愛知離島 芸術の冬島編②
~秘境ヲ往ク男達~


さらばふぐの島

2月11日 午前9時
高速船を降り、
知多半島を戻って次は
一色町さかなセンターを目指す。

清々しい朝なんだけど、
やっぱり
クソ寒い

同日 午前11時

一色町さかなセンター

ここから、芸術の島・佐久島に渡る船が出ている。
観光地のはずだが、島に渡る客は非常に少ない。
なぜなら、このバスの少なさ。
これが秘境と呼ばれる理由の一つである。

ここで、

我が弟と合流。

待ってたぜ 兄貴。

ノリに血筋を感じてしまう。

私はこれまで全て単独行動なのだが、
なかば無理やり合流してきたのだ。

初めてのチャレンジ(二人旅)だが、
果たしてうまくいくでしょうか。

まぁ、なんとかなるんじゃないでしょうか
船に乗り込みます。


天気は快晴。


最前列を確保。高まるワクワク感。

佐久島に着いた後、まずは昼飯。

 
名物 大アサリ丼
磯の香りとムニュっとした歯触りが官能的

 
ふと隣を見ると、弟のミックスフライ定食もうまそう。
しかも佐久バーガー(大アサリバーガー)まで頼んで
島のグルメを堪能。


島の道路。沖縄に通ずるゆっくり感。


歩いて回るには時間が足りないと読み、
レンタルサイクルを借ります。

一時間300円。
観光地価格!!
ギアが付いてない!


佐久島 愛知県三河湾に浮かぶこの島は、
なんとか観光を開拓しようとした結果
現代芸術を島のあちこちに
点在させてしまう
という
若干の
暴挙に出たのであります。

ここに滞在する数時間で、
現代芸術を出来るだけ鑑賞するつもりです。


もやもやスポットなのが確定的

まず一つ目、

かもめの駐車場


風で揺れると付け根のボルトがキーキー鳴いて、
確かにかもめが鳴いているように

聞こえないこともない
かもしれないし、んー、どうでしょう

次に、
アップダウンのややきついメインストリートを
ひーひー言いながら西に向かい、

こんなもの見つけました。

あー、
これはダメだわ版権的な問題で。
タコ漁となんの関係もないだろコイツは

途中、なぜかダチョウなども発見しつつ、

島の反対側まで来ました
日本の原風景。

そうかぁ?

あんまり考えないことにします。


寺。とりあえず、誰も居ない。


道は狭い上にアップダウンがきつい。
容赦なく私の体力を奪います
弟は無駄に元気。若いっていいなァ


島の一番の土産ショップにやってきました。
さて、ここでの土産を見ましょうか。


……あの、

開いてない、とか。

まじで売る気がないんだな
弟と一緒にモヤモヤしたあと、
ボタンを押さずに立ち去る。


急坂を登り、山の中の神社に来ました


わかりにくいけど芸術作品。
ドラクエの旅の扉?みたいな。
風に揺れる枝葉の音だけで、静かな場所です。


オフロードの下り坂。
弟のテンションが上がっている。

コレは良くない予感がァァァァァァーーーー

砂利道を猛スピードで下る兄弟。
響く悲鳴!
コーナーの先で
姿を消す弟!!
さらばだ弟よ!!

あ、生きてた。普通に先に行っただけだった。
無事だった。良かったなおい。

お互いコケずに下り坂を突破した。
一歩間違えれば事故だった かも。

チャリンコ危ないわ

で、
下り坂のあと、さらにメインストリートを西に戻り、
もう一つの芸術作品を見に行きます。


おひるねハウス

??芸術??

うーん、わからん。


後ろ姿。
ちょっとかっこいい。


お気に入りのイケメンショット
偶然の産物。


海賊王に 俺は(以下略)
痛い 痛いぞ 弟よ


桟橋の向こうに芸術作品が。


マーメイド風の置物
色気が皆無


でかい置物。
守り神だとか。

シューーール

弟の恩師に似てるだとかなんとか



ちょっと時間が余ったので、

東港付近の海神様の像。

なんじゃこりゃ

芸術作品と言われたものは
ほとんど
モヤモヤでして、

結果としては
メシと弟の写真がとても良かった。

確かに、
恋人と来てゆっくり過ごすのはいいかもね

1人で来てたら
確実に
がっかりスポットだったわね

弟に感謝しなくては。


さて、温泉に行きますか。

電車移動の弟と別れ、
宿泊地・蒲郡三谷温泉を目指す。


途中、
三ヶ根山スカイラインに寄り道。

料金所のおじ様に、
「蒲郡温泉はこの道使わなくても」
と言われ、
「こういうのが趣味なんで」
と、
理解に苦しむ返答をして山登り開始。


屋上のパーキングエリアより。


三河湾の島々。
冬の澄んだ空気のおかげで
美しさが際立つ。

ここを
日本のシチリアと呼んでも
遜色あるまい。
あるか全然ちがうか


沈みゆく太陽


伸びる影
うーん ホレなおしそうだわ


ワインディングをカッ飛ばし、
宿へ到着。


生の琴演奏

ツアー客多し。
まぁ、有名どころだから仕方ない。

日の沈む前になんとか弟と合流、
猛ダッシュで露天風呂へ。


ギリギリで間に合ったな弟よ!


露天風呂。
極寒の中、裸ではマジで無理!


温まるわぁ


露天風呂からは三河湾と渥美半島が。

冷え切った体を
温め
部屋に戻るまでにまた
冷える

今日も無事に生き残ったわ

さて、晩飯です。
  
海鮮しゃぶしゃぶ

 
手前に
金目鯛、奥に
!豪華絢爛!

  
ほたてバター、蓬莱泉・和(弟用)、いくらごはん
にょ、尿酸値が……

堪能いたしました。
まぁ、おごった分はいつか返せよ弟よ


夜にもう一度露天風呂へトライ。
おおおおおお、

寒い!


就職関連など、
人生について偉そうに語り、
今日は寝ることにした。

③豊川稲荷で一笑い

  
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