皐月賞2014 反省会



第74回皐月賞
芝・右 2000m  サラ系3歳 オープン 牡・牝 (指定) 定量
 

 
1 2 イスラボニータ 蛯名
2 17 トゥザワールド 川田
3 18 ウインフルブルーム 柴田大
4 1 ワンアンドオンリー 横山典
5 8 ステファノス 後藤
   DDK TNB 
 

 

 

 

 
弥生賞 35.6-36.4 消耗戦
京都を逃げ勝っただけの
弱い逃げ馬が引っ張るものの
全体にスローな展開
外外を回らされたトゥザワールドだが
直線まで追走余裕
ワンアンドオンリーは仕掛けたときに
前が詰まったので加速が遅れた・・・
それでもズブめだったのだが。
2頭が競り合ってのゴールだった、のだが
ワンアンドオンリーがスムーズなら
結果は違ったかも。
ただ・・・前半あんなにスローだったのに
上がりも大したことない
同日の500万よりも遅い全体タイム
このレースそのものが本番に結びつくだろうか

若葉S 35.3-35.9 消耗戦
全体ペースは弥生と同じで中盤までほぼスロー
直線で前から抜けたウインフルブルームに
後ろからのアドマイヤデウスが襲いかかって
交わして勝利
ウインフルブルームは良く粘り込んだ
本番も粘り込みは警戒すべきだろう
アドマイヤデウスは良い脚を使えたが
本番で前が開くとは限らない

スプリングS 35.8-35.0 平均戦
中団の内につけたロサギガンティアと
外を走ったクラリティシチー
外から押して押してシチーが加速するが
ロサギガンティアはさすがに競馬が上手い
アジアエクスプレスは出てこれる余地は
あったはずなのだが仕掛けてからがズブすぎた
これは休み明けのせい、でいいのだろうか
全体タイムは当日1000万以下牝馬限定戦より
2秒近く速くこちらは(一応)
力のあるタイムと評価できるだろう
ロサギガンティアはデムーロだからやれた、のか?
あの走りはメイショウサムソンのような
強さを感じるのだが…

共同通信杯 36.7-33.4 瞬発戦
直線までドスローでヨーイドンの糞展開
前2頭の脚は際立っていたし、
東京コースなら強いだろう
スプリングSでベルキャニオンは
瞬発力を封じられ敗北
イスラボニータはどうだろう?
こちらの馬は東スポ2歳Sで
速いペースを先行して
クラリティシチーやワンアンドオンリーを
完封している
中山でも充分実力は出せるだろう

きさらぎ賞 35.8-35.5 平均戦
・・・トーセンスターダムは直線ヨレヨレ
そんなに強い馬じゃねーなこれは

ホープフルS 36.1-37.4 消耗戦 
クラリティシチー
→ 早めにまくるが内の馬に届かない
ベルキャニオン
→ 仕掛け遅れて届かず
トライアルではどっちも同じ負け方をしている
勝ちきれない馬なのかも知れないが、
クラリティはあと少しっぽい感じもする
まあ、全体タイムは大したことないし、
レベルも疑問だが

京成杯 36.3-36.8 平均戦
直線入り口で団子になったが
最後は力強く抜け出したプレイアンドリアル
差し脚の勢いは完全に
キングスオブザサンを上回っていた
アデイインザライフは一応脚を余らせた感じ
ラップとしてはスプリングSに近いし
直線ゴチャつく展開も
なんとなく本番に近い気がする
プレイアンドリアルが無事なら
きっと強かったはず・・・
2着のキングスオブザサンは
中途半端な脚しか使えず期待薄か

すみれS 37.1-34.9 瞬発戦
完全にワールドインパクトの勝ちレースだったが
外から猛追して差し切ったスズカデヴィアス
内で我慢して馬群を割って
出てきたのだからこれは強い
使った脚も34.1でこれは本番も要警戒
コーナーでズブいのだけが気になるところ
 


タ 
データ
>1着になる条件
トライアルを含む3連勝以上 
ただしトライアルを1馬身以上で勝利(大事)
⇒(ー トゥザ)
>1着になる可能性のある条件
・・・トライアルで権利を獲得した馬のうち
重賞連対実績あり
〇ワンアンド ウインフル アジア
オープン特別勝利
〇トゥザ 
前走500万勝利
〇アデイ ロサ アドマイヤ
(この条件は信頼できない)

・・・重賞で2馬身以上勝利
なし

>2着になる条件
ホープフルS、京成杯で連対(1番人気2着を除く)
なし
近3走で2勝以上、うち1つはオープン以上を勝利
△イスラ トーセン スズカ バウンス
 
 
調
 

 

 
アジアエクスプレス 美W67.8-12.5 ゆったりとした足運びで同入 良気配○
   ;朝日杯① 美坂52.3-12.9 悠々先着○
アデイインザライフ 美坂53.3-12.2 単走平凡△
アドマイヤデウス 栗坂54.0-12.1 馬なりながら素晴らしい手応え これは◎
イスラボニータ 美W83.6-12.2 2馬身後方から軽く仕掛けて先着 これも◎
ウインフルブルーム 栗坂54.9-12.5 単走ゆったり 動きは良い○
   ;朝日杯 栗坂55.6-12.7 単走平凡△
キングズオブザサン 栗坂52.2-12.4 タイムは出たものの首が高く加速に疑問が残る△
クラリティシチ― 美W82.8-13.0 併走から余裕の先着だがタイムが出ない△
クリノカンパニー 栗坂52.7-12.6 キングズとの併せで遅れ 凡庸△
コウエイワンマン 栗坂55.0-13.1 単走平凡 タイムも悪い×
スズカデヴィアス 栗坂51.3-12.9 併せて実に粘り強い 動きも軽快で凄く良く見える◎
ステファノス 栗W84.7-12.0 追い出してからがズブい なんとか先着も動き重め△
タガノグランパ 栗W82.1-12.2 外側を回って先着 タイムも良い○
トゥザワールド 栗坂81.4-12.0 馬なりで先着しこのタイムはさすが 動きは普通に見える○
トーセンスターダム 栗W98.1-12.1 押しても反応鈍く、動き重め タイムは出た○
バウンスシャッセ 美W67.6-13.2 併せて我慢させる調教 動きは鋭い○
ベルキャニオン 美W54.2-13.9 単走平凡 タイムも悪い×
ロサギガンティア 美W67.2-13.0 後ろに着いたまま加速せず なんじゃそりゃ×
ワンアンドオンリー 栗坂50.8-12.9 僚馬と競り合って好タイム 体調良好◎
 

 
◎ロサギガンティア
前哨戦で一番評価できるのはスプリングS
調教が何やってんだ状態だが、
藤沢流の折り合い調教だとすれば一応納得
中団より前で構えて
直線を迎えられるのは最大の強み
藤沢、フジキセキ、(髪の毛)ふさふさ騎手と
Fの奇跡は起こるのか!?
期待してます ヨシトミ先生

〇スズカデヴィアス
強い調教をやったあとなのにプラス体重
騎乗も決してスムーズではなかったのに
差し脚が際立った
下した相手がワールドインパクトだから
これは評価すべき
バルジュー→シュタルケの微妙な
外人乗り替わりだけが気がかり
実は凄い強い馬の可能性もあるぞ!


ワンアンドオンリー
前走は勝ってもおかしくなかった ような。
前詰まりがなければもう少し強く見せたはずだし、
今回はロスのない内枠
名手の腕に期待したい

イスラボニータ
差し脚は際立つものの全て
左回りで広いコースのもの
蛯名さんが「わからない」と言い続ける
この感じは、過去に
ヒストリカルとかコディーノとか・・・
軸には押せずヒモまで

トゥザワールド
弥生賞からは迫力を感じなかった
同コースを勝って
1着に一番近いところにいるんだろうけど、
うーん・・・差しこむ脚がズブめなのも気がかり
キャロット連勝なら
また新規会員増えちゃうじゃないですか・・・

ウインフルブルーム
試練の大外枠
それでも柴田君なら前に行くでしょう
後ろが混みそうな今回は前で粘れるので要警戒
1着まではどうかだが、複勝圏の期待は大
この馬の頑張り次第で配当が変わってくるぞ

★アジアエクスプレス
2歳王者が前哨戦失敗して2着
ズブさが出たのはやはり距離じゃないだろうか
2歳マイルならなんとかなったかもしれないが、
今回は相手も揃った
鞍上もムーアから弱化で買えてもヒモまで。
 
 



 
買い目 3連複軸1頭2本

11-(1.2.9.16.17.18)
9-(1.2.17.18)

仕事忙しい時はけっこう当たるんですよ ボク(泣
仕事が忙しくて買えません(泣 
    ハズレ狙いすぎ
 

 

 
1、2,3,4着ヒモ
え?


ちょーっと色気を出して
大物を狙いに行くとコレですよ
ヒモ決着だし要らない馬は間違ってなかったので
非常に惜しかった と言っておきます

レース回顧
絶好のスタートから
前に立ったウインフルブルーム
トゥザワールドは切れ味不足を認めて
今回は前につけた
アジアエクスプレスも同様に前に行く
弥生賞よりは速いペースだが
3頭とも折り合っており万全
トーセンスターダム、イスラボニータが中団
ロサギガンティアは後方ぎみ
それでいいのかヨシトミさん
スズカデヴィアスはさらにその後ろ
シュタルケお前・・・
向こう正面で前を捕らえに
アデイインザライフが動くが
コーナーでガス欠。終了
ウインが粘り込みを図って
アジアとトゥザが抜け出しを狙うがどっちもズブい
2列目からイスラ、3列目からロサが、
そして最後方からワンが差しこむ!

①イスラボニータ
前目の内でじっと我慢できたのが勝因
東京で見せた抜群の切れ味はここでも通用しました
いやはや、これは強かった!
次は走り慣れた東京、
このメンツにはもう負けないでしょう

②トゥザワールド
切れ味不足を認めての先行策、
最高の騎乗だったと思います
弥生賞より1.5秒も時計を縮めてますからね
全力出し切っての敗北でしょう
ダービーでの馬券内はあっても逆転は無理ですね

③ウインフルブルーム
スムーズに前がとれたので最後まで頑張れました
これまた騎手のファインプレーですね
距離は限界の気がしますし、
ダービーはさらに苦しくなる予感が…
この馬の軸で良かったのに(泣

④ワンアンドオンリー
4コーナーから仕掛けたのは
いつもよりは早かったと思います
ただ、それでも遅かった。
これはもう仕方ないでしょう
最後方・大外からしか
レースが出来ない馬なのかもしれません
だとするとダービーは
面白いんじゃないですかね!

⑤ステファノス
直線では見どころあったと思いますよ
下の条件戦なら狙い目もありますね

・ロサギガンティア
馬が弱かった。
前半かかったのを抑えるだけで
馬の力が終わってしまいました。
こりゃ一発屋だったな・・・

・スズカデヴィアス
有力馬が全員前に居て、
後ろに構えた馬が動きだしても
まだ仕掛けないってのは、
騎手がK●SOだったから。
ズブい馬だし、
ダービーのほうが向くのは間違いない。
出られれば。

ヒモ決着!
しかも結構良い配当!
ちょっと悔しいです・・・
Gな名言
「幻の三冠馬」フジキセキ。
新馬戦で握ったその手綱の感触を、騎手は今思い出していた。
その血は最後の一滴までもが勝利を呼ぶ。


イスラボニータ騎乗 蛯名正義騎手
(自身が新馬戦で勝った、あのフジキセキの初クラシックですね、と話を振られ)
「最後の年に(クラシックを)勝つなんて不思議な縁です」
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