キャロットクラブ2017年産を振り返る3
続いて21位から30位くらいまで。だんだん酷評になります、ご容赦を。
21、ゴールドティア 父キングカメハメハ 母ヒストリックスター 1歳時評価×
新馬戦を見たときに、ああやっぱり、とため息が漏れたが、その後なんとか2勝。現在骨瘤治療中。なぜ東京を走ったのか?馬の姿を生で見たい人がその時東京にいたんですよ、わかるでしょ大人なんだから。
22,アコルドエール 父オルフェーヴル 母フォルテピアノ 1歳時評価△
牝系の本質はダート、と予測し正解。なのだが、オルフェーヴルを見限るべきではない、という予測は、不正解かもしれない… 牝系の力で走っている印象。オルフェーヴルの一番馬がこれでは…
23,サザンレインボー 父サウスヴィグラス 母レインオアシャイン 1歳時評価〇
砂狙いの血は「わかりやすさ」が大事。同父の他方とは差が開いてしまったが、現時点で2勝は立派な成績。馬体価格は回収している。
24,グランデマーレ 父ロードカナロア 母グランデアモーレ 1歳時評価△
骨の弱さは遺伝性のものでどうしようもなかった。ということを理解しないまま詰めて使って骨折、復帰後も闘争心が戻っていない。カナロアの弱点である気性の穏やかさと、母の真面目さが悪い方に出てしまっているか。これは厳しい。
25,ヴェラアズール 父エイシンフラッシュ 母ヴェラブランカ 1歳時評価×
チョイ差しであと一歩足りないってことを多分馬も理解しているんじゃないだろうか。父も一瞬の足だけだったし、毛並みもそっくり。おそらく頭の良さも遺伝しているだろう。とても良い意味で母似でズルい。今後も入着賞金を咥えてきてくれるに違いない。この母から出たようやくの「当たり」である。末永く頑張ってほしい。
26、ヴァーダイト 父ディープインパクト 母クリソプレーズ 1歳時評価△
期待を一身に背負って芝を走ったものの頭打ち。ダートに転向していきなりの結果と、「始めからこうすれば良かったのに」と言われかねない成績だが、当然これからも走ってもらわねばこの馬体価格は回収できない。
27,パドゥヴァルス 父エピファネイア 母アンレール 1歳時評価△
骨折引退。早くから2勝しただけに残念過ぎる。クロスの濃さからリスクは読み取れるが、それでもこの悔しさは次への期待へ持ち越したくなる。なりませんか?
28,キングサーガ 父キングカメハメハ 母ディアマイベイビー 1歳時評価△
2歳時に1勝を挙げその後ずるずると低迷。予測通りの結果になっているが、巻き返せるかどうか。
29,リーディングパート 父ハービンジャー 母タイトルパート 1歳時評価〇
ワンパンチはあって勝ち上がったものの低迷。成長に期待できる血統かと言われると微妙だが、Our Bloodの可能性も…ないか。
30,エアリーフローラ 父ロードカナロア 母パッシフローラ 1歳時評価×
堅実に入着を重ね3歳夏に未勝利を卒業。その後低迷期に入っている。牝馬のメンタルは難しい。馬体値段までの活躍は厳しいか。
とりあえずここまで。低迷期多い。。。