KOL競馬同好会
GⅠ回顧録

予想よりも反省を充実させます。過去の結果はこちら↓
NHKマイルカップ 2016
  東京 芝 1600m
・・・・・

天候:晴 馬場:良

4 メジャーエンブレム C.ルメール 1:32.8
5 ロードクエスト 池添
18 レインボーライン 福永
10 ダンツプリウス 丸山
7 トウショウドラフタ 田辺
<予想>
前哨戦評価
ニュージーランドT 34.9-35.2 平均戦  前に行った馬を見ながらダンツ。中団にエクラ、後方にストーミーと控えたメンバー。有力馬が捲っていって流れが急になるが内で我慢していたダンツとエクラが伸びる。大外からもう少しで差し切れたストーミーは惜しかったが極端とも言える内伸び馬場を外から追い詰めた実力は評価できる。
ファルコンS 33.3-39.7 消耗戦
  スタート良く並んだ中からシゲル先行、トウショウ中団で前を狙う。坂を登るのに全員スピードがガタ落ちで力の無いメンバーなのがバレる。内からブレイブ、外からトウショウが伸びる。一応トウショウが差したものの迫力ない勝ち方。なんだこのタイム偏重は…
アーリントンC  
ここでも先行するシゲル、後方に待機していたレインボーラインがやっとこ伸びた。ダンツとレインボーに差はないがシゲルは一段落ちる印象。
マーガレットS
  ティソーナが2番手から前を捕まえただけの楽なレース。強いのはわかるがこんなに楽なレースができるかどうかは疑問。
4/9 500万下 阪神芝1600  出負けして最後方のハクサン。直線を向いてもイヤイヤして前を拒否、こりゃダメだと思ったところから突然のぶち抜き。タイムはやや重なのに1:34.0 これは強い!

DDK「荒れるレース、のはずなんだ」
 前が引っ張る流れになりそうでミドルからハイペース寄りになる。とすると鈍足の馬や後方一気の馬は全く用無しになる。4コーナーで先団に取り付ける脚さえあれば距離適性はあまり考慮しなくていいのでは。NHKマイルを獲ったあとにG1で活躍した馬は近年は短距離寄りになっている。(ダノンシャンティは馬が強かった、これは別格か。)枠と騎手で買う、条件戦レースとして読む。
◎シュウジ  逃げ馬が最内に入ったら黙って買い。暴走のファルコンS負けたのは参考外として2歳では主役の1頭だったはず。このところ大人しい鞍上もそろそろ警戒。
○メジャーエンブレム  桜花賞勝てなかったのはハッキリと要因ある…ように思える。気分良く先行できれば、と前も同じだったがもうヘマはしないだろう。たぶん。不完全燃焼に終わった桜花賞を鞍上と馬が処理を終えているかどうかが焦点。
△アーバンキッド  ようやく本領を発揮し始めた鞍上を信頼。血統は明らかに長距離だが差せる脚はある。東京向きの走りは期待大
△ティソーナ  楽なレースは望めないが先行できそうな展開と馬場は大きな味方。休養明け!の鞍上も黙ってはいまい。
△トウショウドラフタ  前走は参考外としても東京での堅実な成績は立派。ともかく左回りなら任せてくださいと言わんばかりのローテ、ここに全力で間違いない。
△シャドウアプローチ  朝日杯は上位に及ばずも立派な競馬、一頓挫あったにしてもここのメンバーなら粘りこみは十分ありうる。
★ハクサンルドルフ  上位人気馬と遜色ない末脚の持ち主で混戦を差してこれる可能性はある。西園ムーンの後継者になれるか注目
3連複1頭軸2本  1-(3.4.6.7.9.12)  4-(3.6.7.9)

TNB「はいー デムーロ(今期2回目)」
 内枠パチンコ。そして外人。内枠でも差し馬は軽視。トウショウ牧場は応援したいけど。内枠の外人から買います。キャロットがまた勝ってしまうよー 大穴はシゲル…ブレイブスマッシュも人気なさすぎですね。
 日本のG1とは関係ないですけど、元祖オッサン外人騎手のデザーモさんがケンタッキーダービーで調教師・兼・騎手として出場してるんですね。凄いです!

MMK「メジャーエンブレムに敵無し!」
 はっきり言いましょう。ボーナスレースとしか言いようがありません。あの怪傑牝馬がこんな家来みたいな牡どもに負けるって?あり得ないでしょ。単勝が何倍だろうと一点勝負でお金を増やすレースです。
単勝4 1万円

調教評価 データ
シュウジ 栗坂53.8-11.8 併せ先着 鋭い動き○
エクラミレネール 美W12.4 単走 仕掛けて反応鋭い○
アーバンキッド 美W13.5 併せ先行先着 反応鈍いか△
メジャーエンブレム 美W12.3 大きく先行した併せに同入 追わせる練習か◎
   ;桜花4 美W12.0 併せ 余裕の先着◎
ロードクエスト 美W12.6 併せ遅れ 反応鈍くデキ落ち×
   ;皐月8 美W12.6 併せから抜け出し鋭い伸び◎
ティソーナ 美W13.1 併せ同入 抜かす気迫を感じない△
トウショウドラフタ 美P11.8 単走 動き迫力ある○
イモータル 栗坂53.7-12.9 併せ先着 ブレない力強い走り○
シャドウアプローチ 栗坂55.1-12.6 併せ遅れ 叩き一杯で動きは迫力ある○
ダンツプリウス 栗坂52.4-12.8 併せ先着 見せ鞭に反応良く動き軽快○
ペルソナリテ 美W13.5 単走 平凡△
ハクサンルドルフ 栗坂53.6-12.7 併走同入 気合をつけないと進まない△
シゲルノコギリザメ 栗坂53.7-12.9 単走 平凡△
ブレイブスマッシュ 美W12.6 単走 馬体のハリは良い○
ストーミーシー 美坂55.8-12.5 併せ先着 抜群の加速 これは◎
カネノイロ 美坂56.0-12.5 単走 終い重点も加速良い○
ブランボヌール 栗坂54.5-13.2 単走 明らかにデキ落ち×
   ;桜花8 栗坂53.5-12.7 単走平凡△
レインボーライン 栗坂55.6-13.2 単走 どこに行くのかフラフラ△
<連対条件>
近2走で重賞着差0.3秒以内を経験
○ダンツ ストーミー トウショウ ブレイブ アーバン エクラ レインボー

<3着条件>
前走皐月賞
芝未勝利 
該当なし
芝1600未勝利かつ左回り未勝利
 該当なし
前4走とも4番人気以下

!大的中!「彼女は強い!!」
<反省>
DDK「ゴール板があと50m手前なら」
 デムーロおおおおお! とTNBの叫び声が聞こえた出遅れ。メジャーがつくる流れは速すぎない絶妙なペースでしかも蓋がない楽な展開。坂を上った時点では確かに白黒帽の内枠のみで決まる!はずが…?
①メジャーエンブレム  楽々勝ちましたが、けっこうタフなレースだったと思います。気分よく行ければまだまだ強い。桜花賞はホントもったいなかった。中間400-1000mのラップが桜花賞は36.3、NHKマイルが34.7ですからね。溜めたらダメな馬なところも実にダイワスカーレットにそっくり。
②ロードクエスト  調教では確かに疲れているように見えました。大外追い込みは決まらない馬場のはずでした。全部をひっくり返して2着に食い込んだのだから相当立派です。皐月賞はスピードに寄りすぎた。実はダービーなら面白いのでは?でも、疲れによっては春は終わりでしょう。
③レインボーライン  アーリントンCを過少評価したわけではないんです。今回は買う候補から漏れましたがホントに迷ったんですよ?8枠は実はこのレース、買いなんです。決め手不足でしたが。
17のブランボヌールも頑張ったでしょ?
 メジャーエンブレムは来年の中山スプリンターズSで鉄板!?
 メジャーエンブレムの作った流れは重賞戦に相応しいタフな流れで今年は条件戦のようなグダグダの決着にならなかった。この馬が走るときはタフな流れになり中途半端な馬を削ぎ落とす、ということを覚えておきたい。

TNB「強い先行馬が居る時には」
 デムーロ、痛恨の出遅れ。それで終わった。アーバンキッドも出していって、垂れた。少々のハイペースでも今の馬場なら内で先行が有利と思ってましたが、メジャーエンブレムのペースは意外ときつかったということか。ティソーナもスタート出ていたとしても垂れたかもしれませんね。
 2着以下は追い込みで、強い先行馬がいるときによくあるパターン。馬場と展開の読み違い。ロードクエストはやはり広いコースのほうがいい。新馬のときから馬体は抜けてよかった馬(実は安田記念の日で単勝儲けさせてもらっていました)。今日の馬体はギリギリでしたから、もうこれで休んでほしい。福永もいつもの着狙いでしょ。アーリントン勝ってましたが、大外なので軽視してしまいました。今日は完敗です。

MMK「走る前からわかっていました」
 穴がーヒモがーというのは1着を当ててから。わかりますDDKさん?
 この馬の力と騎手を信じていましたから、この結果で良かったです。展開も向いたし、言うことありませんね。桜花賞で損をした分もこの単勝オッズなら十分取り返しが可能でした。信じた皆さん、報われましたね。


レース後血統講座
2.ロードクエスト  頑なまでに中山にこだわり続けた父マツリダゴッホのイメージで東京でしかも追い込みに回るとあっては来るはずがないと思い込んでいたが、来てしまったものは仕方ない。父母ともBold RulerやSecretariatといった先行・持続系の因子が強く瞬発力は乏しそうに見えるのだが、ということは本来の走りにまわればもっと強いということか?母父チーフベアハートは万能種牡馬なのでこの馬の変わり身はまだまだ序の口かもしれない。セリ落札600万円台ってホントですか!?
5.トウショウドラフタ
  父アンライバルドは父母ポインテッドパスと母系バレークイーンからSunny Gulfの血を引いており、さらに母父ジェイドロバリーと父母父Sad. Wel.で牝馬Specialのクロスもある。血統的にはとても面白い構成を持っているのだが、今回は跳ね返された。もう一発くらいは花火を打ちそうで期待はしたい。
6.ハクサンルドルフ  
父は短距離向きのアドマイヤムーンで母系もNas.の血が濃いアメリカ血統。ともすると凡庸な先行馬になりそうな血統図なのだが後方から鬼脚で追い込めるのはHail to Reasonのクロスの恩恵に他ならない。将来距離を短縮したときがアドマイヤムーンとHail to Reasonのクロスの本領発揮だろう。あの個性派と同じ馬主なのも実にイイ!
Gな名言
5月7日 東京11R、プリンシパルS。 
前目につけたアジュールローズが力強く抜け出し1着でゴール。
低評価を覆す豪脚を見せた。

一口馬主 TNB氏
「ついにダービーです。ダービーですよ!!
馬の体調を第一に考えて欲しいですが、
出場権が手に入っただけでも夢のようです」


2016年結果一覧

牡馬クラシック etc
皐月賞
NHKマイルカップ
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