キャロットクラブ2020募集馬血統評価 ディープブリランテ産駒
先行型「キレないディープ」。やや先細りだが…?
30.カラベルラティーナの19 4.5万/口 牡
母高齢
76.カニョットの19 4.5万/口 牡
姉(父ハーツクライ)が鮮やかに新馬勝ち。将来性を感じさせた。募集当時誰からも評価されていなかった!?状況に反発して一口購入していたTNB氏、おめでとう。母はBlandfordが張り出ているほかに主流血統の少な目のアルゼンチン馬なので、鋭い瞬発力というよりは長距離をスタミナで勝負するタイプなのかもしれない。その父Sunray Spiritとは全く傾向が違うが。姉は牝馬なのでキレる脚を持てた(それも将来は持続するかどうかわからない)が、当馬は牡馬なのでより重厚でズブい脚になるだろう。そこで疑似ハーツクライというかサンデー×Riverman系のディープブリランテはとても適切に思える。今になって突然母の力が開花したとは思えないが、1勝くらいなら可能なのでは。
77.シンハディーパの19 5万/口 メス
スピードと脆さの同居するシンハリーズ牝系。骨や腱の弱さはあっても度々G1にまで登場できるのは素晴らしい。シンハリーズの真骨頂はGlorious SongのHalo系とF6-e牝系によるスピード強化だが、ディープブリランテの賞金上位馬モズベッロ、セダブリランテスなどを見ても母は近親にHaloやRobertoの血を持っていてこれらの血と相性がいいのでは、と推測される。似たような配合パターンでディーパワンサが早熟ながらも当クラブで活躍したし、この父の馬としては値段は高めの設定だが将来への期待は高い。
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