長らく頑張ってくれたココファンタジア号が春を待たずに引退しました。
1200mの自己ベスト更新&上がり最速更新(減量騎手だけど)、ここに来て充実期か!?と、もう1回掲示板くらいあったかなぁと思いつつも、それでも準OPでは苦しいか。1400m試してほしかったなぁ・・・
血統的な期待が高い馬ですからね。何度もがっかりさせられた若い頃からすれば、これだけ頑張ってくれたのだから感謝すべきでしょう。
半兄ステファノスは瞬発力に秀でているが、母母ゴールドティアラがMr. Pro.とDanzigが活かされているダートのスピード血統なのでクロフネのクッションを挟んでディープとの和合性がうまく出た配合といえる。一方で、やや晩成に寄り易い傾向があるので父ステイゴールドのココファンタジアも勝ち上がりに苦労したし、晩成寄りの血、すなわちトニービン含みの血は合わない可能性が高い。また、ノーザンテースト・フレンチデピュティとNorthern Dancer×Bunty Lawless の近い血が2つ並んでいるのでこれらも避けたい。
当馬の適性距離はマイル近辺だったと思うし、気性の問題で短距離を走っていたに過ぎないので気性緩和と融通性の高いロードカナロアがベストではないかと、そんなこと誰でも思いつくんだよね、当然。
ダートの活躍に向けてしまえばA. P. Indyの血をいれつつSeeking the Goldのクロスも持てるマジェスティックウォリアーが面白いと思うんだけど、わざわざ日高までつけに行かないか。母優先で仔に会えるのを楽しみに待ちます。