キャロットクラブ2024募集馬の血統評価・序説・キタサンブラック産駒

キャロットクラブの募集想定馬が発表されました。
嬉しいですね!母優先が複数使えます。
ベルプラちゃん待ってました!やっと会えたな!

まず血統表の色分けを説明し、
そのあと種牡馬ごとの評価を載せていきます。
書いている瞬間の思い付きで記載しています。
ミスへの責任は負いません。

1913年生まれの競争馬Phalarisが現在の競馬を作っている、という理論に基づき、Phalarisの主な後継について色付けしている。(一番下Gainsbouroughを除く。)過去にはもっと色分けをしていたが、見辛いし、飽きました。
 2008年から数年かけて血統図にはほとんどの場合「ディープインパクト(桃色)」か「キングカメハメハ(青色)」が載るようになり、現在でもその後継が馬産のほとんどを占めており避けては通れない。欧州やアメリカから輸入された種牡馬(主に緑色)がなんとか食い込もうとしているが、まだ影響力は少ないように思える。Nasrullah(黄色)はアメリカのダート血統で、個人的にはHaloとは相性は良くないと思っているが、どうだろうか。Gainsbourough>HyperionだけPhalaris後継ではないのに色を付けているが、かつての大種牡馬なので気性難も引き継ぐがどこかで爆発もありうるのでは、と期待している。
 同系統が固まりすぎているのは好ましくない。桃か青が3 : 他が1 くらいが良い配色ではないかと思っている。また、青、特にMr. Pro.の血は、後継への影響力が少なく牝側の特徴を助長させることが多い印象である。結局は素人の妄想である。

父キタサンブラック

 キタサンブラックはイクイノックスという名馬を出したことで2024年のセールでは産駒が大人気だったが、ディープ亡き今となっては類似品であってもこの血から後継を出そうという強い意思が伝わってくる。ディープの全兄ブラックタイドはBustedやウインドインハーヘア=Highclere牝系から豊富なスタミナを引き継いでおり、ディープ程のスピードや瞬発力は持たないにしても母側サクラバクシンオーからスピードを補充して中長距離でのスピードは十分ありそうだ。他のどこかにも書いたような気がするがバクシンオーの血統配合は本来ならマイルから中距離向きなので、キタサンブラックに良い和合性を与えているのだろう。牡なら、瞬発力は劣るが先行力とスピードの期待は大きそうだ。
 一方牝馬の活躍馬は少なく、コナコーストが桜花賞2着に入り総賞金1億を超えているほかは次点にラヴェルの総賞金7000万程度で華々しい活躍とは言えない。コナコーストもラヴェルも母母父にフレンチデピュティがいて、ディープ同様に母側には馬格を作れる要素が必要なのだろう。これは牡馬の活躍馬ガイアフォースやウィルソンテソーロにも言えるが、牡馬の場合は固すぎてダートに寄ってしまうのはやや残念ではある。
 こんな熱量でやっていたら永遠に終わらないので、各馬の評価に移る。

フィルムフェスト23

母7歳 牡 母優先 母の評価
 母は芝短距離で2勝。上級条件では歯が立たなかったが一口4.5万でここまで戦えたのだから恩は返した。当時の血統評価で貶してしまってすみませんでした。その後の弟妹の活躍を見ても芝短距離ならそこそこイケるのでは、と思わせる良牝系である。母の募集当時心配した疾病のリスクも低そうだ。
 という母に期待のキタサンブラックである。まず見たいのが母側の血統表の黄緑色、パワー型N.D.の血は2本、ただしベストマッチなフレンチデピュティは居ない。ただしイクイノックスが持っていたサンデー以外のHalo(イクイノックスはグッバイヘイロー由来、当馬はサザンヘイロー由来)は持っている。血統的には期待できそうではあるが、母の同胞は皆小柄で当馬は初仔。馬格が大きければ、という条件は付くが、距離適性が異なるにも関わらず次のイクイノックスを求めてHaloのクロスを持ってくるあたり牧場の期待が窺い知れる。期待は大きい。当クラブにキタサン牡馬この馬だけですぞ!

プライストトゥパーフェクション23

母10歳 メス
 PCゲーム「Winning Post」である程度馬主の成績を高めていくと海外競りに誘われるようになるが、情報が少ないので調教師が同行します、というものの現地での情報も全く役に立たない、という、ゲームなのにリアルを追及して難易度を上げる謎のイベントが発生することがある。唐突な話で3行も無駄にしたが、当母についてはアメリカ?のG3?を勝った程度で牝系の活躍馬も不明、Netkeibaに何も書いていなければ私は何もわからない、素人なので。スウィーテストチャントSはガルフストリームパークの芝1700m。芝マイラーということか。Haloの血は持たないし母父も日本に馴染みが薄い印象だし、この馬を積極的に買う理由は血統図からは見つからない。

ムーンティアーズ23

母5歳 メス 母優先 母の評価 (ページ内中盤位、Kendargentの18)
 母は新馬戦快勝の後脚部不安で長期休養に入り、戻ってきたときには競争能力を失っていた。気性の悪さも解消できなかったためか、能力を発揮していたかどうかは「良い意味で」疑問が残る。だから当駒は当クラブで募集、下の牡馬は当歳セールなのだろう。当駒も出来の良さが期待できる。
 母の父はKalamounの後継でトニービンの近親である。母母父AnabaaからはBCマイル3連覇・G1を14勝の超名牝Goldikovaが出ており、優秀なアメリカ型のパワー血統と言える。イクイノイクイノ何度も言って申し訳ないが、彼の血統図が示す通りトニービンの固さとN.D.系のパワーはキタサンブラックにとって和合性が高いのである。
 母の評価の最後の文章、「買った会員のモチベーションが切れていないか」。この馬が1勝で終わった後、おそらくはOur Bloodどころか二度と名前は見ることはないだろう、と思っていた会員様もいたかもしれない。この低価格クラスに手を出すご新規様がすぐに飽きて一口馬主の権利を捨ててしまうことも私は知っている。それでも我慢していた会員様、おめでとう。新馬戦だけで終わってしまった母だが、仔の馬体が無事なら、きっと夢の続きを見せてくれるはずだ。

レッチェバロック23

母6歳 メス
 母は輸入牝馬で、よくあるアメリカの「花火血統」、デビュー戦勝利のあと連勝してから下り坂で早々に引退、という早熟馬だった。ギアチェンジが利かず短距離ドラッグレース、というのは父側のバクシンオーに通じる特性で、現在の日本競馬にはあまり馴染まない。母側にDeputy Ministerが居て和合性のかけらはあるのかもしれないが、うーん、果たしてマイルでも走り切れるのかコレは。キタサン産駒をこの馬で!というのは、他の産駒の血統表を見てしまうと、違う気がする。ご新規様向けだろうか。

今日は以上になります。
順次更新を予定していますが、馬ごとの温度差がすげえな。