今年も今年で、私はなかなかにヤバい(誉め言葉)馬たちを掴んでしまっている。嬉しい悲鳴である。アクロフェイズ君とバルセシート君、どちらも堂々のG1権利を確保した。今週末はアクロフェイズ君の本番だ。
スプリングSの3着でギリギリ権利を取って皐月賞に参戦するアクロフェイズ君だが、当日は人気が全く無いと思うけど、頑張ってくれ、権利を得たなら勝つ権利は平等にある。名牝クルミナルの妹のくせに未勝利で終わってしまったクルミネイト母さん、あの時は罵倒してごめんなさい。繁殖のポテンシャルはちゃんと発揮してくれてありがとうございます。
当初は父ロードカナロアの距離短縮は1800mで良いと思っていたのだけど、どうやら陣営は2000mの方が良いと判断している様子。

アクロフェイズの牝系に居るCandy Stripes>Red Godは……
アクロフェイズの牝系に居るCandy Stripes>Red Godは2000年代の頃から私は良質の持久力遺伝を持っていると言い続けてきた。Candy Stripesの母バブルカンパニーからは天皇賞馬バブルカンパニー、あるいは孫世代に菊花賞馬ザッツザプレンティなどが居て瞬発力勝負よりも持久力とスタミナで粘りこむような走法を得意としている。パワーが弱めで気性が難しい牝馬では良さが出ない血統なのかもしれない。

(Invasor血統図)
2006年ドバイワールドカップを制したInvasorも、あるいは2003年パシフィッククラシックを制したCandy Rideも、どちらも直線チョイ差しから粘りこむような走法で勝利している。旧世代のスタミナ血統HyperionにちょっとだけLyphard、スピードと持久力に優れるRed Godをそれらが支えている血統である。
これまでのアクロフェイズの走り方はまさに直線抜け出しを図って後ろに差された負け方だが、若駒SからスプリングSで着差やタイムは確実に良化している。さあどうだろう、今度こそは凌ぎ切れるだろうか。
偉大な名馬と走り方が似ているというのは、とっても魅力的なんだ。Nasrullah系のカンパラ>トニービンはとにかく京都・東京で!の一本気血統で、前述のバブルカンパニーもザッツザプレンティも急坂の無いコースで好走していた印象があるし、アクロフェイズの伯母クルミナルも阪神よりは京都のパフォーマンスだったよなぁ確か。
しかし、父ロードカナロアの限界があるし距離は2000mまでだろう。従って、ここが一世一代の勝負所であると信じ馬券に願いを込めて応援したい。頑張れアクロフェイズ君。
