嵐が去って 北海道稚内編④
~最北端の赤と黄色の宝石箱~


だいぶ 汚れてます

2007年 9月12日 午前8時

朝、港の貨物船の汽笛で目が醒める

今日は一日海岸線、
去年中途半端だったオロロンライン
完全制覇する

まずはオロロンラインの起点
野寒布(ノシャップ)岬

ここで 朝飯


メニューの主張の仕方がハンパない

まあ 当然 朝から胃袋全開な訳で、

オーダー うに いくら丼の特盛


うーん


朝からフルスロットルだね

あえて言うまでもない
至高の味
最北端で見つけた
宝石箱やー

堪能いたしました。

さて、軽く土産でも買って
南下しますか

と、土産物屋をプラついていたら、
目の前の棚に商品が並べられた

1人1箱だよ!」 3箱しかねーじゃねーか

と、
なんだかよくわからないうちに
1箱手に持ってしまった


周囲から漏れる
ため息
あああああ と遠くから聞こえたうめき声

いったい何なのですかコレは
参考参考
よっぽどの
貴重品なのか?
コンビニに売ってそうなヤツですけど?

たぶん840円
だったと思う。

店を出たとたん、
見知らぬおっさんに声をかけられる。

「川崎から来てるんだけど、
娘に買ってこいって言われてるんだ
このままじゃ家に帰れないよ」

何の話ですか 俺に関係ないっすよね?

2000円で譲ってくれないか?」

え、それなんていう
わらしべ長者

まぁ また買えばいいや と
即 転売

人助けしたよね俺

さて、留萌を経由して札幌に向かいます


曇っているのが残念です


湿原の向こうに利尻・礼文島


どっちがどっちかは判別つかない


まだまだまっすぐ


風力発電 ブンブンまわってました


かなり南に来てようやく晴れてきました


留萌 蛇の目寿司

店の前まで来ましたけど、
……
いっぱいで待ちそうです

待っている時間は
俺にはない……

泣く泣く先を急ぎます
コレは大失敗だった


日本海側は切り立った崖が続きます

人間ってどんなところにも住めるんですねぇ


途中の滝 雄冬清水? 名前失念


綺麗な青が広がっています


一日でかなり走ったよなぁ

札幌に着いたころには

もう日が落ちていました

さて、札幌のがっかりスポットに懲りもせずトライ



ま、こんなモンじゃないですか

そう
何度も当たりばかり引けるとは限りません



9月13日 午前10時

なんとか札幌の良いところを探そうと、
一日札幌滞在に使ってみました

とはいうものの、

どこに行こう……

ということで、
去年に準じて例の先輩に連絡を取ってみます

「おーう、久しぶり。
今俺
札幌で働いているんだよ」

めちゃめちゃ
都合のいい先輩で
ボク幸せです

で、仕入れた情報がこちら

店の名前を忘れたのが残念

ホワイトソースオムライス

おいしかったです

洋モノまでカバーするなんて
札幌も懐深いなァ


さて、土産を探して、苫小牧港に向かいますか

駅近くの怪しげな土産物屋で物色

2007年は
白い恋人の偽装騒ぎがあり、
白い恋人が全滅だったのです。
無いと知ると意地でも探すこの私、


ついに見つけてしまいました



おそらく、

白い恋人の後継者として、

北海道の期待を背負って、

堂々とデビューを飾ったであろう
このニューカマー



参考参考
私の恋人

生誕20周年ってマジか
20年間もよく
訴えられずに売られ続けてきたなオマエ
……

参考参考
白いものが見えちゃってるくらいの
雑なパクリ感

クッキーも原品には似つかない
ゴツさ

結構な確率で
割れている中身




チョコもあるでよ

っていうか
最終的に
白くなくなってしまうという



見つけた時に
爆笑
試食して
爆笑

かなりの売れ残りっぷりに
爆笑

白3つ チョコ2つ 購入


意外とおいしかった 作りは雑だけど
なにより 良いネタありがとうございます

じゃがポックルも1箱限定販売を
見逃さずに
しっかり手に入れてぬかりはない


新車で買って、一万キロ超えました


ハスカップアイスを食べて今回の旅終了へ

フェリー乗り場の待合室で、
またしても
わらしべ長者状態発生

土産物の整理をしていると、
おおあああ」と
なんだか前に聞いたような叫び声が

前とは別のおっさんが
じゃがポックルを指差してパクパク言っている
これは
オイシイ話の前兆では

「そ それ 譲ってくれませんか」

えー、俺もやっとのことで手に入れましたんで……
と、交渉してみる

結果、フェリーの夕・朝の食事券と交換(2500円相当)

あのおっさんメシ食わないつもりなのかな

ちょっと
かわいそうかも
娘さん、よっぽどアレなんだな


そうして、結局、
今回の旅では
じゃがポックルが私の口に入ることはなかった



さんふらわ ふらの
あの入り口から乗り込みます


夕暮れ

これに乗って翌日は東京です



さらば北海道

また来年

 
タダだと思うと
フェリーのバイキングも美味しく思えるから不思議

  1. 北海道最北端