～競馬遠征記～ 全国見聞録
漢の二人旅 馬ツアー2014編②
～北の大地で風を浴びて～
積丹※再訪
２０１４．０９．０３ ホテル
AM５：１５
集合時間だが
ヤツの部屋からは
鼻水をすする寝息しか聞こえなかった。
早朝だが、仕方ない。
どんどんどん
「朝だぞ！起きろ！」
「起きてますよ」
のそりとTNB熊が顔を出す。
顔を出さなかったら
２人でホテルを叩き出されるという
荒技だが
未然に防がれて良かったな。
蒲田の朝。
汚い。
朝のバスでギリギリ空港に間に合い、
なんとか飛行機を遅らせずに搭乗完了。
明日の飛行機で帰るDDK
これから１０日ほど滞在のTNB いいなぁ
荷物待ち。
さて、お楽しみのレンタカー屋へ。
空港内を１０分ほど迷い歩いたあと、
迎えの車にたどり着いてレンタカー屋へ。
ワーゲン ニュービートル。
かわいいでしょ。
なんたって、カブリオレですよ。
屋根が開いちゃうタイプですよ！！
レンタカーのおじさんも
「天気もいいですし、
ぜひオープンで！」
ほら、こういってますし。
なに青い顔してるのTNB？
「こ これ 運転するんすか？」
いやー 恥ずかしいのは最初だけだろ たぶん
俺が普通の車を予約するとでも
思っていたのかね！？ニヤニヤ
ドライバーの気持ちがポッキリ折れてますが、
今回の珍道中が始まりました。
さっそく逆方向に。
札幌市街の高速は流れスムーズでストレスなし。
オーディオの使い方がわからん と
悩んでいたが、なんのことはない、
陥没●●をチョコンと押すと●●がタッて優しくひねると声が出て
などと酷く下品な会話を繰り広げているうちに
小樽に到着。
小樽鱗友市場の横にある
「味さき」さんで朝食
海鮮・うにいくらのダブル丼（DDK 右）
ちらし寿司風海鮮丼（TNB 左）
いやー やっぱり北海道
たまりませんね
大満足です
まだ朝ですけど。
ここからTNB希望の積丹へ向かう。
TNBの選曲は
Mr.Children
２人のとっちゃんボウヤ。
涼しい風は もう夏の終わりを知らせに
来ているのかもしれない。
過去に来たことがある道だから
よく知っているんだけど、
積丹は遠いンだよね
なんだかんだ言って
この男 ノリノリである。
朝寿司により
今回の魂であるドライバーの意欲が
復活した。
さて、出発。
Full Open にしたはいいものの、
動き出したら
警告音がビービー鳴って
運転どころじゃない。
ちがう。
俺たちはそういう目立ち方をしたい訳じゃない。
青い空。
青い海。
ゆっくりと流れる優雅な時間。
午後１時。
TNB「これ、予定通りの時間なんですよね」
DDK「そ そうだよね」
TNB「え！？」
DDK「そ そうだといいね」
TNB「あと30分とか言ってませんでしたっけ？」
DDK「ああ、それは俺のVmax時間の話」
TNB「一日のプラン、間に合いますよね！？」
DDK「まあ、なんとかなるだろ」
TNB「え！？」
と、車内はいつもの感じで
ドタバタ漫才状態です。
PM１３：３０
積丹ブルーへ到着。
以前には崩れて進めなかった※、
突端への道を行く。
若造は、年寄りを置いて先へ。
まだこんなにあるのか。
もう相当疲労しているんですけど。
おい
待てってば おーい
あ 完全に見捨てやがったな
突端より ろうそく岩
エメラルドブルーが綺麗です。
うん、素晴らしい。
帰りも ヒーヒー言いながら
山を越えて車へ戻る
積丹ソフト。
以前※と同じ失敗を繰り返す。
さて、市街地から人も減ったし
再びオープンへ。
このために割り増し料金払ったンだからな！
TNB「あ、慣れちゃえば気持ちいいですね」
DDK「ようこそ ワイルド変態の世界へ」
日が陰り、ちょっと怪しい天気。
明日の馬ツアー大丈夫かなぁ
「雨男の先輩が居ますからね・・・」
確かにな。
PM１４：３０ 岩内町
うん、昼飯も寿司 美味い が、普通だ。
積丹半島をぐるっと一周してきて
ドライバー君に疲れが見える。
TNB「さて、」
TNB「時間が遅れている訳ですが」
TNB「３時間ほど。」
DDK「どうしましょう」
DDK「ま、いつものことだろ」
TNB「そうですよね」
長いこと旅を共にしているので、
阿吽の呼吸というものが出来ている
こういうときには信頼できるのだ このオトコは
TNB「宿でメシが終わっていたら
先輩のせいですからね」
・・・恨みごとは無しだぜ、後輩よ
ここからはドライブのハイライト
ニセコパノラマラインへ
低速（制限速度一杯）でも
十分スピード感がある
バイクとは違うんだなぁ
蝦夷富士が近づいてくる
晴れていれば気持ちよかったかもなぁ
TNB「夕暮れですからね」
・・・それを言うなって。
PM５：００ 高橋牧場ミルク工房
DDK「あ 旅館さまですか、
ええ、遅刻します。
ええと、あと30分･･･いや、１時間で着きます」
TNB「なんですって！？」
DDK「じゃ、そういうことで。
よろしくお願いします」
TNB「旅館はあの富士の裏側ですよ」
まあ、遅刻と決まれば
ゆっくりしようじゃないかTNB君。
TNB「それもそうですね」
いかん やや捨て鉢になっている
ここは可愛いスイーツを彼に奢る。
疲れた脳には甘いものが良い。
なんの解決にもならないんだが。
僕は焼きチーズタルトを。
焼きたて熱々をほうばると、
チーズの濃厚な味と香りが
舌から鼻まで駆け上がる。
中はレア。
これは実に美味い。
土産に出来ないのが残念だ。
・・・あっと言う間に時間は過ぎていく。
PM６：３０ 支笏湖
DDK「ほら、なんとかなるだろ」
TNB「なってませんよ」
DDK「もう着くから大丈夫」
PM６：５５ 丸駒温泉旅館
DDK「な、６時台には着いたろ」
TNB「･･････」
DDK「あ、荷物は運ばせていただきます
お疲れさんでした」
「歓迎 京王線競馬同好会２名様」
こういうの、イイよね。
フロント「本日、お部屋を
グレードアップさせていただきます」
キタ！
十勝川温泉※ 以来！
なんとなく、十勝川温泉風の造り･･･
今回は囲炉裏※じゃない方をセレクト。
こちらも十分美味。
温泉もぬるめながら癒しの湯。
肩までつかり、しっかり体をほぐす。
ドライバーのTNB君に感謝。
……そういえば、明日が本番だった、ような……
③オマケの馬ツアー