天皇賞(秋)2011 反省会

第144回天皇賞(秋)
芝・左 2000m  サラ系3歳上 オープン 牡・牝 (国際)(指定) 定量
 

 
1 12 トーセンジョーダン ピンナ
2 7 ダークシャドウ ベリー
3 8 ペルーサ 横山典
4 5 ブエナビスタ 岩田
5 17 トゥザグローリー 福永
   DDK TNB 
 

 

 

 

 
京都大賞典
スローの上がり勝負になって
ローズキングダムが楽勝
ジャガーメイルは絶好の仕掛けだったのに
息切れして逆噴射
ローズキングダムは後ろの馬より斤量2kg重い
実は中距離ならかなり強いのでは?
前目で勝負するならブエを今度こそ倒せる予感

毎日王冠
シルポートが逃げて潰れ、
ついていったビッグウィークも潰れ。
本当に強かったのはリアルインパクト
ダークシャドウとミッキードリームは
外をまわした無難な競馬
同じように外をまわしてくると思うが
それではブエナは倒せない
ダノンヨーヨーって
いっつもあんな競馬してますね、のイン突き
後藤の早仕掛けなら掲示板以上は
有り得るんじゃなかろうか
距離が持たない可能性あるが

オールカマー
アーネストリーが楽勝
道中も全くストレス受けず調教並み
シャドウゲイトは今回用無し

宝塚記念
アーネストリーは楽なレースだった
大外で距離が短いので今回は
これほど楽にはならない
エイシンフラッシュは苦しいところを
抜けてきた上に強い競馬
ローズキングダムは本当に惜しかった
外を回すしかなかった上に距離が長かった
エイシンは東京2000で内枠なら
強い競馬が出来るだろう
本番はJCだろうけど
ローズは外を回したらブエナより弱いが、
前目で勝負なら逆転可能
 
 


タ 
前走大敗の高齢馬
× シンゲン シャドウゲイト
近走重賞勝ちがない高齢馬
× アクシオン ジャガーメイル
前走超人気薄かつ敗北
× ビッグウィーク
近走にG1連対がない休養牝馬
× メイショウベルーガ
毎日王冠で連対できず
△ ミッキードリーム ダノンヨーヨー
  ナリタクリスタル シルポート
オールカマー使用馬は勝ち馬なし
△ アーネストリー

馬番11番は過去25年間で3着が2回だけ
→ローズキングダム??
 
 
調
 

 

 
シルポート 栗坂53.9-12.5 馬なり 普通△
ダノンヨーヨー 栗坂53.6-12.4 併せて併入ちょい遅れ 仕掛けて鈍い△
アクシオン 美W12.6 ムチが入っても反応鈍い△
エイシンフラッシュ 栗CW11.5 がっちり追って鋭い伸び いつもだけど凄い迫力◎
ブエナビスタ 栗CW11.8 手綱抑えた僚馬に置いていかれるとか やる気が感じられない×
ビッグウィーク 栗坂55.1-13.1 どこの条件馬ですかこのもっさり感×
ダークシャドウ 美W12.8 併せて併入 気合い乗りは良好○
ペルーサ 美芝11.0 なぜ芝…? 伸びは良いが、当然な気もする○
ジャガーメイル 美P11.8 単走で伸びは普通…△
メイショウベルーガ 栗坂54.8-12.5 普通。ここは叩いて次か△
ローズキングダム 栗坂51.9-13.1 まっすぐ追えてないが、その割にタイムは立派◎
トーセンジョーダン 栗CW12.3 ムチを入れてからの伸び鋭い○
ミッキードリーム 栗坂54.4-12.5 動きもっさり気味△
シャドウゲイト 美W13.0 併せ先着したが伸び悪い△
シンゲン 美W13.3 伸び悪い ピーク過ぎた感×
ナリタクリスタル 栗CW12.0 動きもっさり△
トゥザグローリー 栗CW12.5 しっかり伸びたが迫力に欠ける○
アーネストリー 栗坂52.0-12.7 仕掛けてからさすがの伸び○
 

 
◎ローズキングダム
マイラー寄りのキレ勝負になったらブエナかキングダムだと思われるが、
世代交代に期待してこちらを本命
去年のJCよりいいパフォーマンスを見せてほしい
京都大賞典のレースぶりも実によかった

○エイシンフラッシュ
いい枠を引いたことと、鞍上が最上級なので
キレにくさを差し引いても複勝圏内は固いとみた
休み明けだが調教は相変わらず良いので気にしなくていいか


ブエナビスタ……脚が折れなければ複勝圏内
ダークシャドウ……壁が厚い気もするが、
           コース巧者で
ダノンゴーゴー……前崩れの展開で
           差しが決まるなら
ペルーサ……何気に大崩れしない舞台
       この馬も本格化した可能性ある
アーネストリー……ヒモです逃げです
           なんとでも言ってください

 


目 
三連複
4-11-(2、5、7、8、18) 計5点

 
ハズレ
 

 

 
レース回顧
シルポートが引っ張ったところにみんなノッて行っちゃうからあんなレースに……
時計がつりあがり、スローのよーいドンではなく
最後はスタミナと根性の差し合いになりました。
こういうレース展開になるとローズは無理、ダノンはもっと無理

1、トーセンジョーダン
札幌記念もスタミナ色たっぷりの勝ち方で、天皇賞には向かないだろうと思っていました
こんな速いタイム出せるならもっと前に出しとけよ!
去年の有馬記念でコレを見たかった……
最後にダークシャドウに抜かせなかったところに この馬の数年間の苦労があるんじゃないでしょうか

ピンナ騎手ぼろくそ言ってすみません
そして、今回予想しているかどうかわかりませんが、イサキ先生おめでとう
去年の有馬記念で約束したとおりジョーダンは頑張ってくれました

まさかのさらなる本格化があるのでしょうか 有馬記念が楽しみです

2、ダークシャドウ
中団ベストの位置から仕掛けてきっちり伸びたのだから
この馬が一番いい競馬をしたと言えるでしょう
速い時計も苦にしないようでした
最後にちょっぴりブエナをケツブロックしたのは秘密。
ヨレたせいでほんの少し脚が鈍りジョーダンの巧さに屈しました

まぁ 来年がありますから……
JCはどうだろう…… 反動が出ないといいけれど

3、ペルーサ
はいやっぱりぶっこんできました横山騎手
後方待機から直線だけの勝負にかけると始めから決めていたわけで。
やっぱり仕掛けてから鈍いんです なぜ休み明けで本番なのか
もうちょっと実戦経験があれば強いと思うんだけど、
こういうレースしかしないから弱そうとか言われるんだろうなぁ
ハイペースの可能性を考えてこの馬をヒモにしたものの、
前が崩れないハイペースという特殊な馬場でして。よく頑張りました。

4、ブエナビスタ
ローズ、エイシンと次々に体力が切れていく中で、
この馬の恐ろしさを再認識しました。
東京の内を突いたけど進路がなかった岩田君、
先着馬の降着狙いだったのかね?
反動がなければJCもかなり強い競馬をしてくれるのでは?
本音を言うなら もうエリ女に行けよ

5、トゥザビクトリー
デキは7歩、と言ってたじゃないっすかキャロットさん
スタミナを生かす展開になったからこれたのかも
直線はちょっと焦ったけど、勝ち馬を脅かすまでには至らず
有馬は怖い

エイシンフラッシュ
逃げ馬を前目で追走して途中まで狙い通り
ハイペースの中直線の半ばまでは万全
とても強い競馬でした が、最後はスタミナ切れ
きれいな競馬をしたものの展開がきれいじゃなかった
ここで休み明けの弱点が出てしまった
ここを叩いてJCでしょう 本命度はさらにあがります

ローズキングダム
差し脚を生かせない展開にならないときつい
で、位置取りは前目にいないといけないのだから今回は超きつい
まさかシルポートについていくとは思わなかった
武さんならこういう乗り方じゃなかったかもなぁ… と遠い目

アーネストリー
前追走、直線いっぱいおつかれちゃん
今回は展開向かず JCは「なんかやらかす」空気を出してくるかも
かつてのタップダンスシチーとかね
でも、本質は有馬のほうが向くでしょう

ダノンヨーヨー
ま、別次元でした
Gな名言  
福島馬主協会の会長も務めるトーセンの馬主。島川氏。
トーセンジョーダン自身もクラシックを怪我で棒に振ったが、結果を出せた。
自分自身も70年生きてきて無駄なことなんてなかったと、氏は笑う。


馬主・島川隆哉氏
(今年は大変でしたからね、との記者の問いに)
「でも、競馬は競馬。メディアの方はそういう見方をするんでしょうけど、
馬が勇気づけるとかいうのはおこがましいと思います」