予想よりも反省を充実させます。過去の結果はこちら↓
天候:曇 馬場:良
1 | 16 | ミッキーアイル | 浜中 | |
2 | 8 | イスラボニータ | C.ルメール | |
3 | 15 | ネオリアリズム | R.ムーア | |
4 | 6 | ダノンシャーク | 松山 | |
5 | 2 | サトノアラジン | 川田 |
前哨戦評価 |
スワンS 34.4-34.5 平均戦 短距離戦にしてはスロー。団子の馬群の大外を鋭く刈ったサトノアラジン、そのうしろにサトノルパンが入ってサトノ丼。フィエロは道中かかり気味でさらに直線どん詰まり。このレースは参考外。 富士S 36.3-34.2 瞬発戦 前争いでヤングマンが好位置キープ。マイル戦にしてはバラけた展開。内を突いたヤングマンとイスラボニータの決着。ガリバルディは最後方からになり無理展開ながら差し込みの鋭さは見せた。ラップはマイルCS向きだが内伸びの決着が気にくわない。 関屋記念 34.4-34.7 平均戦 いい位置で溜めたヤングマンパワーが直線差した。こういう勝ち方がいいんですけど。壁を捌いてなんとか滑り込んだマジックタイム、展開が向けばさらに怖い。 |
調教評価 | データ | |
ディサイファ 美坂53.4-12.8 単走平凡△ サトノアラジン 栗W11.6 併走軽く仕掛けて伸び鋭い これは◎ スノードラゴン 美坂51.1-12.6 単走平凡△ ロードクエスト 栗W12.7 ほぼ単走だが雄大な走り◯ ヤングマンパワー 美坂53.2-12.5 三頭併せ、我慢の調教△ ダノンシャーク 栗坂51.5-12.6 併走先着、パワフルで素晴らしい◎ フィエロ 栗坂53.9-12.2 単走平凡△ イスラボニータ 美W12.9 単走軽め?△ サトノルパン 栗W13.0 単走軽め△ マジックタイム 美W13.1 単走のびのび◯ テイエムタイホー 栗W11.3 単走、迫力ある走り◯ ウインプリメーラ 栗坂52.5-12.0 単走、軽快◯ ダコール 栗坂51.4-12.9 単走途中バテ× クラレント 栗坂51.9-13.2 併走、前に出てから気を抜く△ ネオリアリズム 美W12.7 併走遅れ!× ミッキーアイル 栗坂51.7-12.4 併走、突き放せず△ ガリバルディ 栗坂51.7-12.8 単走軽め△ サンライズメジャー 栗坂55.6-12.4 単走、流石に遅すぎる× |
<消し条件> ・前走10着以下 ×ダコール クラレント サンライズ ・前走馬券にならなかった3歳馬 ×ロード <上位条件> ・今年1400-1800重賞勝利の古馬 ◯サトノアラジン、ヤングマン、ガリバルディ、マジックタイム ・同条件重賞タイム差なし2着 ◯ダノン |
レース後血統講座 |
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3.ネオリアリズム 半兄にアイルラヴァゲイン(父エルコン)、リアルインパクト(父ディープ)と母側の血統だけを見れば確かにマイルG1で勝負できるだけのポテンシャルを感じる。ただ、リアルインパクトですらキレを持たず雪崩れ込むレースを得意としていたように父ネオユニで同じように先行雪崩れ込み型のこの馬は高速馬場の京都では不要!と言い切った。平均ペースで後ろのキレを殺す展開なら十分前残りが可能で、安田記念はさらに得意舞台か。ただし、この血統は基本的に旬が短い。 7.ガリバルディ 全兄にマイル重賞馬マルカシェンクがいる。ダービー4着、以後はマイルで成績を残すもののG1でことごとく惨敗した全兄を思い出す限り、適性はもうちょっと長い距離にありそうな気がする。母父Zafonicのさらに母父はThe Minstrelでゴールドシップとオルフェーヴルの比較でも推測されるように同血ノーザンテーストよりもやや長距離向きである。本質的に前哨戦大将で本番は実力を発揮できない可能性もある。 16.ヤングマンパワー 母は父サンデーに母父Nureyev、母母父Rivermanとトップスピードに長けた良血を揃えたものの実際には芝でスピード不足に悩みダートを主戦とした。父スニッツェルはデインヒル系の筋骨豊富で平均的なスピードはあるが器用さや瞬発力を欠く特徴を引き継ぎ、成長の早さも併せ持つ。重賞を勝てる器に成長したのは立派だが、G1では武器が足りない印象がある。 |
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Gな名言 | ||
直線で大きな不利を受けながらも、きっちりと末脚を使い切っての4着。 京都マイルのスペシャリストらしい、素晴らしい引退レースとなった。 ダノンシャーク 大久保龍志調教師 「大きな故障もなく、ずっと一線級で走ってくれた。感謝しています。」 |
ネオリアリズム …買えない ネオユニ産駒らしく札幌馬場が大好き。前走札幌記念の勝利はお見事だがラップを見れば12秒台までしかない、どスロー逃げ切りの決着。ムーアが乗って追い込んで勝った東京1800も11秒台が出たのはラスト2ハロンのみで途中12.5を二回も計測する中緩みのレース。ラスト3Fで11秒台が揃った瞬発戦ではコロリと負けている。で、毎年高速上がりを記録するマイルCSとは適性がまるで違う。消し。3着すら怪しい。
ミッキーアイル…買えない 去年の成績を見て欲しい。阪急杯2着→高松宮3着→安田惨敗、スプリンターズS4着→香港スプリント7着。今年は高松宮のあと半年も休養に充てスプリンターズSで2着。消耗の激しい馬で遠征を挟むと途端に崩れるメンタルの脆さは古馬になって目立って来た。展開やラップからは一見向くように見えても、春はパスしたマイル戦を挟んできたのは香港に向けての体調維持の為か、陣営の資金繰りの為か。どっちにしろ短距離型により特化しているうえに充電不足の今回は全く狙えない。
ロードクエスト…買えない サンデー後継ながら全身運動で走るパワー型マツリダゴッホ産駒でで中山向き。渾身でNHKマイルを差してきたものの、このG1は毎年レベルが疑わしい。オータムハンデで斤量背負いながら勝ったのは評価できるが、上がり3Fのラップが11秒後半のみでは加速力は京都では足りない。初輸送、高速馬場、さらにこのレースはなぜか古馬との斤量差が1kgで3歳馬不利。これは厳しい。
ヤングマン★パワー…充実 と書こうと思ってたら、TNB氏に いい鴨 発言頂きました。確かにキレ勝負には対処できないっすな。
◎ディサイファ 安田記念は果敢に先行で直線垂れたが、あの乗り方こそマイルCSに向く。自分でペースを掴みに行けて、このレース1番枠の勝率が素晴らしい鞍上とくれば本命以外には考えられない。
◯フィエロ 安田記念で後方一気だったがあの乱ペースは難しすぎた。2年連続2着のこの舞台、流石に衰えはあってもメンバー弱化の今回は期待大きい。
△サトノアラジン 内すぎる枠がマイナスだが無視はできず
△ヤングマンパワー 重賞連勝で勢いはある、鞍上も豪腕
△イスラボニータ 高速決着にさえならなければ。実力確か。
△ガリバルディ フィエロの同厩舎で差し込み狙い
★ダノンシャーク 引退レースだが仕上げ完璧、実績に敬意を払う。筋肉の衰えは隠せないが頑張ってほしい。2014年の縁。
3連複1頭軸2本 1-(2.5.6.7.8.17) 7-(2.5.8.17)