KOL競馬同好会
GⅠ回顧録

予想よりも反省を充実させます。過去の結果はこちら↓
チャンピオンズカップ 2016
  阪神 ダート 1800m
・・・・・

天候:晴 馬場:良

1 8 サウンドトゥルー 大野 1:50.1
2 2 アウォーディー 武豊
3 4 アスカノロマン 和田
4 1 カフジテイク 津村
5 14 アポロケンタッキー 松若
<予想>
前哨戦評価
武蔵野S 34.5-35.5 消耗戦  出遅れたカフジテイク、好位にモーニン、どこにいたドリーム?直線で先頭に立った馬は恐ろしい強さだったが、レコード決着を追い込んだドリームは素晴らしい。カフジも後ろすぎたゆえに今回追い込めたが、同じ展開になるかどうか?モーニンは展開で負けた感じ。芝かよ!?というぐらい猛烈なタイム決着。上位馬は本番期待が高い。
みやこS 36.2-36.8 平均戦  ラニは最後方でやる気なし。直線でモンドクラッセが先頭もアポロが素晴らしいタイミングで仕掛け、ロワジャルダンも得意の一瞬の脚で追い込み。モンドはスムーズなレースで完敗。全体にスロー決着で武蔵野S組との差は大きい。
JBCクラシック  ホッコーが絶好のスタート。今までお疲れ様。アウォーディーは先行外目の楽な位置、コパノは先行も行ききれず。先団で直線抜けたアウォーディー、これは楽な展開かと思わせてホッコー意地の差し返し。最後はアウォに軍配。コパノは残せず、後ろから追い込んだが全く相手にならなかったサウンドとノンコ。ラップを見る限りスローに思えるんですけど、速い展開になった時どうなるか。
ブラジルC  先団につけたラニだがなぜかずるずると後退、首を上げてやる気なし。直線向いても馬群から出ようとせず、こりゃ全然ダメかと思ったら突然やる気になって3着まで追い込み。この馬の場合自分自身との競技なので何かをきっかけに覚醒する可能性はある。

DDK「仮想・外国馬としてラニを推す」
スローでリッキーやモーニンにやられるのはわかってると思うので、武蔵野S組はミドルペース以上を狙うと思うんですよね。そうしたかったタガノがいなくなったのはすげー勿体無いけど。直線はスピードを維持できるかどうかの底力勝負になると予想。タピットはエーピーインディにアンブライドルド、テスタマッタに見られるように底力があるのはわかっているし、武蔵野S以外から買うとすればラニだと……思うんですけど……
 あとはアスカノロマン。逃げ残せる中距離馬ならこれだと。ネタは関係ないよ?!

◎ゴールドドリーム  武蔵野Sのレコードペースを追い込んだ素晴らしい末脚。斤量が3歳馬に不利なのは承知ですが、調教も素晴らしく本命で間違いない。
◯ラニ  馬体は素晴らしいのだがやる気がない。こういう馬は初メンコの今回が大チャンス。兄が人気で弟が穴。本気になればなんら見劣りしないと思う。
△カフジテイク 差せる脚を再度期待
△アウォーディー 仕方ない。包まれたら脆い可能性?
△サウンドトゥルー 堅実。前年通り走れば問題なし。
△ノンコノユメ ダートムーアの復権望む。
★アスカノロマン フェブラリーで馬券になってますから…

三連複軸1頭二本  12-(1.2.4.7.8.9)  7-(1.2.8.9)

TNB「アウォーディーは疑問が付く」
 副業(仕事)が忙しくて、本業(競馬)がおろそかになっていました。すみません。予期しないことは起こるもんですが、いい加減にしてほしい。ホッコータルマエとタガノトネールはホントに残念。ホッコーは引退式だけでも……東京大賞典が面白くなくなっちゃう。
 アウォーディーが一番人気でしょうが、左回りはいいとして、距離が短くなって多頭数となるのがどうか。なかなか器用に馬群捌いてくる馬ではないですからね。あとは、抜け出してソラ使うようなので。ノンコノユメは、去勢して体重減っているので、それが戻ってるかどうか。ムーアだけど、馬が意外と成長してない。アスカノロマンは、安定感が増して。しぶとさが生かせれば。逮捕されたことだし、サインはこれじゃね?あとは、ミルコの馬とか、モーニング娘。とかをどうするか。これが一番わからない。ゴールドドリームは来年のフェブラリーSかなぁ。フェブラリーSは若者がいいですが、こっちは年寄りもそこそこ頑張れる。ホッコーも人気ないなら入れとかないと。雨降って時計早くなったら若者になっちゃうけど。
 アウォーディーって、そんなに強いの?内で包まれて終わりじゃない?この馬は器用さがないから危ない。かといって、前走交流レースでゆったり先行しているような馬も信用ならない。武蔵野ステークスや地方交流で差し届かなかった馬ですかね。あとは、サンデーやキングカメハメハの血。血統としては、一見芝向きじゃないかと思える馬がいい。それはフェブラリーも同じだけど。
 カフジテイク、ロワジャルダン、5枠の2頭、デムーロ、8枠をどうするか非常に悩ましい。モーニンはやはり揉まれると弱い。そういう点では外枠はいいのかも。ただ、1800mはちょっと長い。アスカノロマン@和田はベタすぎる。サインとしては、落選したし逮捕されたわけだから、直線先頭に立つも捕まるか落馬するかってとこじゃないかな(笑)

 展開的にはどうなるんですかね?意外とモンドクラッセが楽になりませんかね?去年は、ハイペースでしたが、スローなら一昨年のように前残りもあり得ます。サウンドトゥルーはいいと思いますがねぇ。ペースが向くかどうか。5枠の差し決着の可能性もありうるんじゃないかと。ただ、ペース早ければ、の話。展開次第で、着順は容易に変わりそう。差し決着に張ったほうが当たるとデカそうです。まぁ、オッズ次第。コパノリッキーは、先手取れればね。外国馬いないし、タルマエ回避で楽な展開になりそうですが。モーニンって実はそんなに強くないのかね?フェブラリーのパフォーマンスが良すぎただけに距離延長は良くない。ラニはDDK氏のおっしゃる通り。よくわからん馬です。マジメに走ったら一番強いと思う。距離がちょっと短いけど。ハイペースになるとついていけない可能性もある。追い切りがダートコースなのは、他のコースで馬がたくさんいるところでは調教ができないから。それだけ気性が難しい。以前はこれほどではなかったと思うんですが。アスカノロマンは、意外と先行してしぶとい。平均ラップなら残れる。

MMK「パドックを見るまでわからないぞ」
 さて、枠が発表されホッコータルマエは回避して…モーニンの大外はどーなんすか?アウォーディーは内枠でマークガチガチのケツブロックとかなりそうだから、過剰人気になりそう。やはり、外人騎手の奇襲は注意しなければならないと思う。
 サインからはアスカノロマン、流行語の神ってるってことで神の住む天国…天国の意味のラニが怪しいか…無理矢理感がハンパないけど(笑)アウォーディーは3連複の軸で狙ったほうがいいのかなぁ。
 雨が降る降らないって微妙な天気予報ですね。今週は色んなサインがある中で、誕生日を迎えニュースになった愛子さまがなかなかのインパクトかと。15歳になられ激変し復活の兆しが…と、言うことで15番モーニンを本命にします。距離は1400~1600がベストかと思いますが、船橋ではありますが日テレ盃1800でいい脚をみせてます。
 内枠で囲まれるアウォーディー、たれるコパノ、外から交わすモーニン、それに続く、ノンコ、サウンド、ゴールド、ケンタッキー、、、さらに後ろから3着を狙うカフジテイク!!アウォーディー交わされすぎじゃねーか!

予想 ◎モーニン ◯ゴールドドリーム
△アウオーディー、サウンドトゥルー、ノンコノユメ、アポロケンタッキー
☆カフジテイク
買い目 単勝15 3連複 15-1.2.8.9.12.14

勇気をもって、ルメールだけどコパノリッキーをきってみました。

調教評価 データ
カフジテイク 栗坂51.9-12.7 単走 軽く追っていい動き◯
アウォーディー 栗W12.3 併走 追って伸びず首差遅れ△
ブライトライン 栗坂+.7-12.7 単走平凡△
アスカノロマン 栗W13.3 単走平凡△
ロワジャルダン 美ダート13.0 ダート追…×
モンドクラッセ 美W12.5 単走 伸び鋭い◯
ラニ 栗ダート 単走ダート追… 伸びは素晴らしい◯
サウンドトゥルー 美坂52.2-12.8 単走 踏み込み強い◯
ノンコノユメ 美W13.4 併走遅れ 迫力無し△
メイショウスミトモ 栗坂53.2-12.7 単走平凡△
コパノリッキー 栗W12.3 単走 伸び鋭い◯
ゴールドドリーム 栗坂50.8-12.1 併せ馬を突き放すスピード、これは◎
ブライトアイディア 栗坂52.8-12.6 単走 タイムは出た◯
アポロケンタッキー 栗坂53.6-12.6 併走 パワフルな走り◯
モーニン 栗坂51.1-12.0 単走でタイムも出たが、脚が短い△
前年チャンピオンズカップ>
2着ノンコ現4歳 3着サウンド現6歳
前年東京大賞典>
1着サウンド現6歳
今年フェブラリーS>
1着モーニン4歳 2着ノンコ4歳 3着アスカ5歳
帝王賞>
1着リッキー6歳 2着ノンコ4歳 3着サウンド6歳

世代間実力差4>6>5歳
◎サウンド ◯ノンコ

3歳馬でG1制覇 ○ラニ
前哨戦56kgで3着内 △ゴールド


!大的中!「アウォ複軸で!」
<反省>
DDK「予想上手の馬券下手」
 スタートはアスカ絶好、デムーロ出遅れ。途中ラップは緩急激しい消耗戦。底力勝負に。逃げたモンドが頑張るところをアスカが交わして先頭、そして粘る粘る。中団から直線外に振って完璧な仕掛けのアウォーディーが捉えた。と思ったらその後ろから豪脚一気のサウンドトゥルー!
 ある程度速いペースを耐えてからの差し合い、と展開予想は良かった。底力に劣る若馬をどうして本命にあげちゃいますかね……この展開を予想したなら本命はゴールドじゃなかったね。ラニは根本的にズブい。日本競馬には向かないね。これは期待した分の代償なので、仕方ありません。幻から醒めた気分です。ヒモで1-4着独占しただけに、あとは買い方だけでしょう。惜しかった。
 今回はフェブラリーSの回顧が役に立ちました。モーニンはスピードありすぎて短距離向き、コパノはそもそもスロー戦のみ。ノンコは今回も買ったけど、以前の覇気がない。去勢が失敗だったか。馬券内に日本人だけっていうのを久々に見たような気がします。

TNB「カフジテイク!!!!!!」
 馬連を当てました、が、全くの消化不良です。カフジテイクが伸びきっていれば大当たりだったんですが。惜しい。
 パドックも馬場状態も見ずに予想。基本的には差し馬から。サウンドトゥルー軸。ゴールドドリームを厚めに。カフジテイク、アポロ、ロワジャルダン、ノンコ、ラニまで押さえて完璧と思ってました。アウォーディーもとりあえず入れて。
 サウンドトゥルーでいいんだけど、迷ってアスカノロマンを切ったのがね。ペースがきつくても残れるのはこの馬でした。平安ステークスはめっちゃ強いんだけど、ここ最近の調教がクソなので本調子じゃないとみて切ってしまった。でも、ほぼカフジテイクが差してるので、予想としては完璧に近かった。
 ラップみても、上がりかかってるし、乱ペースでスタミナ寄りの持続力が問われた。ラニがもう少し上位でもいいはずだけど、カフジテイクに寄られてるのと、気性的な問題ですかね。アポロもズブいけど来ている。本質的にはもう少し距離短くでもいいはずだけど。モーニンは、フェブラリーSの回顧が非常に良いこと書いてて。軽い馬場の持続力には強い。こういうタフなレースは厳しいし、外枠だけど、ずっと揉まれてるのも良くない。地方交流の馬場は合わないけど、緩い流れは合うかな。揉まれず先行できれば。コパノリッキーに似ている。
 ゴールドドリームは、まだ雑巾がけが足りない。出遅れて脚使った時点でダメ。よく考えたらこんなタフな流れで一番買ってはいけない。園田でケイティブレイブに逃げ切られてるわけだし、タフなレースは向かない。坂路で速い時計出してるようにスピードタイプになってますね。それこそ、軽い馬場のフェブラリーSなら勝負になるかも。
 アウォーディーは、ソラ使ったようだけど、よく2着に来た。道中の手応えからしたら惨敗かと思った。ユタカさん、さすがです。フェブラリーSでは、アスカノロマンの取捨が難しいです。軽馬場ならモーニン、ゴールドドリーム。ノンコは、おっしゃる通り去勢が良くなかったんじゃ…?ロワジャルダンは、能力的にもうちょっと厳しい。
 カフジテイクも、フェブラリーSどうするか悩みドコロです。重めの馬場なら差せるかな。

MMK「皆さんのおかげです」
 なんとか3連複を獲りました。ここの検討会のおかげで、アスカノロマンにチェックできました。ありがとうございます。
 締め切りギリギリになって、体重プラスも馬体が良く見えたアウォーディーを軸に3連複フォーメーション!!慌てすぎて軸とヒモにアウォーディーがいるとゆー謎な馬券に(笑)
 本命にしていたモーニンは、パドックからテンションが高く、道中はかかってゴールドドリームに合わせられ囲まれるのを嫌がって位置を下げた。体力を消耗して最後は脚が残らず馬群に沈んだ。距離よりも折り合いを欠く結果になったと思う。
 アウォーディーは強かった!でも、それ以上にエンジンの違うサウンドトゥルーが追い込み!!ソラなんか使わされる暇なく差し切り勝ち。ハイペースが向いたのかもしれないけど、最後方からの追い込みかっこよかった!
 今回、プラスだったけれどもモーニン関連の馬券いらなかった…パドックは大切だなと勉強になりました。

レース後血統講座
1.サウンドトゥルー  父フレンチデピュティ⇒父父Deputy Ministerと母父フジキセキ、と聞いてピンときた貴方はダート大好きな御仁なのだろう。かの「ダートの英雄」カネヒキリは父フジキセキと母父Deputy Ministerを持つ当馬は類似の血統で、ガツンとくる瞬発力と持続力は父側と母父側がニックスを作っている恩恵だろう。ただ、カネヒキリと異なるのは母母父に■Lyphardの(ダートには)余分な血を持っていることで、先行力が足りないので成績が安定しないのか。フェブラリーは脚質が向く。
2.アウォーディー  ヘヴンリーロマンスはサンデーに母父Sad. Wel.で母母父Ribot、
Almahmoudの牝馬クロスが入りスピード能力と持続性で勝負するの先行中距離型といった感じか。牝系はF13-c系でMr. Pro.やSeatle Slewと同じスピードと持続力がある系統である。ここに父ジャングルポケットからNur.の刺激を受け3/4クロスも入り、Specialのスピード活性と持久力も得ている。一流の血統がダート血統を駆逐するのはベルシャザールでも見たが、相当に母の血が優秀なのだろう。芝のスピードをダートでも発揮できる点ではNur.の刺激が相当利いていると言える。本来ならこういう馬はフェブラリーS向きなので、来年は期待が高い。
12.ゴールドドリーム  冬のダートを走るのにフレンチデピュティが必要なのはわかるが、配合相手にフジキセキと当馬の父ゴールドアリュールならどう考えたってゴールドアリュール…なのだが、現実は異なる。Northern Dancer、Nijinskyといった柔らかめのクロスにSpecial牝系のクロスまで積んで、スピードの強化を狙っているものの、なんとなく芯の入らない軟弱な血統図に見える。良くなるのはこれから。あと2年後くらいを待とう。
Gな名言
ぎりぎりまで溜める。このハイペース、前の馬は必ず垂れる。
まだ待つんだ。……ここだ!
鞭を振るった騎手に、その瞬間が確かに見えた。

サウンドトゥルー騎乗 大野騎手
「残り1ハロンで先頭の馬が止まって見えた」


2016年結果一覧

牡馬クラシック etc
皐月賞
NHKマイルカップ
東京優駿
菊花賞
牝馬クラシック etc
桜花賞
優駿牝馬
秋華賞
古馬中長距離
天皇賞(春)
宝塚記念
天皇賞(秋)
ジャパンカップ
有馬記念
古馬短距離
高松宮記念
安田記念
スプリンターズS
マイルCS
古馬牝馬・ダート
ヴィクトリアマイル
エリザベス女王杯
フェブラリーS
チャンピオンズC
2歳戦
朝日杯FS
阪神JF