夢の実現 北海道周遊編⑤
~儲けた金は全額元に戻す~

7月15日 午前7時

留萌温泉独特の黒の湯につかり、
朝の眠気を取る。

ここまで旅は実に順調である。
ただ、夢から醒めなければならない時が
確実に近付いているということだ。

悲しいが、これが現実だ。

留萌から南に下れば札幌はすぐだが、
ちょっと寄り道をすることにする。

高速に乗り千歳空港付近へ

社台ファーム

かのサンデーサイレンスの輸入以降、
日本競馬を支配しているといっても過言ではない
社台グループの経営牧場である

過去のG1馬の多くがここで種牡馬生活を送っている。

いや、遠くからでも見えないかなと思ってさ

そしたらば、

なんと種牡馬見学会なるものが
昼から開催されるとのこと

マジかよ!
なんていう運の良さ!

ということで、

トウカイテイオー

奇跡の復活!
一年ぶりのレースを制しましたトウカイテイオー

と、実況出来てしまうくらい
好きな馬です

感激で涙が出ました。


隣の見知らぬおっさんも号泣でした。
アンタもですか……

繋ぎのクニャクニャは 生で見ると凄いです



2頭目。

さて誰でしょうか

はい、日本ダート界に戦慄を引き起こした
クロフネ です

やはりダート馬らしく
体の筋肉量がハンパない

ケツ デカい

凄い体験をしました

一般人向けにこんなことしてくれるなんて
業界トップなのにサービス精神旺盛ですね
と、感心してしまう。

もともと社台嫌い(多数派が嫌い)だったのですが、
考えが変わりましたわ
軽い意思だな~

TNBへの土産はとっておきのコレを

社台の勝負服 レプリカ(LL)

海外遠征の時には下着にぜひ仕込んでいただきたい

高かった……
素材が本物と同じだからな……


そして札幌へ。
すすきののビジネスホテルに荷物を置き、
時計台を撮影して、
すすきのの誘惑に耐えながらラーメン横丁へ

(のちにがっかりスポットだと知った)


インスタント麺で有名な
味の時計台へ

うーん これまで食べてきたものが豪華すぎたせいか

並 普通

そんな感じ。


ホテルへの帰り道
夜空には花火が舞っていた

ホテルについて、
すすきのへの欲望を振り払い、就寝


7月16日 午前8時

札幌は正直イマイチだった。
残念。

余市方面へ向かう。
途中の小樽はパス 有名どころに興味なし
余市 柿崎食堂に到着

ここに狙っていたものが。

いくら丼
何が凄いって、


この輝き。
ゼロ円旅行」いい仕事しましたよコレは!

このプチプチ感と
醤油と絡み合う
ねっとりとした旨み


北海道はいったいどれだけ私に感動を残すのだろうか
これじゃ毎年来てしまうぞ……

満足したところで次へ。
羊蹄山を経由して
函館に向かう。

途中で森駅のイカ飯を食らうなどして
さらに北海道の感動を上乗せ

函館到着
函館ユースホステルに荷物を置いたころには、
もう夕暮れが近づいていた。

レンガ街を散策

土産物をいくつか買い、
夜を待つ。


夜のレンガ街ライトアップ。

夕飯ですよ!

函館スープカレー


ソーセージと 函館麦酒

呑めないってわかってるのに、
どうしてジョッキなんて……

若干フラつきながら、
函館山ロープウェイに乗り山頂へ

携帯カメラで撮影した函館100万ドル夜景


うーん ボケまくり

まあ携帯電話だからしょうがない

ふらつく足取りで宿に帰り、
相部屋のライダーに特に会話もなく就寝

⑥第6幕 ニアミス そして帰還

 

  1. 北海道周遊編①