コーチェラバレーを応援しています

気が付けば2026年なのです。
今年の夏にはまた新しい出会いが待っています。
バツなしでレイパパレ獲れるのか?
気が付けばクラブのアンケート答えずに終わってしまったぞ?
など、いろいろ考えるところではありますが、
今回は愛馬コーチェラバレー君の血統応援です。
どうしても日経新春杯の挑戦前には書きたかった。

 ヨーロピアン血統の母だが産駒は活躍が目立たず、母父Myboycharlieに似てしまうと早熟短距離馬(一応2000mG1の3着はあるが)に寄ってしまう。父ディープの半兄ミッキーワンダーが未勝利で引退。父ジャスタウェイの半兄ローレルキャニオンも2勝がやっとだったので母父の能力は低いのだろうと予測する。

 一方で、当駒キャンプロックはデビューから1年も満たずに3勝を記録。ディープの孫系統で急に強くなったのは、父父ディープや母父Myboycharlieの影響ではないと考えられる。残されたのは父母・母母の系統である。ここに目を向けたい。

 母キャットクイルは1995年にG1馬ファレノプシス(父ブライアンズタイム)を産出し、それから15年後にダービー馬キズナ(父ディープ)を産出。母母Pacific Princessからはパシフィカス>ビワハヤヒデ・ナリタブライアンの豪傑が出ており、この牝系は中長距離での適性が期待できる。Pacific PrincessはSickle=Pharamond>Selene5*5*5*6(13%程度)のクロスを含んでいる。

 Selene。偉大な名馬Hyperionの母である。Hyperionはスタミナと根性が素晴らしく、20世紀中盤の競馬血統を「支配した」時期もあった。その後スピードに傾倒していく中でNorthern Dancerに主役を奪われたが、牝系に血を残すことでハズレも多いが突発的な進化力を与えている。

 日本における近代の名馬ディープインパクトはその牝系Busted>Blandfordの非Hyperion系からスタミナを供給していたが、この仔キズナは少なからず牝系Pacific Princess>Selene系からスタミナと底力の供給を受けており、父ディープでダメだったが父キズナで活躍馬、という理由が見えたように思える。

 では当駒コーチェラバレーの牝系にSelene系が居るかどうか、である。比較的すぐに見つけられると思う。母母母父Allegedがそれに当たるが、父父Tom RolfeがSelene>Sickleを含んでいて(Tom Rolfeの母母母The SquawがSickle産駒)ここにクロスが発生している。Tom Rolfe>Ribot系といえば頑健さと爆発力で三振かホームランかの血統で、バクチながらここに血統クロスを当ててきたのは良い狙いだろう。

 他方、母母父Sadler’s Wells にもHyperionを介するクロスを発生させている。牝系のクロスほどではないにしても、凡庸な母父の影響を減弱するという意味では、当駒に良い影響はあるはずだ。

 つまり、コーチェラバレーの活躍は20世紀への、Hyperion的活躍への回帰なのである。パワーが不足し坂を苦手としていた彼が、年末の禿げた芝の坂で内をこじあけて駆け上がってくる姿を見て、Hyperion的な成長を確かに感じた。あとは「どこまで伸びるか」「どこまで駆け上がるか」を期待したい。

(個人の見解による妄想記事です)