行きに3日帰りは半日 小倉編②
~愛しの娘に会いに行こう~

 
ここからでも雰囲気はビリビリ来る。
正面…からちょっとずれたが、海から神社を拝す
紅葉が終わってしまったのが残念

注意 このセクション長いです 注意

12月17日 8:30AM

荷物が多すぎる。
まぁ、予定を詰め込み過ぎなんだわな。

有馬温泉から
宮島へ。
将来バイクで広島に行く時は
おそらくは寄らないであろうその島へ。

…………
携帯ゲームに熱中し過ぎて降りる駅を過ぎる。
…………
そんなことしても
今回は誰もツッコんでくれねーんだからな


瀬戸内海 かな?
宮島?


乗ります。
腹がペッコペコだが、
アレまで我慢だ!! なんとしても!


約10分間隔で往復中


離れゆく都会


青い空と蒼い海をお楽しみください




航跡


牡蠣の養殖 ここの牡蠣は無事だった
東北のヤツは地震で壊滅だったけど……


海上ですれ違います




JRのフェリーは鳥居に接近してくれます

疑問が一つ。
なぜフェリーに
大量のインド人が乗っているのか?
飛び交うヒンドゥー?語
泣き叫び走りまわる子供
なんだろうこの
コレじゃない感


はい着きました

ようこそ宮島
今日は島の温泉に泊まります


さて、どうしようか


鹿がお出迎え
オスはみんな角を切除されています

  
「おう、1頭なんだけど」
鹿が入ろうとするが、入店をやんわり断られる。
「ふん、二度とこねーYO!」
人間と生活圏が同じなんでしょうか

ちょっとかわいい光景でした


海の向こうにはにぎやかな街。
さらば喧騒の日々。


さて、神社に行く前に昼飯だ。
まずはアレだアレ 冬のアレ



ガンガンに焼いてます


牡蠣屋


カウンター席で、しかも焼いてるところの隣。
なんたる幸運



看板商品 焼き牡蠣
味付けなんぞいらんと。このままジュルっと
はぁ~ 貝の濃い味が口いっぱい。


オイル漬け
これまた濃縮された海の味


かきめしにぎり


牡蠣フライ
汁がじゅわっと。汁がジュワっと。
たまらん。


都合8個の大粒牡蠣を食らい、
大満足。

さて、腹
12分目になったので神社を目指す。




ちょっと真面目な語り口でしばらく行きます。

「おごれる人も久しからず」
厳島神社の海上社殿は、
傍若無人で知られた平清盛によって建立された。


もともと厳島は、「斎(いつ)く島」と呼ばれ、
神がいつきくらす島として
島全体が信仰の対象とされていた。
飛鳥時代より社殿が存在していたものの、
12世紀平清盛による大規模な修復と海上社殿の建立によって
全国に誇る優美な神宮となった。


平清盛が太政大臣になる前に、
安芸守であったころに、
「夢に立った老僧の啓示を受けた」として
厳島の修復に着手。
島の土地に社殿を建てるなど恐れ多い、という理由で
歴史上初となる海上社殿を発想したという。


海上大鳥居
砂地に「置いてあるだけ」
それでバランスを保てている。


木造鳥居では日本最大。
とびぬけて最大。


見えてまいりました社殿。
海の青と鮮やかな赤・白が美しすぎる。
現在満潮に近いです。


朱の色が塗りたてのように鮮やか。


陸に沿うように廊下が続いています。
魅せる造りが計算されている。
平清盛の芸術性が垣間見える。


板張りの床は、高潮を予測してあるのか
あえて目が粗くなっていてすき間がある。
この正面の廊下の角は
わざわざ斜めに板を組み合わせている。


客神社祓殿と、背後に五重の塔と千畳敷。
建立以降、本殿は一度も浸水を許していないとか。
日本の技術は昔から凄い。

さて、火焼前(桟橋)から大鳥居を撮って……

くっそ混んでる


!!


!!!!

もうなんだよ邪魔なんだよK●S●どもがぁぁぁ
なんで並んでるのを無視して
堂々と写り込んできやがるんだ
BBAどもがぁぁぁぁ



……いいんだ……
1人旅ってだけで負け組なんだよな…



本殿中央から海上大鳥居まで構図がピタリ。
さすが日本三景


海の上の舞台。
室町時代に増築されたという。


社殿を出て、しばらく浜を歩く。


平清盛の祠がこんな外れに。
自身はこんなところにひっそりと祀られています。

厳島神社の建立者であった平清盛は、
自由奔放、傲慢と評されているが、
実際には優れた芸術家であり、
そのセンスを活用できた人なのではないか。

「おごれる者」は「久しくなくても」
「おごっちゃっていいんじゃないの?」
というのが、私の結論です。

強烈なカリスマ性が、
この神社の美しさを生みだしているのだとしたら、
確かにこの島に平清盛は生きているのである。



べつにダム作れって言ってるわけじゃないけど。
政治家の皆さまにこのカリスマ性が有りますでしょうか。
ええ?どじょうの人。





西側より見る大鳥居。
向こうにフェリー。


人力車 休む。


たわむれる小僧。


厳島弁財天 大願寺 正門


愛馬の勝利祈願をする


さて、今日の昼飯②
宿泊宿おススメのこちら。


ふじみや


あなごめし


脂の乗った白身にからむ甘いタレ
これまた
たまらん

腹が
16分目くらいに膨らむ。


もう歩けません……

ロープウェイはどうせリア充ばかりだろうから

パス


しばらくプラつく。


五重の塔 東 海上社殿の鬼門方向に立ち
守りを固める。


階段を登り、千畳敷へ


こちらは豊臣秀吉が建立。
九州出兵の際に、犠牲者の兵の霊を鎮めるために
ここに千人の僧を集めいっせいに経を唱える……
と、構想されていたが、
完成前に秀吉が死去。実際は使われることはなかったという。

こういうことを考えちゃうのが
田舎者の成り上がりなんだろうなぁ
よくわかるぜその気持ち


無駄に広く、無駄にでかく。
なんたる
厨二


影がすっかり長くなっている。

さて、宿に戻ろう。
結構歩いたせいか足が痛い。


すっかり西に傾く太陽。


弁天しゃもじ 確かに食い過ぎた


細い路地の向こうに見える、弁天の湯いつくしま
シングルルームがある珍しい宿です。
おひとり様歓迎は実にありがたい。


足の痛みを癒すべく露天風呂へ。
紅葉がまだ残っていました。


厳島の山々を見ながら湯につかる。
安堵のため息。


宿の窓から。
夕暮れとともに海上大鳥居がライトアップされる。
飯を食ったら、夜のイベントに参加予定です。


部屋でだらだらしていると、
あっというまに夕食の時間です


これまた優雅なお夕食で。

  
前菜;唐墨 鮟肝豆腐 鴨黄身寿司 青味大根

  
海老雲丹焼き 酒粕衣揚げ 牡蠣葱巻き ナマコ

 
刺身盛り合わせ

撮影に熱中していると、
「食べるのゆっくりなんですね」と、
仲居さんにちょっとだけつつかれる

不覚 ちょっとやりすぎたか
まだだ まだ終わらせんぞ!

  
海鮮鍋 またも牡蠣 これで10杯目 二桁制覇達成。
カニが溺れているようだ

 
茶碗蒸し 天ぷら

 
吸い物、じゃこ飯とデザートで完走。

さて、温泉に入ってから寝る……


そんなDDKではあ り ま せ ん。

せっかく神の島に泊まるのだから、
夜を満喫いたしませんと。


宿から出ます


夜の道を提灯が照らしています


店はほとんど開いていないんだけど
どうしてこんなに明るいんだろうか
誰も歩いていない。
こういう雰囲気がいいんだけど、俺だけかなぁ


海に浮かぶ大鳥居
このあと夜の遊覧船に乗ります。


夜の参道は幻想的だ
TNBと来るとすぐ
泣き事を言い出すのだが、
今回は俺一人だからな。

もっと寂しいわ


ライトアップの根元から。
あとになって思えば、海が干上がって陸が見えている。
この時は忘れていた。
干潮の時間が近づいていることを。

さて、1人でどうこうも寒いので、
人気で予約必須と言われる厳島の夜の遊覧に行きます
昼のうちに予約を入れ準備完璧。

よっしゃここだな

……

これは
いつもの
孤独パターンじゃないか!?


寒空の下、テントの待合。
そして、俺一人。
っちまうぞマジで!
話してないと俺 
凍死しちゃうぞコレは

チケット売り場も無人。

「人気」 のワードに見事に釣り上げられたわ…


船着き場から対岸の明かりが見える。
人生うまくいかないよなぁ…
平和で楽に生きるのがそんなに難しいことだろうか
若いころに苦労しろなどと
老害の皆さまがおっしゃいますが、
もう十分苦労したんじゃねーの俺は



などと超マイナスなことを考えていると
船が来た。数人の客がパラパラ集まってくる。
良かった、1人じゃなかったわ


海側から見る正面の鳥居
船での参拝コースを再現。
船頭さんが、「今は鳥居まで歩いて行けます」と。

なんだと!
こうしてはいられない!
あの鳥居の下には財宝が埋まっているのだ!
海賊の宝が!(妄想)


「あと30分くらいかね」船頭さんの何気ない言葉が
DDKの焦燥を誘う。

遊覧船が終わると、慌てて大鳥居まで走る。

海の上にはくっきりと道が出来ている。
時の砂の在り処はここか!by ドラクエ4


海に映り込む鏡面の鳥居


間近に見ると、でかい


暗闇に浮かぶ大鳥居を正面より。


くぐってみる


真下


裏側は闇 と、星。右上のはゴミじゃありません


足元は樹脂で固められている。


コインが埋め込まれてる。


ちょっと遠いけど社殿

ここまで、ずっと一眼カメラをオートモードで使っていた(恥
のだけれど、暗がりで写真を撮ると
シャッター時間が長すぎてブレまくる。

ここで、シャッター時間固定のマニュアル撮影にトライ。

こっちのほうが色が自然じゃね?


対岸の街もくっきり写る。


ちょっと暗いけど。


鳥。


赤が自然に撮れる

おおおコレはいいぞ!
と、写真を撮りまくってニヤニヤ
(あとで見返すと同じ構図ばかり)
これは
写真の技術を手に入れたかも知れない。
はっ、
これこそがお宝…!!

と、気付くと、周りが海に囲まれている!?
帰り道がなくなっている!
かコレは!!
手遅れになる前に浅瀬を走って参道まで戻る。
あ 危なかった……


じゃあ、さっき撮るのをあきらめた社殿も撮れるってことか!

デート。にやにや
リア充爆発すべし


灯篭 光の乱舞


色鮮やかなのはライトアップも考慮してなのか
考えられてるなぁ


ライトを反射する地面の色がこれまた幻想的。


さて、明かりの灯る道を通り、
宿に帰りましょう。


……宿に帰ってから気付く。
カメラのファインダーキャップ(結構大事)が
なくなっとる!!

厳島の海に捨ててしまったということか…

調子にのるもんじゃないな…


夜の温泉に入り、今度こそ、寝る。

いやー美しかった
島の雰囲気が神秘的であった
夜の厳島は大変良かった!!



さぁ、明日は愛馬との初対面だ。

③小倉競馬場


  1. 小倉未勝利①