京王線競馬同好会
G1回顧録
G1回顧録
エリザベス女王杯2011 祝勝会
第36回エリザベス女王杯 芝・右 2200m サラ系3歳上 オープン 牝 (指定) 定量 |
||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
結 果 |
|
|||||||||||||||||||||
DDK | TNB | |||||||||||||||||||||
前 哨 戦 評 価 |
秋華賞 大逃げした馬を無視すればアヴェンチュラが先頭を切る形で1000m60秒くらいの平均ペース。追い出してから楽な手ごたえで勝利。上がり34.9は実は凡庸だが、位置取りが良かった。ホエールキャプチャは中団から外を回して詰めたものの全く届かず。このときの上がりが34.7で、実は勝ち馬と大して変わらない。エリンコートは全然ダメで、この不調は深刻だろう。 ちなみに、前日土曜の京都芝1800mでグルヴェイグがマークした上がりはやや重34.2(53kg)で、スローの瞬発力勝負ならこの馬が絡んでくる可能性もある。 府中牝馬S 前が引っ張る形で、直線で横一線から追いっぱなしというタフなレース展開になった。アパパネは追走いっぱいで全く伸びず。調整不足で体が重すぎたのと、やはり前半スローの展開でしか走れない不器用さが敗因で、直線で馬が完全にやる気をなくしていた。前三頭はそんなに実力差がないが、イタリアンレッドがうまく乗ったのに対してアニメイトバイオが仕掛けるのが遅れて届かなかった。得意の京都で、直線ですんなり外を目指せそうな7番枠はラッキーかも知れない。イタリアンレッドは包まれなければいいが、名手からの乗り替わりなので… フミノイマージンもハイペースだろうがスローペースだろうが牝馬重賞では着実に複勝圏を狙ってくるので注意が必要。レディアルバローザは上がり勝負で置いて行かれた。格が一枚落ちる。ブロードストリートは伸びず。 アパパネは本当に今回要らないのだろうか?? 英オークス ダンシングレインが逃げて勝ったレース。動画を見たが、直線もスローな展開で速い上りに対応できなさそう。不良馬場のオークスを勝ったエリンコートの2400mタイムが2.25.7、ダンシングレインの2400m持ち時計が2.27.2。いきなりの爆走を期待するのは危険と判断する。怖いのが、今回も楽な逃げを展開できそうだということ。スローすぎると前残りしてしまう可能性もあるが、すぐ後ろにいるはずのアヴェンチュラがそうさせないだろう。 英チャンピオンS スノーフェアリー姉さんが勝ててないなんて、衰えましたな……と思って動画を見て驚愕。直線ラスト200mくらいまで最内に押し込められて全く進路が開かず、最後の最後にちょっと空いた隙間をこじ開けて前の馬を猛追して届かず2着。200mで1馬身以上詰めた。末脚健在。大外だがスタートから良い位置を取りに行ける余裕もあるし、本命はゆるぎないだろう。連戦の疲れも公開調教を見る限り感じない。 大原S 中団から首だけ出して2着のパターンが多いワルキューレ。馬群をものともしない図太さと34秒付近の堅実な末脚がまさかの馬券を生み出す可能性もなくはない。和田への乗り替わりも不気味。ヒモで。 |
|||||||||||||||||||||
調 教 評 価 |
アヴェンチュラ 栗W11.7 抑えながらも加速鋭い◎ cf 秋華賞 栗CW12.5 三頭合わせの内遅れ△ イタリアンレッド 栗坂52.0-12.7 普通。相手交わせず△ ホエールキャプチャ 栗坂51.9-12.0 単走馬なり 普通△ cf 秋華賞 栗坂51.4‐12.0 タイムは出た○ アパパネ 栗W11.7 追走から一気に抜き去る 復調◎ cf 安田記念 美坂51.0-12.3 併入 伸び悪い○ ワルキューレ 栗坂51.2-12.6 蹴りは強いが動き重め○ サンテミリオン 美W12.5 追走遅れ はっきり調子悪い× アニメイトバイオ 美P12.0 軽く仕掛けてからの伸び鋭い○ レーヴディソール 栗W11.7 体が緩く迫力ない△ レインボーダリア 美W13.3 軽く追って鋭く伸びるが、タイム出ない△ フミノイマージン 栗W12.6 長めに時計を出して最後は良い反応○ ブロードストリート 栗坂53.8-12.8 動き重め△ シンメイフジ 栗坂54.1-11.8 叩き一杯で動き鋭い○ オールザットジャズ 栗W12.5 併走で我慢の調教 仕掛けてからグッと伸びる○ ダンシングレイン キャンター 走り方が若干バタバタ スピードへの対応できないか? エリンコート 栗P12.3 単走馬なり 強い調教やれない?△ cf秋華賞 栗坂53.0‐13.0 タイムが出ない△ グルヴェイグ 栗W11.7 追ってから鈍重△ レディアルバローザ 栗P11.9 軽く仕掛けてからの伸びが良い○ スノーフェアリー キャンター 体が柔らかくいつでも加速できそうな雰囲気ある |
|||||||||||||||||||||
予 想 |
金曜の予想 3連単 (1,18)⇔(1,18)⇒(5点) 10点で。 明日以降に調教その他を見てこの予想を固めます 海外馬のレース見たけど、 やっぱりスノーフェアリー姉さんパねぇ ◎アヴェンチュラ ○スノーフェアリー ▲アニメイトバイオ △イタリアンレッド ホエールキャプチャ アパパネ ワルキューレ フミノイマージン ダンシングレイン グルヴェイグ |
|||||||||||||||||||||
買 い 目 |
3連複20点 1-18-(4.5.7.10.14.16) 1-7-(2.3.4.10.14.16) 7-18-(2.3.4.10.14) 3-4-(1.7.18) 1-2-18 1-3-18 は取りガミなので買わない。 冒険とはほど遠くなっちゃったけど、堅 実 派 ですから あと、18→1 馬単 山盛り |
|||||||||||||||||||||
!大的中!銀行から預金たっぷりついて返金きたーー! | ||||||||||||||||||||||
反 省 |
レース回顧 ポンと出たのはアパパネとホエール シンメイフジは最初から行くと決めて 押したから大逃げの形 ダンシングレインは 全くスピードについていけず、 レーヴはかかって抑えるのに必死。 アパパネとホエール、 そしてアニメイトバイオが 実質逃げの展開になり全体はスロー気味 スタートがちょっと良くなかったアヴェは そのすぐ後ろ グルは前につけた時点でダメ マークしてるつもりかそれは フェアリーは直線でもごもごしているうちに 後方の展開 しかも内に押し込められる 直線向いた時点で先団が進出、 ホエールとアパパネが追い比べに入って ちょっと仕掛けを遅らせたアヴェが勝った… と思った 直線で3枚くらい壁があったはずなのに フェアリーはどこ走ってきたの? ビデオで見ると 内をこじ開けるように走ってくるんです チャンピオンSと同じ展開で、 この馬には慣れたもの ①スノーフェアリー どんなレース展開でも あの脚を使えるならもうJCも持って行っちゃえよ 凄い馬です。マジで。 疲労もなさそうで、 JCはさらに展開が向くんでないかな ②アヴェンチュラ いつもよりちょっとだけ後ろだったけど、 控えても差せる脚があるし ゴール前50mまでは この馬が勝つと思ってたんだけど、 相手が悪かった キャロットの騎手コメントも 「なんじゃありゃ」って驚き諦めでした ただ、本格化は先。来年が楽しみです ③アパパネ 最高にうまく乗って 充分に力を出し切っての3着。 スローの展開なら 今日くらいやれると思っていましたが、 衰えは隠せませんな 今日が最後の雄姿になるかも知れません 来年のヴィクトリアマイルはさらに劣化する? ④ホエールキャプチャ 最後は力負け。距離が長かった。 ヴィクトリアマイル? うーん、ダートを使ってほしいけど… ⑥ワルキューレ 6着ですよ??よく頑張ったでしょこれは スノーフェアリーにこすられて やる気をなくさなければ もう少し上位を狙えた かも ここに使ったレーヴ陣営は 少し反省したほうがいい 今回の勝因はスノーの前走を分析したことと アパパネの頑張りを読み切ったことに尽きる 結果論だが、3連単なら18万…… |
僕はホエールキャプチャからでした。 位置取りは良かったと思うんですが、アパパネにマークされたのが…… 逆だったらよかったんですけどねぇ。 まぁ、秋華賞で仕上げたでしょうからその反動あっても仕方ないですけどね。 スノーフェアリーは問題はローテーションだけでしたよね。 今年の闘ってきた相手をみれば、ここは鉄板でした。去年、日本の馬場への適性も証明されてますからね。単勝に振り込んでもよかったかもしれません。 ホエールキャプチャがせめて3着に来てくれれば…… スノーフェアリーはJCじゃなくて香港でしょう。JCは凱旋門賞馬が来ますから馬主的には賞金欲しいでしょうし、回避でしょう。 |
||||||||||||||||||||
Gな名言 | ||||||||||||||||||||||
奇策の大逃げに出た馬がいた。 早めに動き出す馬群を全く無視したかのように 微動だにしない一番人気の鞍上。 さあ決着かと思わせたその時、内からその馬が猛スピードで突き抜けた。 騎手の作戦は完璧だった。 ライアン・ムーア騎手 「あれだけペースが速ければ、前は必ず疲れる。 そうすれば隙間が出来るし、あとはそこを見極めていくだけだった」 |