予想よりも反省を充実させます。過去の結果はこちら↓
天候:晴 馬場:良
1 | 18 | ディーマジェスティ | 蛯名 | 1:57.9 R |
2 | 3 | マカヒキ | 川田 | |
3 | 11 | サトノダイヤモンド | ルメール | |
降 | 16 | リオンディーズ | M.デムーロ | |
4 | 15 | エアスピネル | 武豊 |
前哨戦評価 |
弥生賞 34.3-35.1 平均戦 リオンディーズはカカリ気味に前へ。エアスピはそれをマーク、マカヒキは後方待機。一瞬で前に詰められるスピード、機動力。マカヒキに負けてちょうど良しといった具合。あとは気性がどうかだが、去年の荒れ馬ですら手懐けたデムーロ。ダービーは微妙でもここは落とせないか。エアスピは完全に格落ち。 スプリングS 36.0-36.2 平均戦 ちょっと早めのペースを中団にマウント、後ろからロードとミッキー。スムーズな仕掛けはロブソンだが後ろから詰めたロードもなかなかの魅力。 若葉S 37.2-36.1(やや重) 瞬発戦 完全に上位2頭のマッチレースだがなぜナムラは負けたのか?捲り切った分最後が持たなかったのか?ダイオウが強いのか?最後はパッタリ止まったようにみえるのでダイオウ優勢で取りたいが乗り替わり。 きさらぎ賞 35.5-34.9 平均戦 4コーナー過ぎても全く仕掛けず楽々と先頭、軽く叩いたのみで抜群の伸びのサトノ。圧勝は圧勝だが厳しいレースをしないのは本番どうでるか? 共同通信杯 35.8-35.4 平均戦 有力馬を破ったディーだが、内で我慢してズブい脚はいかにも東京向き。機動力に乏しくここでは減点。 |
調教評価 | データ | |
ドレッドノータス 栗坂54.7-12.7 併せ遅れ 平凡△ ジョルジュサンク 栗坂56.0-12.7 併せ遅れ 平凡△ マカヒキ 栗坂52.7-13.0 単走平凡△ アドマイヤダイオウ 栗W13.7 単走平凡△ マウントロブソン 美W12.8 3頭併せの内同入 我慢の調教○ ミライヘノツバサ 美坂55.1-13.5 併せ同入 平凡△ ウムブルフ 美W12.9 単走伸び良い○ ミッキーロケット 栗坂52.5-13.1 併せ遅れ 削られて遅れ△ ナムラシングン 栗坂56.0-12.9 大きなトビで併せ先着 タイムは微妙△ トーアアラジン 栗坂57.9-13.2 単走歩いただけ✖︎ サトノダイヤモンド 栗坂W11.9 長めに追って余裕の併せ先着 絶好調◎ リスペクトアース 美W13.3 併せ同入 平凡△ プロフェット 栗坂53.6-12.0 併せ先着 叩かれ伸び鋭い○ ロードクエスト 美W12.6 併せから抜け出し鋭い伸び これは◎ エアスピネル 栗坂53.9-12.0 併せに反応良く先着 軽快○ リオンディーズ 栗W11.8 併せ遅れ 軽く流しただけ ピリピリしている…?✖︎ アドマイヤモラール 美W12.6 雄大なフォームで併せ先着 良好○ ディーマジェスティ 美W12.3 併せ遅れ どうにも反応鈍い△ |
TR=トライアル OP=オープン戦 <優勝条件> TRを含む3連勝以上、ただしTRを1馬身以上で勝利 該当なし <連対条件> TRで権利を獲得した馬のうち重賞連対またはOP特別勝利 ○マカ エアスピ リオン TR以外の重賞で2馬身以上勝利 ○サトノ <馬券条件> ホープフルS、京成杯で連対(1人気2着を除く) △プロフェ (ロード) 近3走で2勝以上、うち1つはOP以上を勝利 △(ドレッド) ディー <消し条件> キャリア5戦以上かつ重賞で馬券圏内なし ×ジョルジュ ミライ ウム ミッキー ナムラ トーア TR以外の2000m敗退歴(TRで勝った場合は除外) ×アドマイヤモ 芝実績なし 該当無し スプリングS5着以下 ×アドマイヤモ ドレッド 連対率5割以下 ×トーア アドマイヤモ |
レース後血統講座 |
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1.ディーマジェスティ 3代母Deff the Derbyは英・愛ダービー、さらにキングジョージでぶっちぎったジェネラスを出しており、近親馬にもTrillion-トリプティクがいて欧州芝でスピードに傑出した馬を出す牝系である。Deff
the DerbyはFighting Fox-Margueryの全兄弟クロスや父の本系統のNas.クロスなどかなり濃縮された近親配合で豊富なスピードとBois
Rousselのスタミナの因子を持っている。その孫エルノヴァ(父サンデー)がステイヤーズSで2着、エリザベス女王杯3着と牝馬ながら長距離で活躍しているので欧州のスピード血統が日本でステイヤーになる基本的なパターンを踏襲しているといえる。どう考えてもダービーや菊花賞向きだが、圧倒的なスピードで器用さを求められる(はずの)レースを捻じ伏せてしまった。これでダービーを圧勝できるのなら、この厩舎、この騎手、この血統で秋は欧州にぜひ行くべきだろう。欧州血統を日本で洗練させた結晶、この馬を凱旋門賞で輝かせて欲しい、というのはまだ早いだろうか。 2.マカヒキ 2代母リアルナンバーはアルゼンチンの重賞馬だが産駒はみなダート向きで先行力>瞬発力の凡庸な馬が多い。母ウィキウィキもダートで数戦しただけの凡馬だったがディープインパクトとの配合で芝短距離の重賞馬ウリウリを出した。全弟のマカヒキもフレンチデピュティやRainbow Questの重さは感じず優れた瞬発力で勝負するタイプに出ているので、これは母系のサザンヘイローとサンデーのHaloクロスが絶大な効果を発揮しているからだろう。父ディープの良さを十分に引き継いでいる馬だがあとは距離が持つかどうか。ダービーはこういう馬でも走れると思うが。 3.サトノダイヤモンド 母マルペンサはアルゼンチンのG1馬で世界の血統図からは傍流だがDanzig系の軽いスピードとHalo系の鋭い瞬発力の因子を持ちマカヒキと似た血統ではある。しかし、マカヒキよりもさらに余計な因子を削いでスピードに優れていそうな血統ではある。父ディープとDanzig系の相性の良さは言うまでもないが、過去にキズナの例を見てもこの配合が輝くのは府中の舞台だろう。中山ではいかにもディープらしい負け方だったしこれは次へ期待が大きい。ボトムラインにスタミナ因子が少ないことが(Backpasser系、Fairway系とどちらもスピードの補助血統である)ハイペースの流れでディーマジェスティやマカヒキに敗れた原因だろう。 |
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Gな名言 | ||
馬主になって42年。総合病院の理事長が初めて掴んだ牡馬クラシックの切符。強いと言われた相手をまとめて一蹴。 ディーマジェスティ馬主 嶋田賢氏 「競馬をやっていて、こんなうれしいことはありません。天候や状態、全ての条件が整ったからの勝利。これからも無事で走ってくれれば…」 |
なぜ2000mでデビューさせた気性難の馬を1600mに距離短縮させたのか。もうこれで中距離以上は我慢が利かない馬になると予言する。私はリオンディーズが嫌いだ。(2015朝日杯回顧より)が、最近のデムーロ無双を見たらこれしかない。ダービーは無理でも皐月はこなす。去年の皐月賞予想と回顧を見直してそう確信。
◎マウントロブソン 小倉稍重で出した1:59.8は持ち時計トップ。稍重なのに向う正面から捲り切って最後まで残したあすなろ賞は驚異。血統はまるで違うがメイショウサムソンを思い出す走り方とローテ。ぜひ一発カマしてほしい。
○リオンディーズ もうこの血統、この騎手は見たくない。と、穴党のTNB氏は言うだろうがこれは仕方ない。勝ちかどうかに興味はない。馬券内は固い。これ以上会員増えるのヤダ、抽選会的に。
△アドマイヤダイオウ トップスピードに難はあるが、スタミナを生かした前目粘り込みなら期待もほのかにある。なんとなく調子の良いF永騎手だし本来は追い込むより先行が得意のはず。
△サトノダイヤモンド スケール感は素晴らしいものがあるがディープにDanzigの組み合わせはどちらかといえばダービー向き。坂で急ブレーキになる可能性もあるが、そんなもの気にしないくらい大物の予感も。雨は嫌だ、と思ったら降ってきた。
△プロフェット この血統はあまり伸びないんじゃ、と評価してスミマセン。スローが前提だが2分台の決着なら実は前目からの粘り込みがあるんじゃないかと密かに期待。
△ロードクエスト やっぱりこの父の名を見たら中山で買わざるを得ない。体を伸ばす走法は父譲り。前走の反省を生かせれば、この騎手だし期待は大きい。思い切って大物喰いまで!
★マカヒキ 前走は奇襲に近い形で勝利。リオンのやや早めに動くしかない気性を読み切ってのファインプレー。が、2度目が通用するかどうか。相手も修正してくるだろう。雨はマイナス。
3連複1頭軸2本 5-(3.4.11.13.14.16) 16-(4.11.13.14)