愛馬パリンジェネシス号が3/9サンシャインステークス(中山芝2500m)を勝利。
クラスの壁を楽々と一発で乗り越えてくれました。
かつてTNBの愛馬シュペルミエールもここで勝ち上がったように当同好会には縁のあるレース。
次走は東京でしょうか?もう一回勝てれば宝塚記念ですよね、楽しみです。
種牡馬タートルボウルが欧州から輸入されると聞いたときに、
多くの著名な輸入種牡馬の失敗が反芻されると悲観的に考えていた方も多かったはず。
私はそうは思いませんでした。
かつて「ヤギなのか」と揶揄されたノーザンテーストを堂々と日本に持ち込み
大成功に導いた牧場の方々なのだから、この種牡馬にも何かを感じたはず。
タートルボウルの父父Night Shiftはノーザンテーストと75%相似の配合で、
タートルボウルの他の血もほとんど主流血統を入れず、
まるで昭和の日本で流行ったような懐古型の血統構成になっています。
父サンデー×母父ノーザンテーストで距離が伸びなかったが
逆に父タートルボウル×母父サンデーならば、とこの血に可能性を感じていたはずなのです、
ノーザンファームは。
長距離中心の活躍になるとは想像していませんでしたが、
かつてノーザンテーストがそうであったようにタートルボウルも相手方の血を引き立てる
補助血統なのでしょう。アンバーシャダイの血が活きて中長距離の活躍になるのも
そう考えると理解できます。
なにより、「ノーザンテーストの仔は3度変わる」と言われた成長力が
パリンジェネシス君にも宿っているのです。
未勝利のタイムオーバーの頃も今は思い出。
これからの成長が楽しみでなりませんし、「No サンデー」の血はとても貴重。
種牡馬入りまで期待しています。