キャロットクラブ募集馬2025評価キタサンブラック
例年よりちょっとだけ早い!?当クラブの発表ですので
これは当サイトも更新を急がねばなりません。
やる気になっているのは今だけかも知れませんが。
毎年のように、何の裏付けもない勝手な駄文です。
父キタサンブラック
ヒルダズパッション24
母高齢のため評価しません
マルシュロレーヌ24 牡 母8歳
父オルフェーヴルの代表産駒と呼んで良いマルシュロレーヌの2番仔で待望の牡馬。しかも牝系は活躍著しいヴィートマルシェ家で、父キタサンブラックも2025年現在クラシック本流では一番期待が出来る種牡馬とあっては、これはもう大人気と暴騰が間違いない。
過去にどこかで書いているかもしれないが、ノーザンテーストのクロスは余計だ。瞬発力を削いでしまうだろう。が、そんなのは些細な問題に過ぎない。
オルフェーヴルは適性がまるで違うもののサンデー系×ノーザンテーストを含む母、という点でダイワメジャーに共通点を持つ。父ステイゴールドに母父マックイーンで適性は中長距離だが、重厚な機関車が走るかのような迫力はダイワメジャーが古馬になり本格化した後の走法と似通うものがあった。血統的にはおそらく似た傾向を示すと思われるが、ノーザンテーストが邪魔をしてややマイルやダート寄りになることを考えると短距離馬ダイワメジャーの方が成績を出しやすい、という現状も理解できる。
という血統背景から、父キタサンブラック、母父疑似ダイワメジャー、母系ヴィートマルシェ、と想定すると、私の愛馬ラヴェルと血統構成が似通っていることがわかる。ラヴェルの適性は絶対に中距離だと思うが、勝負根性が無さ過ぎて最近は勝てないレースが続く。ダイワメジャーの気性難とオルフェーヴルの気性難、どっちもどっちな気がするが、一応母側のサンデーが一世代奥に下がっているので気性は多少緩和されていると信じたい。
つまり、ラヴェルをさらに中長距離向けにしてタマを付けた(下品すみません)と考えると、やっぱり暴騰しか想像できないし超人気も間違いないのでしょうね。
ピンクアリエス24
母高齢のため評価しません
シーズアタイガー24 牡 母13歳
母はアメリカダートの2歳戦でG1を2勝(正確には1勝+降着1回)、当時の最優秀2歳牝馬。産駒には牝馬が多いがそれらの活躍は微妙で、産駒で初めての牡馬ダノンザタイガー(父ハーツクライ)が重賞で2,3着し、その後も条件戦で入着を繰り返している。牝系はアメリカに多い早熟花火血統と判断すべきかもしれない。
血統的には父キタサンブラックとはTale of the Catの奥にいるHonest Pleasureがキタサンブラック母側のジャッジアンジェルーチェとクロスしており、やっぱり変速の少ないスピード頼みの先行血統になりそうな図である。
そして、ダノンザタイガーは年に2,3回しか出走せず、というか出走できないというべきか、体質の弱さが目立つ。その下スワ―ヴゴダイヴァ(メス、父エピファネイア)も頓挫にとん挫が重なって3歳夏でもデビューの見込みが立たない。セレクトセールで3億円近い値で取引された馬の面々でこれらは大損だと思うが、その下の牡馬が当クラブに突然現れたことを考えると、おそらく上級厩舎に入れて高値で募集となるだろう。
キャロットクラブで夢を買おう。ここ数年でさすがに当クラブへの初心者の参入は落ち着いたと信じたいが、一口馬主初心者の夢と希望を背負って、後にそれらをへし折る役回りを持った馬だと思う。
シングルゲイズ24 メス 母12歳
姉テンダールック(父ドゥラメンテ)は4戦目で初勝利。一口権利持ちTNB氏おめでとうございます。母はオーストラリアのG1馬で最近は牝ばかり産んでいる。上から順にシルク>サンデー>キャロット>シルク、と来たので今年はサンデーかと思ったら当クラブへ。高額馬なら実は当クラブの方が購買力はある。牡ではない、メスでも売れる、というのが当クラブに来た理由だろう。現に姉も売れているし。
オーストラリアといえばRedoute’s Choice、マイルをチョイ差しで押し切る血統で姉テンダールックを見ると遺伝的にはその要素で良さそうだが、母の要素にはHyperion系のクロスも含まれており距離が伸びても活躍できる可能性はあると思う。兄姉はほぼ全員体が小さいのでむしろ長距離の方が良い・・・と思ったら姉シングルハーテッド(父ハーツクライ)がすでに試していて未勝利を勝てなかった。難しいものだ。
父キタサンブラックなのでおそらく当馬も中長距離で戦うことになると思うが、牝馬というのがハンデになりかねない。前述したシングルハーテッドがサンデーレーシングで募集されていたので、その嫌悪を避ける目的での当クラブ募集だろう。テンダールックが勝ち上がっているので、牝馬に強い当クラブの会員の皆様は、ぜひ買って応援されてはいかがだろうか。募集価格?気にするなよ金持ちだろ??
ミッドナイトビズー24 メス 母9歳
これまた、なんで?と首をかしげたくなる母の募集である。母は超名牝でG1を5勝、BCディスタフ2着でWikipediaまである。ノーザンの吉田氏が約8億円で購入したあとはサンデーで初仔の募集があったが、2番仔はまさかの当クラブ。セールに出せば何億円もの値はつくはずの幼駒が、何で?と思えてしまう。上の仔ミティリーニも頓挫なくゲート試験まで進んでおり問題なさそう。
血統図からはBusted<>CipayoのBlandford、ジャッジアンジェルーチェ<>Tour d’OrのBold Rulerクロスの遠縁クロスが入っておりどちらも日本馬場には歓迎されない。母父側に含まれるIn RealityやRelicがスピード活性に出てくれれば楽しみだが。母の持つダート色をどこまで消せるか、キタサンブラックの遺伝力が試される。この幼駒が活躍しないと、2025年産(父イクイノックス)の価値が下がる。あ、そういうことか。
サンダードラム24 メス 母6歳
母は欧州馬でPrix De Royaumont(G3、芝2400m)を勝っている。父Dubawiに母父Galileoで凄く重い血統に思えますが、そういう発想は古いのでしょうね。母父Galileoのシンエンペラーも活躍したが、2歳の新馬戦でGalileoの血を引くポエティックフレアの産駒が活躍しておりこれからはまさに天文学時代。という流れに乗った欧州牝馬の産駒であるが、欧州牝馬らしくNasrullahは少な目で、むしろLyphard>ダンシングブレーヴの刺激を図っているのは良い。ただ、その割に父キタサンと母父Dubawiで検索すると活躍馬は居ないので、やはりGalileo頼みになるのだろう。
初仔の様子見、に定評のある!?当クラブだが、なんだかこういう流れはディープインパクトの時もあったような気がする。さて、その後の結果は!ご自身でお調べください。
(追加募集希望・マルケッサ24)