は府中で真価を発揮するニックスとして認知されており、同じく■N. D.仔系統の■Storm Catと比較してもパワーに勝るこちらにトレンドが移行しつつある。

母母父ノーザンテースト
 社台ファームの礎となった功績の偉大さはここで語るまでもないが、種牡馬としてどこが優れていたか、と言われるとさて、どこだろう、と考えてしまう。
 瞬発力は微妙、根性と持続力はある程度、だが特別ではない。成長力があって健康度が高い。そんなところだろうか。Lady Angela 3×2とHyperionの血が濃いのだがVictoria Parkに引っ張られて得意距離は短め。▲Almahmoud(/3)を引いておりこれが相手方のスピード刺激に繋がっている。成長力とパワーを持ち込んだ、と言えばなんとか聞こえはいいか。
 結局、日本競馬の近代化に必要だったNorthern Dancerの血を誰が持ってくるかの競走に勝ったのがこの馬なのだろう。何が秀でていたかではない。そのポジションを獲った馬が強いのである。尖った遺伝特性がなく融通性が大きいのが利点。

▲牝系クラフティワイフ系 F9
 子孫がさまざまな場面で活躍し大きく枝葉を広げる牝系だがキョウエイフォルテはダート向きの凡庸タイプ。フォルテを越えてさらに奥のクラフティワイフの良さを引き出せるかが活躍の鍵を握る。
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性難・爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配

 

スペクトロライト18
- -
メス 出産時母;8歳 母優先

アジアエクスプレス! ヘニーヒューズ ヘネシー Storm Cat
(■Dante/4)
(■Dante/3)
(■Tom Fool/2)
Meadowlake (■Princequillo/3)
(■Raise a Native/1)
(■Relic/2)
(■Nasrullah/2)
スペクトロライト ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
(■Teddy/6)
(■Lyphard/1)
(■Busted/1)
Acatenango Surumu
(■Blandford/5)
(■Nijinsky/2)
(■Prince Bio/3)

血統評価
 

母スペクトロライト
 ダートで2勝。ディープ×ドイツ血統。全妹にオークス3着のビッシュがいる。気性難と慢性の脚部不安は競争生活中は改善しなかった。

母父ディープインパクト I:-1 L:+1
 ■サンデーに■Lyphardを付加した瞬発スピード型で末脚を活かすスローペースからある程度のミドルペースまでこなす万能種牡馬。最高速と持続力を求められる短距離だけが鬼門だが、それすらも牝系の力を借りられれば克服が可能。母父としての結果はまだ出ていない。牝馬の活躍馬が多いのは母父Alzao譲りであるといえる。

母母父Acatenango L:+3
 父が代々ダービーを獲り続ける一族においても一際輝く「ドイツの至宝」。気高きゲルマン魂を具現化したかのような、力強い走り、卓越した根性、美しい馬体と英雄の要素が揃っていた。日本においては■ディープインパクトと母父■Acatenangoでワールドエース、ビッシュとクラシック準主役級を出せているのでスピード能力がある程度あると判断できるが、やや短距離に寄ることが多い様子。

▲牝系July系 F-19
 古くはドイツにSurumu、日本にテスコボーイを出した牝系だが、それ以降も活躍馬を出し近縁のペルースポート牝系からインティライミ、アロマティコといった銀メダル収集家を出していた。が!ラブリーデイがついにG1の壁を突破し当牝系に勢いを与えている。当母のバランセラはその傍系。
 
期待値
傾向
瞬発
持久
速度
持久
馬力
気性難・爆発
零細
クロス 全兄弟クロス 牝馬クロス 3/4クロス
ニックス 父母相似 相似 3:1分配




地方馬は購入予定なし