キャロットクラブ2024募集馬の血統評価・その他の産駒1

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「キャロットクラブ 2024 募集馬」で検索して
当ホームページを見つけ、
閲覧している人が700人以上。
(同一IPからの複数クリックは1カウントとする)
と、Google分析の先生から7月のレポートが届いています。

マズい、お下品なこと書けなくなるじゃないですか。
緊張してしまいます。

ここからは父1頭のみの産駒を評価していきます。
冒頭の父名は省いています。

ティンバレス23

母11歳 メス  母優先  兄;パーカッション
 母はダート中距離で3勝。貴重なウォーエンブレム産駒だがMr. Pro.の塊で早熟一本槍だったと言える。初仔のパーカッション(父イスラボニータ)が勝利を挙げている他は短距離馬の父を配合されているがいずれも未勝利で、特にリムショット(父ヘニーヒューズ)のスタートの悪さはかなり致命的だ。同系統の父を持つ当駒もおそらく同じような気性の悪さを引き継ぐと思うが、では期待が出来ないのですね?と言われると少し違う。
 当母の産駒で一番活躍したパーカッションの父はイスラボニータで、フジキセキ×Cozzene系の父なのでCozzene側にウォーエンブレムとの相性の良さがあることは否定できない。何より、中山や東京で勝てるパワーがあればスピードは足りそうなのである。中山巧者の当父は弱点補強と言う点ではとても良い。
 パーカッションは平地で2勝のあと障害に挑戦し1勝したが、その後のオープン戦で転倒しこの世を去った。亡き兄の思いを、というのはとても陳腐だが、仮に当駒が活躍出来れば希少血統でアワブラまでは間違いないと思うので、配合的にも全くダメという訳ではないので期待してみるのも面白い。

メリート23

は母高齢のため評価しません

プラチナブロンド23

母12歳 牡  母優先  兄;ブッシュフェルト
 初仔、2番仔がともにデビューできず3番仔も未勝利勝てず地方行き。うーん母の仔出しがあまりにも悪い。1年空胎を挟んで時間調整を図ったのは良い策だろう。4番仔はまだデビューしていないが一応育成は順調なようである。その下5番仔が当駒である。
 父インディチャンプは2019の春秋マイルを制覇した名マイラーで、名牝トキオリアリティーの特性をよく引き継いでいるように思える。母プラチナブロンドは芝短距離馬だったが、この父の方向性がかみ合えば早熟で芝短距離を走れる馬が出てきそうである。
 仔出しの悪さは人気の低さに直結する。おそらく今年も人気にはならないだろう。が、母の妹ルミナスポイントからソングラインが出ているし、牝系全体の活性が落ちているわけではない。あえてマイナーな種牡馬でトキオリアリティー・ソニンク・ベガと日本に根付く名牝系を結んできた意欲的な配合にも見える。当ホームページの愛読者で、この長ったらしい血統評価をここまで読んできてくれた粘り強いルー君氏ならば、きっと今年も当駒を買って夢を見るに違いない。どうなるかなんて予測はできないが、今年こそは強い馬であって欲しい。と私は密かに願っている。

レオパルディナ23

母11歳 牡 母優先  兄;ジャグアーロ
 母は格安馬だったが早熟性を活かして2歳重賞で2着している。私が勝手に期待していた初仔はデビューが遅れたうえに未勝利に終わり、そう簡単には行かないぞと安物狙いの玄人会員の鼻をへし折った。2番仔もデビュー遅れ2戦で中央終了、3番仔デビューせず。そして4番仔(父ドゥラメンテ)は10万/口である。母を2.5万/口で買った紳士たちはさすがに見向きもしない……と思うがどうだろうか。
 当駒は5番仔だが、オルフェーヴルか……これまた評価の難しい馬を持ってきた。他の幼駒でオルフェーヴルの奇想天外さを評価したと思うが、あれは母側に十分な素養があってこそである。スニッツェルやSeeking the Goldといった底の浅そうな血統ではどうだろうか。早熟性がウリだった母にしては仔の育成の悪さが気になるし、オルフェーヴルがそれを改善できるようには思えない。近縁にNasrullahのスピード要素が無いのは寂しい。値段は流石に去年程にはならないだろうが、私は手が出しにくい。

マルティンスターク23

は母高齢のため評価しません
ルー君すみません

メサルティム23

母8歳 メス 母優先  募集時母評価
 母は芝中距離で3勝、先行して粘り強い脚で何度も上位に食い込み馬主孝行を果たした。その初仔(2番仔?初仔が競争馬登録されなかったのは死産か?不明)である。父のシュヴァルグランは父ハーツクライ譲りのスタミナ型種牡馬で切れ味に乏しく勝ちきれない馬が多い印象だが、育成次第では変わり身も期待できるだろうか。
 パッと見て気が付くのは、美しい母父相似の配合図である。サンデー系、Mr. Pro.系、トニービン=Nasrullah系、そしてボトムにBlushing Groom系が同じ位置に並んでおり、Lyphardのクロスもある。父も母父も先行型だったので瞬発力型になるとは言えないのだが、両方の良さを引き継いだ中距離馬になるのではないだろうか。クロスが強く、さらにメスなので、母の今後を占う意味で馬格には注目したい。

ローズノーブル23

母14歳 牡 母優先  兄;ジュビリーヘッド
 母の血統評価「TNB氏評価待ち」について、結局TNB氏は購入していなかったらしい。抽選に漏れたのかどうかは聞いていない。母は芝マイルで4勝、ディープインパクト産駒が5万で買えていた!?時代だったのか、良い時代だったなぁ。福島や札幌で勝利しているようにやはり重めの芝に向いていたのだろう。2番仔ジュビリーヘッド(父ロードカナロア)は2024年現在も現役を続けていてやはり洋芝や重馬場を得意としている。その後の産駒はDDKが買ったシュプールロイヤル君を含めて大したことがない。
 この牝系には軽い血が合う、という、ジュビリーヘッドの血統評価は正しかったわけだが、今年はどういうわけかヨーロピアンのバゴが配合された。2021年のクラシックでステラヴェローチェ(父バゴ、母父ディープ)が皐月賞3着、ダービー3着、菊花賞4着と活躍したのでおそらく目的はこの馬の再現だと思う。または、なんとなくの牧場のノリで配合してしまったパターンか。ステラヴェローチェは早熟性の強いオールザウェイベイビーの牝系だが当ヴィアンローズ牝系はお高く留まったおフランス血統なので、配合としては明らかに重過ぎる。が、一発がありうる配合に思えて実は私は期待している。この牝系が大好きなTNBもきっと同じ気持ちのはずだ。

今日は以上です。
終わり見えてきたぞ!
読者の皆様ありがとうございます、
が、私、素人ですので。
私の血統評価を本気にしてこれを頼りに馬を選ぶのはやめてくだせえ。
個人のブログですよ。