KOL競馬同好会
GⅠ回顧録

予想よりも反省を充実させます。過去の結果はこちら↓
高松宮記念 2017
  中京 芝 1200m
・・・・・

天候:雨 馬場:やや重

 1 6 セイウンコウセイ  1:08.7
 2 3 レッツゴードンキ 岩田  
 3 7 レッドファルクス M.デムーロ  
 4 1 ティーハーフ 国分優  
 5 2 フィエロ 内田  
<予想>
前哨戦評価
阪神C 34.9-35.4 消耗戦 ミッキーアイルが逃げるのをイスラ、レッドアリオンが追っかける。シュウジ、フィエロがその後ろの内で我慢。後ろからヒルノデイバロー。直線で前残りかと思わせて外からシュウジとフィエロが差し込み。前が鈍った上にギリギリ届いた感じ。これより距離が短くなるのはマイナスか。とは言え着実な成長で大物を撃破した実力は侮れない。
シルクロードS 33.9-33.9 平均戦 ソルヴェイグが逃げたが迫力なし、もともと脚が速いというタイプではなくパワー要素が混ざる馬。直線で簡単に捕まる。セイウンは決め手勝負で負けた上に今回は2kgの斤量増。やや厳しいか。
阪急杯 33.8-35.9 消耗戦 シュウジが好スタートも抑える謎騎乗。直線で動かそうにも全く馬にやる気がなかった。前は総崩れで差し込みのみで決まった決着だが全体タイムはかなり優秀。が、トーキングドラムのベストパフォーマンスは1400か。
オーシャンS 33.6-34.2 平均戦 内で我慢したナックビーナスと外から仕掛けたメラグラーナの持久力が際立ったレース。実績もありこの2頭は本番も要注意。
京都牝馬S 35.8-34.7 瞬発戦 ややスローの流れを我慢するドンキ、逃げ馬を直線で楽々捉えた。総合タイムは平凡で見栄えほど凄い勝利ではない、か?

DDK「先週のデムーロ裁定の真意は。」
 魅力のないメンツに騎手まで居ないなんてことにならないように、先週お情けをもらった、ってことでいいんですよね彼は。邪推ですかね。ここはぜひ出遅れて囲まれていただきたい。
 毎年言ってますが若い時のマイル好走馬。と、持ちタイム。(NHKマイルと言いたいけど今年はそもそも居ない。)去年の回顧も参考になるのでは。

◎メラグラーナ  マイラーのN.D.系が当たる!と信じて買ったタートルボウル産駒は微妙。当たりはこっちだったかもしれない。ファストネットロックはミドルペースに強いスプリンターで、いよいよ本格化したか。期待大きい。
◯セイウンコウセイ  ホントなら4歳馬からは選びたくないが、メラグラーナに先着しているし堅実な成績なら信じてもいいか。この父も短距離系だが母はNHKマイルに強いパテントリークリア系。初中京の経験不足が心配だが血の力でなんとか…
△ヒルノデイバロー  展開を問わず差し込み可能。馬券内には。
フィエロ  実はマイルCSと高松宮の相性が良い!
ソルヴェイグ  前走案外だが調教良いし、改めて期待。
トーキングドラム 阪急杯1着馬で中京向きの騎手、黙って買い。
★レッドファルクス 出遅れ癖を解消できたとは思えず、実績があっても不安

三連複1頭軸2本  12-(2.6.7.13.14.15)  6-(2.13.14.15)

レッツゴーさんは時計の裏付けがないでしょ。スローの戦いならメラグラーナ、あるいはフィエロのほうが上。来たらばごめんなさい。

TNB「ドバイに行けばよかった」
 DDK会長が言っていた、3歳時のマイル実績が重要というのは合っていると思います。桜花賞を逃げ切ったドンキは向いている舞台と思います。あとは、馬場が意外と悪いので、重実績のあるセイウンコウセイとレッドファルクス。
 レッドファルクスは、スプリンターSよりはこちらが向いているはず。調教は明らかに足りないけど。ウッドでこんなに追うのはこの馬のパターンではない。
 シュウジ、ソルヴェイグはスプリンターより斤量増えるのと、この馬場は厳しい。同様にメラグラーナも、京阪杯はもっと馬場悪かったけど、道悪で多頭数は厳しい。あとは、重い馬場で実績のある差し馬ということで、スノードラゴン、クリスマス、ヒルノデイバロー。距離短縮でフィエロ。

ドバイ3連勝です。アロゲートは強かった。さらに、ヴィブロスは物凄く強かった。

MMK「人気薄狙いならナックビーナス」
 前走の勝ち方が良かったメラグラーナを本命で。実力上位のレッドを対抗、最近勢いを取り戻しつつある岩田さんのレッツゴーさんを押さえ。ナックビーナスは中山専用だと思うけど、自在性を信じてヒモで。

◎メラグラーナ ○レッドファルクス ▲レッツゴードンキ、ソルヴェイグ ★ナックビーナス

調教評価 データ
クリスマス 美W12.7 単走、動きは良い◯
シュウジ 栗坂51.0-12.0 単走、鞭を入れても伸びない△
  ;スプ④ 栗坂51.1-12.4 併せ先着○
スノードラゴン 美坂52.2-12.3 単走平凡△
  ;スプ⑤ 美坂51.1-12.6 パワフル○
セイウンコウセイ 美W12.5 単走、鋭い加速◯
ソルヴェイグ 栗坂50.9-11.5 単走、ほぼ馬なりで好タイム◯
  ;スプ③ 栗坂52.5-11.9 単走好タイム○
ティーハーフ 栗坂51.9-12.3 併せて先着 持久力ありそう◯
  ;スプ 栗坂52.9-12.1 まっすぐ走らず△
トウショウピスト 栗W84.5-11.8 単走平凡△
トーキングドラム 美W12.7 併せ同入 平凡△
ナックビーナス 美P 併せて同入 調整程度△
バクシンテイオー 美W12.9 併せ遅れ 加速悪い×
ヒルノデイバロー 栗坂51.4-12.3 併せて同入 平凡△
フィエロ 栗坂53.0-12.1 単走 最後まで加速◯
  ;MCS 栗坂53.9-12.2 単走平凡△
メラグラーナ 栗坂52.4-12.2 単走、跳ねるような軽いフットワーク◯
ラインスピリット 栗坂52.1-12.5 単走平凡△
レッツゴードンキ 栗坂52.4-12.4 単走、どうにも進まず△
  ;スプ 栗坂54.0-11.9 単走最後まできっちり○
レッドアリオン 栗坂52.2-12.3 併せて同入 平凡△
  ;スプ 栗坂54.3-12.0 併走同入△
レッドファルクス 美W12.8 追って鋭い反応◯
  ;スプ① 美D 併走先着ダート△
ワンスインナムーン 美坂53.2-11.7 首高いが加速は鋭い◯
<消し条件>
・前2走1600m以下で掲示板外
×スノー ティー
トウショウ バクシン Rアリオン

・前走10着以下
×ティー トウショウ Rアリオン

・7歳以上で前2走で連対できず
×スノー ティー バクシン フィエロ Rアリオン

・前哨戦0.8以上敗退
×シュウジ

!大的中!TNB「◎○▲どんぴしゃです」
<反省>
DDK「若い時のマイル実績」
 ね、マイル実績ですよ(笑
 レッツゴーさんの桜花賞はもちろん考慮してましたけど、前哨戦の京都牝馬がね……本番とは流れが違いすぎるだろと思って切りました。が!岩田の白帽。今年はアイツが帰ってくる!
 レッドファルクスは海外帰りで調整ミス。でも来てしまったのはこの馬場だから。実力も上だね。
 フィエロさんの健闘は予想してたけど、ティーハーフって何だよ!

TNB「クルミちゃんの分も頑張って。」
 セイウンードンキの馬連取りました。レースは、33.8-34.9秒で時計も去年よりはだいぶ遅い。馬場差があるにしても、レベルはどうですかね。メラグラーナは、走らなすぎでしょう。僕は条件馬時代からあまり評価してませんでしたが、過大評価されているんじゃないかと思います。次もおそらく人気でしょうが、条件によっては軽視したい。スローで勝ったり、中山のレースでも上がりが止まっているのを差しているだけ。  今日は順当な負けです。
 レッドファルクスは香港使わなければよかった。そうすりゃ勝てたかもしれん。ドンキは岩田乗りが復活しつつある。この馬場でよく差してきました。でも、本質的にはツルツルの馬場よりこのくらいのほうがいい。チューリップ賞や桜花賞も重めの馬場でした。まだまだこれから。クルミちゃん(TNB氏持ち馬クルミナル;桜花賞2着)の分も頑張ってもらわないとね!
 スノードラゴン、フィエロあたりも追い込んでいるけど、あの程度が精いっぱいかな。ティーハーフも重馬場だからでしょう。人気ほど実力に差はないですよ。条件次第で人気薄が台頭する。ただ、馬場が重くなっても前の中京みたいに外枠天国にはならなくなってきている。今日も外枠はあまり来てません。
 次へ向けては、メラグラーナは過信禁物。来年以降には、3歳時のマイル実績が重要ということで。

MMK「体重も馬場も重すぎた」
 メラグラーナを本命にしてしまいましたが、馬場と体重でダメでしたね。セイウンコウセイが買えなかったです。レッツゴーは岩田を信じて印を打ってたんですが。
 もっと前残りかと思いましたが、差し馬が強かったです。馬場が変わると予想は難しいっす。

 最近、G1のみならず平場でもEbi名さんの名前をみないのは気のせい?

レース後血統講座
1.セイウンコウセイ  当馬の祖・名牝系パテントリークリアからはタイキクラリティを経てクラリティシチー、クラリティスカイ、あるいはフェルミオンを経て○○クォークの善戦兄弟といったマイルから中距離に強い馬が出ている。パテントリークリアのさらに根元を辿るとF2-f Altoviscarがいて、ディープインパクト牝系と同じく瞬発力に長けるスローペース向きの牝系である。ここに短距離向きのアドマイヤムーンがスピードとパワーを与えているものと考えられるが高速決着ではどうみても分が悪そう。今回は重馬場に助けられたか。
2.レッツゴードンキ  母父マーベラスサンデーは芝中距離の善戦マン。父サンデーと母父ヴァイスリーガルの配合はその全弟Vice RegentがDeputy Minister-フレンチデピュティ-クロフネと母父で名を馳せているのをみると現代でも通用する相性の良い配合だったといえる。これがマイルで通用するのだから母父の能力を父、母母の▲Specialクロスが底上げしているのは間違いないがやや瞬発力を欠く傾向になってしまうのは仕方ないか。桜花賞の走りを見ても坂を苦にする要素は無く、秋も警戒が必要。
12.メラグラーナ  父Fastnet Rockは短距離のスピード馬でオーストラリアを席巻している種牡馬、父デインヒルというより母父ロイヤルアカデミーIIが適性を引っ張っている。どちらにしろスピードに乗りつつ最後の瞬発力で前を捉えるのが得意。母父はSeeking the GoldとDamascusでスピード+パワーのダート血統、母母はDjebelやKsarといった零細系の血が濃い。あまりハイペースが得意な血統には見えないが、秋はどうでるか。成績と血統からは中山が得意そうではあるが。
Gな名言
お休み

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