2026年募集 エフフォーリア産駒
ライティアの25 牡 母8歳 母優先 シンハリーズ牝系


2026年は同牝系・全姉のシンハライトの仔アランカール(父エピファネイア)が桜花賞に挑戦したが自慢の瞬発力及ばず敗退。オークス向きだと思うので順調ならぜひ頑張って欲しい。(執筆時は2026年4月末。)この牝系に高額を投じているお金持ちの皆さんはもう小銭など欲しくない、あるのはG1の栄誉への渇望だろう。
……さっきも似たような文章を書いたな。(この執筆時5月。)
当駒の母ライティアはクラシックを全休し条件戦勝利の後重賞に挑戦したが歯が立たず早々に引退。個人的には余力残しで引退した印象が強く、すでに繁殖を見据えていたのではないかとも思える。気性の問題があって逃げでしか試せなかったが、おそらくはディープ譲りの瞬発力もあったはずだ。相棒のTNB氏が持つ馬はこういう気性の荒い牝馬が多い。現実でも早く気性の荒い嫁を捕まえて私を安心させてほしいものである。
私がクルミナルの妹クルミネイトを買って仔の活躍を妄想していたように、TNB氏はシンハライトの活躍を信じてミリッサ、ライティアの姉妹を手に入れてこの時を妄想していたようなのである。ミリッサの仔は怪我もあって順調ではないが、さて当駒はどうだろうか。
父父エピファネイアがその母シーザリオの影響を強く受けているという話はこれまで随所に載せているが、当母ライティアはディープとSad. Wel.系なのでシーザリオと類似配合と言える。シンハライト牝系のSingspielは怪我とスピードの同居する刃物のような系統なので、この牝系への影響はとても強く出ていると言え、エピファネイアとの重複はこのスピードと怪我を強調する形になるだろう。父エフフォーリアの牝系からは姉妹でペリファーニア(桜花賞3着)、遠縁でアドマイヤムーンが出ていて父に似れば中長距離の先行型の遺伝になりそうか。
シンハライトが瞬発力で勝負できるので当然ライティアも出来るはず、と信じているし、今年私の狙いがガッチリハマって「名牝の妹」クルミネイトの産駒アクロフェイズが皐月賞に連れて行ってくれたのである。同じく「名牝の妹」ライティアも隠された能力をきちんと遺伝させていれば活躍は可能なはずだ。何より、この活躍の可能性はまだ世間にバレていない、血を追いかけてきた我々同好会だけが知っている秘密なのである。
母優先を私は持っていないが、TNB氏はもちろん買うだろうし、万一の願いを込めて、たぶん私も投票するだろう。あとは牡かメスか、それぞれの母優先会員の多くは相馬眼のある方々なのでまだ当クラブに残っているだろうし、後述する当駒と同血のシンハライトの25とどちらも争奪戦になるだろう。
ミリッサの25 牡 母11歳 母優先 シンハリーズ牝系

2024年募集 セイロンブリーズ
母父ダイワメジャーの仔は頑健である、と提唱しつつも、当母の仔については悲観的評価を述べていた私の過去のレポートは正しかった。まだ未勝利期間は終わってはいないが、先日ようやく初出走を迎えたセイロンブリーズの勝ち上がりは厳しそうである。
前述のライティアと3/4同血だが、ダイワメジャーとディープインパクトではおそらくまるで違う特性になるだろう、とすると母父母の比較になる。スカーレットブーケ>スカーレットインクは米国ダート血統Spy SongとBull Lea>Bull Dogのパワー血統で、一方ウインドインハーヘアはLyphardとBustedの奥ゆかしいヨーロピアン血統である。一見するとパワー血統の方が相性は良さそうに見えるが、エフフォーリアとシーザリオの類似性の観点からすれば前述したライティア、あるいはシンハライトの仔の方がより相性が良さそうか。当母の仔に連発している事故が偶発的とは言え当母自身も苦しんだように産駒の足元の弱さは遺伝性とも思え、どうだろう、強気に推せるかどうか。
一方で、やはり母父ダイワメジャーへの期待が高い私としては、エフフォーリアとシンハリーズ牝系の配合3頭の中では人気は最低と読んでいる。一般で獲れるチャンスを窺っているので、皆様は姉妹の他の馬に行ってください。
エールデュレーヴの25 牡 母12歳 母優先

2024年募集 レゼルフォート
2025年募集 パルクデュレーヴ
毎回否定的な評価をしてしまう当牝系の産駒だが、当駒の姉レゼルフォートがデビューこそ遅かったものの結構強そうな勝ち方をしたのでちょっとだけ光が見えた。小柄な牝馬なのでこれからが苦難だが、勝ち上がりおめでとうございます。
やはり私の見立て通り、この血統には非サンデーの短距離血統が良いのではないかと思う。Storm Cat系のブリックスアンドモルタルで適距離が2000mなのだから(ブリモルが短距離向きなのか?という議論はあるが)、長距離向きの鈍足と怪我のリスクを避けるためにはサンデーの血から遠い方が良いのだろう。
皮肉なことに、牧場が売却した妹レーヴルシードの産駒は複数勝利を重ねており、特にキングカメハメハ系との相性が良さそうに見える。非サンデーの中でも筋肉量の薄めな軽薄な方が似合う、と考えると当父との相性はどうだろうか。Highest HonorとトニービンでKalamounのクロスが出来るなどやや固めに向かいそうな配合で、微妙、かなぁ。
フィリアプーラの25 メス 母9歳 母優先

2025年募集 フィリオソラーレ
去年も評価を書いている母なので切り口を変えて書く。3歳重賞を獲ってしまったばかりに重賞ばかりにエントリーされ続け、ずっと強敵に対峙するうちに気持ちが折れてしまった牝馬、と言えるだろうか。2020年の中山牝馬で雪のレースをYoutubeで見直したが、直線で外に出してから全く進んでいかない。晩年に先行を試してみたらいくらかは良かったようだが、それでも馬券内に入ることはフェアリーS以降一度も無かった。
母母ラトラヴィアータはサクラバクシンオーの全妹でスピード+持久力の血統。母の兄アルフレード(父シンボリクリスエス)は朝日杯1着、NHKマイル2着がある。アルフレードは先行でスピードを活かす馬だったので、母父にハービンジャーを据えて父シンボリクリスエス系でアルフレードの再現を狙おうという目論見はよくわかる。父エフフォーリアの傾向は大柄で気性の穏やかな産駒が多いようなので素直に先行できるような気性なら楽しみは大きいだろう。
エフフォーリア自身、物凄く強かった3歳時を経たあとの4歳時は嘘のように負け続けて最後は引退している。早熟説も確かにあり得るが、クラブ発表によれば爪の状態が万全ではなく競争できる状態になかったのだという。それを信じるならば、父と母、両方の本来の能力が発揮されれば「大物再来」という可能性も十分あり得る。
フィリアプーラ>クリアアンバーの属するF4-m族からはテイエムオペラオーやブルーメンブラットなどのG1馬が出ており、米国フレンチデピュティやUmbridled’s Songを輩出するなどパワーに富む牝系である。父母のKaties牝系もF7-f族でヒシアマゾンやアドマイヤムーンの中距離血統で持続力や瞬発力に秀でる。父父母シーザリオ>キロフプリミエールはF16-a Plucky Liegeの直系でRobertoとクロス3本(Admiral Drake、Sir Gallahad、Bull Dog経由)を持ち相性が良い。と、日本を代表するような牝系の集合体なので、牝系マニア様からはとても評価の高い1頭になるだろう。
追記;兄フィリオソラーレが断然人気で6月の新馬戦を快勝。去年の低評価すみません。血統への期待が高まりますが、大抽選会の可能性も高まりましたな。
シンハライトの25 メス 母12歳 母優先 シンハリーズ牝系

2024年募集 アランカール
2025年募集 ラトナジャーラ
血統図はライティアと同じ。血統評価は前述しているのでそちらを参考にしてほしい。
牡かメスかの違いで、大物を目指すなら当然牡だろう。ただし、こちらにはアランカールの実績がある。ようやく大物(と言っても、重賞入着程度)のアランカールが出たにしてもこれまで大金をつぎ込んできたクラブ会員の皆様にとっては「遅すぎる」のかもしれないし、アランカールだけでこれまでの負債を消せるようには私は思えないのだが、良い経験が悪い過去を消し飛ばしてくれるのは、競馬と言う享楽にとっては必要な代謝なのだろう。
同血ライティアは初仔、牡。こちらは経産馬、メス。向こうはTNB氏持ち馬、こちらには同好会は関与していない。切れ味を求めるならこちらだし、我々と評価を共有したくないならこちらだろう。
半分くらいは終わりましたかね。
もう8月になっちゃいますけどね。頑張ります。
