皐月賞2012 反省会



第72回皐月賞
芝・右 2000m  サラ系3歳 オープン 牡・牝 (指定) 定量
 

 
1 14 ゴールドシップ 内田博
2 9 ワールドエース 福永
3 6 ディープブリランテ 岩田
4 15 コスモオオゾラ 柴田大
5 18 グランデッツァ デムーロ
   DDK TNB 
 

 

 

 

 
弥生賞
ドスローペースで前が有利な展開
コスモの差し脚が光った
同じ位置から仕掛けたアーデントは完敗
トリップ、カドマツも
あれで残れないなら本番は厳しい
アダムスピークは騎手のミスで負けた。
巻き返し注意。

若葉S
コース形態とペースを考えると、
カドマツが物差しになる
全体には低レベルのメンバー
道悪で差し切ったワールドエースは
相当強いかと思ったけど、
メンバーがアレなだけに過信は禁物な気がする

スプリングS
またしてもスローペースだが
重馬場で差しにくい状況
ブリランテはかかり気味のまま直線先頭
外から差したグランデは
次元の違う競馬だと言える
ロブストはあんな負け方をする馬じゃない
極端な道悪でなければ再度期待したい
(個人的な感想

共同通信杯
ディープブリランテが楽勝するかと思いきや、
突き放したはずのゴールドシップが
盛り返して捉えた
ゴールドシップはこのとき
ベストの競馬ではなかったはずで、
スムーズに走れればもっと強いか?

水仙賞
重馬場のドスローを
4コーナーからまくりで勝ったシルバーウエイブ
ムチ打たれまくって相当ズブい
距離短縮とG1の厳しいペースのどちらもマイナス

ラジニケ2歳
上位のアダムとグランデが先行したのに対し、
ゴールドシップは後方ポツン
ゴールドは坂を上ってからの追撃がすごい
グランデよりはゴールドの方が強いか
 


タ 
近走不調 スノードン×
前走長距離 シルバーウエイブ×
中距離連対歴なし モンストール×
 
 
調
 

 

 
アーデント 美W12.0 僚馬を3馬身差から直線だけで追い抜いた 絶好◎
アダムスピーク 栗坂53.3-12.4 右にササるが、脚運びは良い○
グランデッツァ 栗坂54.2-12.6 重心が全くブレない優美なフォーム この馬はイイ◎
ゴールドシップ 栗坂55.3-12.5 ちょっと首高い?? 僚馬と併入△
コスモオオゾラ 美坂52.1-12.2 単走ながら跳ねるような絶好の動き タイムも出た◎
サトノギャラント 美芝11.6 手綱を引かれた僚馬に先着 普通?△
シルバーウエイブ 美坂55.6-12.8 動き重く、追走も一苦労×
スノードン 栗坂55.9-12.5 押しても前に進まず△
   cf)朝日杯 栗坂53.2-12.7 蹴り脚強い○
ゼロス 栗芝11.8 折り合い重視△
ディープブリランテ 栗W12.6 軽く仕掛けてぐいぐい伸びる 絶好◎
トリップ 栗W12.5 長めを単走追い 普通△
フジマサエンペラー 美W12.6 一杯追いだが僚馬を離せず△
ベールドインパクト 栗W12.6 交わしきれず伸びいまいち△
マイネルロブスト 美W12.7 単走、スピード感ある走り○
   cf)朝日杯 美W12.5 綺麗なフォーム◎
メイショウカドマツ 栗W12.2 単走、普通△
モンストール 美P12.3 ポリ追いだが大差を直線だけで楽に交わす 絶好◎
ロジメジャー 美W13.0 動き重めで僚馬を交わせず△
ワールドエース 栗坂53.0-12.7 楽な動きなのに僚馬を突き放す 迫力はないか?○
 

 
◎グランデッツァ
前哨戦、調教と見て一番いいのはこの馬
外差し有利の馬場も味方で、鞍上も信頼の一手


◯コスモオオゾラ
弥生賞は強かった
先行勢で残せる可能性は一番高い
メイショウサムソンの再来期待
ただ、いかんせん馬場が悪い。。。


◯ゴールドシップ
差し脚は一級品で
あっさり差しきっても不思議はない
ただ、休み明けにしては調教がショボい
ちょっとズブいのも気になる


△他
 
 



 
3連複20点
15-18-(2,5,6,9,11,14,16)
14-18-(2,5,6,9,11,16)
14-15-(2,6,9,11,16)
2-6-(15,18)
 
ハズレ
 

 

 
1,4着軸ー2,3着ヒモ
え?


レース回顧
ゼロスとメイショウカドマツが前を争っていたが、
その番手集団のペースはやや遅め
やや出遅れたグランデッツァだが、騎手はなぜか抑えて後方待機
行きたがる馬を抑えて後方の外待機
なぜ前に行かなかったのか……デムーロ、それはないだろってくらいのミス騎乗
アダムスピークがかかり気味に前に行く中で、
ディープブリランテは落ち着いている
こうなると集団の前目に良い流れ なのだが、
後ろに居た馬が圧倒的に強かった ていうか いくらなんでも外まわし過ぎだろ

①ゴールドシップ
パワーに長けた脚を信じて、4コーナーでぽっかり空いた内をついた内田
だから、何度も言っているように、内を突くのが上手い内田

こ  こ  だ  っ  た  か

「馬場が悪くても、ロスなくコーナーを回る馬が一番強いんだ」
これは2003年にダービーを勝ったM・デムーロの言葉なんですが、
やっぱり内田はわかっていたわけです。
本来広いコース向きで加速がゆっくりでも大丈夫なら
さらに強いと思っていたので、
これは ダービーも 持って行ってしまうのか?
注意すべきなのは、調教がこれくらいでも実力は出せるということ

②ワールドエース
こちらは軽い脚しかないので内を突けなかった福永
ていうか、お前桜花賞と全く同じ仕掛けじゃねーかK●S●が
ロスがありまくった上に仕掛けも遅れ、「自分の競馬をする」だけじゃ勝てません。
グランデッツァの外から直線向いて仕掛けるとかAFOとしか思えない

と、ここまでは完全に読み通りで、こいつは来ないと考えていた
馬の力だけで2着に来ちゃったことがほんと頭にくる
(来ないと信じて全く買わなかったTNBに敬意を表したい)
乗り方次第ならダービーもイケると思うが、
さらに相手は強くなる…

③ディープブリランテ
逃げ馬がいるとかかってしまうのがこの馬の癖だが、
今回は逃げ馬が大きく離したことでかからず抑えが利いた
直線は完全な切れ負けだがこの馬なりによく伸びて3着を確保
距離はここまでじゃなかろうか

④コスモオオゾラ
直線の仕掛けどころでブリランテに絶妙なケツブロックをかまされて
2歩ほど仕掛けが遅れた それが敗因
もうちょっと前につけたかったが、外目で回らされて直線ではじかれて、
思いっきり非・社台の洗礼を受けていて可哀そうだった
勝ちには程遠いものの、3着は欲しかったなぁ… 距離はここまでが一杯では?

⑤グランデッツァ
キレキレの脚を使うタイプじゃないのに、
あんな後ろでしかも外にはじかれたんじゃ絶対勝てません。 
 ま さ に F 永 騎 手 状 態  どうしたデムーロ
向こう上面でこの馬のことは諦めたので、全く残念じゃない
馬群がバラけるか、内枠を引ければダービーは面白い
もう一度期待してもいいとは思う

キャロットの2頭はどこいったんだよ…

ゴールドシップは強いけど、コース取りの差で
まだまだダービーはわかりません という結論でどうでしょう
Gな名言
その日、生産牧場は歓喜に沸いた。
祝福の電話がその日の深夜までひっきりなしに鳴っていたという
日高の牧場が社台に勝った。年々厳しくなる馬産地に届いた遅い春。


出口牧場 出口俊一社長
「社台グループに勝てたのが何より嬉しい。
これで少しでも日高のみんなが元気になってくれれば」
  
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